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【pickupニュース】マンション購入、基本スペック+アルファの決め手は営業マン?

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Swan Styleがマンション購入体験をめぐる調査を実施
株式会社Swan Styleは13日、2,000万円以上のマンションを購入した経験をもつ人を対象に、「マンション購入に関する調査」と題したアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

人生の中でも大きな買い物となる、マンション購入を決断した人が、どのような点を優先して考え、またそのステップにおいてどんな経験や思いをしたか、一般生活者の意識と行動実態をみることができます。

調査は、ゼネラルリサーチ協力のもと、2020年2月28日~2月29日に、2,000万円以上のマンション購入経験者を対象として、インターネットアンケート方式で行い、1,108人から有効回答を得たものとなっています。

・購入物件の価格帯
2,000万円~2,500万円:14.9%
2,500万円~3,000万円:17.5%
3,000万円~5,000万円:49.4%
5,000万円~6,000万円:10.3%
6,000万円以上:7.9%

まず、回答者が購入した物件の価格帯を調査すると、約半数は「3,000万円~5,000万円」で、以下「2,500万円~3,000万円」が17.5%、「2,000万円~2,500万円」で14.9%などとなり、5,000万円未満が8割強を占めていました。「6,000万円以上」は7.9%で、1割にも届きません。

不動産価格が高騰し、“億ション”販売もしばしば話題になりますが、そうしたマンションを実際に購入する層は、やはり限られた存在になるようです。

・物件購入検討時の優先項目
立地:91.8%
間取り・専有面積:90.7%
物件の付加価値(ハード・共用付帯施設・仕様など)の魅力:49.6%
不動産会社(ブランド)の信頼度:30.7%
営業マンの対応:18.3%
不動産会社の口コミ:15.4%
その他:3.5%

物件購入を検討する際に優先したことを上位3つまで挙げてもらったところ、「立地」がトップの91.8%で、2位は「間取り・専有面積」の90.7%でした。このトップ2に関しては、ほとんどの人が重視していたといえます。

続く3位は「物件の付加価値の魅力」で、ハード面や共用付帯施設、仕様がどうかといったその他のスペックにかかる項目で、49.6%と約半数でした。4位に「不動産会社(ブランド)の信頼度」が30.7%でランクインしています。

やや割合は限られるものの、5位に「営業マンの対応」が18.3%で入り、6位で「不動産会社の口コミ」が15.4%の回答率になるなど、物件そのもの以外の業者によるサービス面を挙げた人もみられました。

購入ステップの満足度は営業マンが握る?
・物件選びで嬉しかったこと
家族の会話の増加
最初から最後まで親身に相談に乗ってくれた営業マンの態度
プラン変更に応じてくれたサービス
希望以上の物件を得られた

さまざまな物件の中から、購入に向かって検討を進めていく際に、感じた嬉しさを具体的に尋ねたところ、家族での会話が増えたことといったコメントがみられたほか、モデルルームに足を運んだときから契約にいたるまで、同じ営業マンが親身に相談に乗ってくれたといった声や、自由プランを謳っていなかった物件ながらプラン変更に対応してくれたといった声が寄せられました。

また、希望していた以上の条件・スペックを有する物件に引っ越しできたと高い満足度のコメントを寄せる人もあったとされています。

大変なことも多い不動産購入ですが、そういったシーンだからこそ、営業マンの心遣いや業者の誠実な対応、親身になって応じるサービスが“嬉しかったこと”として印象に残りやすい傾向がうかがわれました。

・物件選びで感じた悲しさ/残念さ
悲しいこと・残念なことがあった:24.3%
とくになかった:75.7%

【具体的コメント】
営業マンの話と実際が違った
最初の良い担当者が途中で急に変わった
物件は気に入ったが近隣環境が悪かった
知識不足で高い金利の住宅ローンを選んでしまった

続いて、逆に悲しかったこと、残念だったことがあったかどうかを尋ねると、24.3%があったと回答、全体の約4分の1に該当する経験がありました。こちらも具体的内容を尋ねると、営業マンの話と実際の間取りや条件に違いがあったといった声や、最初の担当者が良かったのに、業者側の事情で急に変えられてしまったという声などがありました。

また、物件は良かったものの、近隣環境の悪さを見落としてしまっていたケースや、住宅ローンを組む際に、十分に選んでいる時間も知識もなく、結局高金利の銀行で借りてしまったと後悔しているケースなどもあります。

物件そのものから残念な思いをするケースは少なく、むしろソフト面の営業マンによる対応や、業者が提供するサポート内容に関係するポイントなどが多く挙げられました。加えて、物件自体を選ぶことに注意が集中しすぎ、周囲環境や資金面に落とし穴があった事例も少なくなかったため、これらのポイントは注意したいところでしょう。

・購入にいたった決め手
立地:89.7%
間取り・専有面積:89.1%
物件の付加価値(ハード・共用付帯施設・仕様など)の魅力:52.0%
不動産会社(ブランド)の信頼度:29.2%
営業マンの対応:20.9%
不動産会社の口コミ:13.8%
その他:5.3%

最終的に購入にいたった決め手は何だったか、上位3つで回答してもらったところ、やはり「立地」が最も多く89.7%で、2位が「間取り・専有面積」の89.1%となっていました。9割には届かなかったものの、検討段階でも重視されていたトップ2が、同じく圧倒的なトップ2として選択されています。

3位も「物件の付加価値の魅力」で52.0%となり、こちらは検討段階より微増していました。4位が「不動産会社(ブランド)の信頼度」で29.2%、5位に「営業マンの対応」の20.9%が続きます。ランキングは、購入時の優先項目と同様の結果でしたが、「営業マンの対応」は2.6ポイント増加し、2割を超えていました。

・購入検討時、途中で不動産会社を変更したか
はい:16.3%
いいえ:83.7%

購入検討時に、途中で不動産会社を変えたことがあったかという問いでは、16.3%が「はい」と回答しました。その理由では、対応への不信感や、希望に合う物件の提示が受けられなかったことなどが挙げられています。

・営業マンへの満足度
非常に満足:21.2%
どちらかといえば満足:67.2%
やや不満:9.6%
不満:2.0%

実際にマンションを購入した業者の営業マンについて、その対応満足度を尋ねると、「非常に満足」が21.2%、「どちらかといえば満足」が67.2%で、合計88.4%の人が満足感を覚えていました。

「やや不満」との回答は1割弱、「不満」は2.0%にとどまっています。営業マンの対応に残念な思いをした人も少なくなかったものの、最終的に購入したところの担当者には、良い印象をもっている人が多いことがうかがわれました。

営業マンの対応は、購買意欲やのちの満足度に大きく関わっていることが分かります。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社Swan Styleによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000052812.html

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