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【pickupニュース】19年3Qの首都圏住宅地価、エリア平均0.1%のプラス

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野村不動産アーバンネットが定例の住宅地価動向調査結果を公開
野村不動産アーバンネット株式会社は11日、同社の実勢調査として行っている首都圏の「住宅地価動向」調査について、最新結果をまとめた2019年7~9月期分の資料を公開しました。

この調査は、毎年1月、4月、7月、10月の3カ月ごとで実施しているもので、1989年7月にスタート、実勢調査として今回で第124回を数えます。調査対象は「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて調査地点を選定しており、今回調査では住宅地の168地点が選ばれました。

価格は通常取引を想定し、野村不動産アーバンネットが査定した実勢価格で、あくまでも限定エリアから抽出された地点の査定価格をもととしていることから、データとして都県全体の変動率を表すものではないとの注意が付されています。

・首都圏エリアの住宅地価格
エリア平均価格変動率:+0.1%

【地点ごとの変動状況】
値上がり地点:5.4%(前回比-1.7ポイント)
横ばい地点:94.0%(前回比+2.9ポイント)
値下がり地点:0.6%(前回比-1.2ポイント)

2019年7~9月期の首都圏における住宅地価格は、全体平均で0.1%のプラスとなりました。前期も同じく0.1%のプラスで、2四半期連続の微増になっています。

調査地点ごとにみた価格変動では、「値上がり」を示した地点が全体の5.4%で、前回より1.7ポイント減少しました。一方、「値下がり」を示した地点も前回より減少し、わずか0.6%となっています。今回は「横ばい」となった地点が94.0%と非常に多く、大きな変動はみられない結果でした。

東京都下が上昇を牽引も横ばい傾向が強め
・首都圏エリアの住宅地価格(年間ベース)
エリア平均年間変動率:+0.1%

【地点ごとの変動状況】
値上がり地点:10.7%(前回比-7.8ポイント)
横ばい地点:80.4%(前回比+7.2ポイント)
値下がり地点:8.9%(前回比+0.6ポイント)

首都圏エリア全体の住宅地価格変動を年間ベースでみると、変動率は平均で0.1%のプラスとなりました。前回調査時点では0.2%のプラスとなっていたため、0.1ポイントの低下になりましたが、なおプラス基調を維持しています。

調査地点ごとの変動状況では、「値上がり」地点が前回より7.8ポイントの減少となり、約1割にとどまりました。代わって増加したのは「横ばい」地点で、全体の約8割にのぼっています。「値下がり」を示す地点もわずかに増え、前回より0.6ポイント多い8.9%でした。

・住宅地価格変動率のエリア別推移
東京都区部:+0.1%(前回同値)
東京都下:+0.4%(前回比+0.1ポイント)
神奈川県:0.0%(前回同値)
埼玉県:0.0%(前回同値)
千葉県:0.0%(前回同値)

価格変動率を調査地点のエリア別で分析すると、東京都区部は0.1%のプラス、東京都下で0.4%のプラスでした。東京都区部は前回と同じごく小幅な上昇を続けています。東京都下はやや上昇幅を拡大させ、全体の上昇を押し上げるかたちとなっていました。神奈川県、埼玉県、千葉県はいずれも0.0%の変動率で、横ばい傾向となっています。

・住宅地価格年間変動率のエリア別推移
東京都区部:+0.3%
東京都下:+0.6%
神奈川県:-0.1%
埼玉県:+0.1%
千葉県:-0.3%

年間変動率を同様にエリア別で分析した結果では、神奈川県と千葉県がマイナスで、それぞれ0.1%、0.3%の値下がりになっていました。これ以外の3エリア、東京都区部、東京都下、埼玉県はプラスでした。最も上昇していたのは東京都下で0.6%のプラスです。東京都下は0.3%のプラスでした。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

野村不動産アーバンネット株式会社 プレスリリース資料提供ページ
https://www.nomura-re-hd.co.jp/news/

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