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【pickupニュース】理想の物件、収納は希望するも妥協されがち?

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日本ワークスが理想の物件に関するアンケート調査を実施
不動産投資サービスを展開する株式会社日本ワークスは8日、東京でひとり暮らし経験のある若年層を対象とした「理想の物件」に関するアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、2019年9月12日~9月17日の期間、ゼネラルリサーチの協力のもと、東京23区でひとり暮らしをしたことがある20代~30代の男女を対象に、インターネットアンケート方式で実施、819人から有効回答を得たものとなっています。

・異性の部屋でのがっかりポイント
収納ができていない:31.5%
築年数が古い:29.9%
キッチンが狭い:17.4%
風呂トイレが一緒:17.4%
その他:3.8%

まず、異性の部屋を訪れた際に感じた“がっかり”なポイントを尋ねると、トップは「収納ができていない」の31.5%で、次いで「築年数が古い、つくりがぼろい」の29.9%でした。3位は「キッチンが狭い」と「風呂トイレが一緒」の17.4%が並んでランクインしています。

・異性の部屋でのときめきポイント
きちんと整理整頓されている:46.1%
水回りがきれい:19.3%
キッチンが広い:16.7%
築年数が浅い:16.0%
その他:1.9%

続いて、異性の部屋でときめいたポイントは何か尋ねたところ、「きちんと整理整頓されている」が46.1%で圧倒的に多く、2位以下を倍以上引き離し、半数に迫る勢いのトップ回答となりました。

収納ができていないことが、がっかりしたポイントの1位であったことと考え合わせても、すっきり物が収納され、美しく整理整頓されている部屋が、異性の部屋として理想となっているようです。

2位は「水回りがきれい」の19.3%、3位は「キッチンが広い」の16.7%、4位に「築年数が浅い、つくりがきれい」の16.0%と続きました。もともとの設備・スペック以上に、清潔感をもった住まいとして整え、生活しているかどうかの方が、重要視されているといえるでしょう。

・東京居住時の家賃
4万9,000円以下:6.9%
5万円~6万9,000円:36.1%
7万円~9万9,000円:46.3%
10万円以上:10.7%

東京23区に住んでいた際の家賃がいくらだったか回答してもらった結果では、「7万円~9万9,000円」が46.3%で最も多く、半数近くになり、次いで「5万円~6万9,000円」の36.1%となりました。「10万円以上」も1割強みられます。日本ワークスによると、現在の東京23区における家賃相場は7万4,000円程度とのことですから、調査結果とおよそ合致しているとみられました。

現実的には家賃と駅近が鍵、収納や設備は妥協することも
・こだわる設備
風呂トイレ別:30.4%
収納:24.3%
セキュリティ:16.9%
キッチンサイズ:11.5%
Wi-Fi:9.0%
宅配ボックス:5.0%
浴室換気乾燥機:1.5%
その他:1.5%

物件を選定する際に、こだわって選ぶ設備は何かという問いでは、「風呂トイレ別」が最多で30.4%、2位は「収納」の24.3%、3位が「セキュリティ」で16.9%となっていました。日々の生活における快適性で、重視したいと思う点は人それぞれですが、「風呂トイレ別」物件へのニーズは高く、風呂とトイレを分けることで、利便性と清潔感を確保したい人が多いようです。

「収納」も充実していることが好まれ、現代の住まいとして「セキュリティ」も高いレベルで求められました。そのほか「キッチンサイズ」が1割強、「Wi-Fi」が1割弱、「宅配ボックス」が0.5割など、今のひとり暮らしのライフスタイルが反映された回答がみられています。

・入居の決め手
家賃:18.1%
駅近:18.0%
間取り:15.5%
セキュリティ:13.2%
収納の豊富さ:12.9%
最新設備:11.4%
築浅:10.0%
その他:0.9%

一方で、実際に入居の決め手となったものは何かと問うと、意見は比較的割れましたが、1位は「家賃」で18.1%、2位が僅差の18.0%で「駅近」となり、3位が「間取り」の15.5%でした。やはり実際に支払う家賃と、交通アクセス・立地といった昔ながらの現実的な点を重視して決める人が多くなっています。

こだわりのポイントで上位に挙がった「風呂トイレ別」や「収納」は、より重要な決め手になる条件を満たした上で、希望する項目であり、“決め手”にまではならないのかもしれません。

・物件選びの妥協点
収納の豊富さ:19.3%
最新設備:17.8%
築浅:16.1%
セキュリティ:13.9%
間取り:13.7%
駅近:11.0%
家賃:7.9%
その他:0.3%

物件を決める際に、最終的には妥協するポイントは何か、最後に尋ねたところ、「収納の豊富さ」が1位の19.3%で、2位が「最新設備」の17.8%、3位は「築浅」で16.1%と続いていました。

意外にも、こだわりポイントや、異性の部屋におけるときめきポイントとして上位にみられた項目が、妥協しやすい点になっており、理想と現実の差がはっきりとみられる結果になっています。

多くの人が選択しやすい「7万円~9万9,000円」程度の家賃帯で、交通アクセス環境など立地が良く、こだわりポイントやときめきポイントで上位になった項目を、差異化ポイントとして網羅したスペックの物件があれば、新たに引っ越して成約する人も多くなるかもしれません。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社日本ワークスによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000045570.html

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