クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】マンション価格、高すぎると感じる人が大きく減少

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

スタイルアクトがマンション購入の意識調査を実施
分譲マンションの購入・売却検討者を対象とした不動産情報サービス「住まいサーフィン」を手がけるスタイルアクト株式会社は3日、定期的に実施している「マンション購入に対する意識調査」の最新版データについて、公開を開始しました。2008年4月から行われているもので、今回が46回目の実施になります。

調査は2019年8月29日~8月31日の期間、「住まいサーフィン」登録会員25万人のうち、マンション購入を検討しており、直近3カ月間に新築マンションの販売センターへと足を運んだ経験のある全国男女を対象として実施、143の有効回答を得ました。

・購入したい物件数
【全国】
0件:41.3%(前回比-9.1ポイント)
1件:40.6%(前回比+8.0ポイント)
2件:約11%
3件:約5%
4件:約1%
5件以上:1%未満
平均値:0.87件(前回比+0.12件)

【東京23区】
0件:49.4%
1件:34.6%
2件:約7%
3件:約5.5%
4件:約2.5%
5件以上:1%未満
平均値:0.80件

【その他】
0件:30.6%
1件:48.4%
2件:約14%
3件:約7%
4件:約0%
5件以上:約0%
平均値:0.97件

まず、購入したいと思う物件数について調査すると、全体では「0件」という人が前回の2019年4月調査に比べ、9.1ポイント低下し、41.3%となって、2018年10月調査以来の半数割れになりました。次いで多い「1件」の40.6%とほぼ並ぶ値になっています。平均値も0.97件で、前回より0.12件増加しました。

東京23区では、なお「0件」という回答が49.4%と半数近くを占めていますが、続く「1件」は34.6%となり、平均値で0.80件になりました。その他地域では、「0件」が30.6%に抑えられ、「1件」が最多回答の48.4%に、平均値が0.97件と約1件にまで回復しました。購入意欲に改善傾向がみられています。

東京23区では依然厳しい見方も、その他郊外では価格と質の評価が改善
・現在の物件価格について
【全体】
購入を諦めるほど高い:12.6%(前回比-1.1ポイント)
購入をためらうほど高い:48.3%(前回比-9.1ポイント)
どちらでもない:37.1%(前回比+11.2ポイント)
購入を後押しするほど安い:1.4%(前回比-1.6ポイント)
購入を即断しそうなほど安い:1%未満

【東京23区】
購入を諦めるほど高い:16.0%
購入をためらうほど高い:55.6%
どちらでもない:24.7%
購入を後押しするほど安い:2.5%
購入を即断しそうなほど安い:1%未満

【その他】
購入を諦めるほど高い:8.1%
購入をためらうほど高い:38.7%
どちらでもない:53.2%
購入を後押しするほど安い:0.0%
購入を即断しそうなほど安い:0.0%

現在の物件価格についてどう思うか尋ねたところ、全体では「購入を諦めるほど高い」という人が12.6%、「購入をためらうほど高い」という人は48.3%で、これを合計した「高い」と感じている人の割合は60.9%という結果でした。

なお「購入をためらうほど高い」と感じる人が半数近くで最多になっているものの、前回調査から比べると10ポイント近く低下し、「高い」と感じる人も7割超から6割程度に減少していました。「どちらでもない」と回答した人が37.1%と大きく増加し、安くはないものの、これまでに比べれば、値頃感も生まれてきていることがうかがわれます。

東京23区では、「購入をためらうほど高い」が55.6%で依然高率を占め、「高い」と感じる人の合計も71.6%にのぼっていました。しかし一方で「購入を後押しするほど安い」と感じる人も2.5%は存在する結果になっています。

その他郊外地域では、「どちらでもない」が53.2%で過半の最多回答となり、「高い」と感じる人の合計が46.8%に抑えられていました。

・物件の質について
【全体】
以前に比べ非常に質が高い:4.9%(前回比-0.7ポイント)
以前に比べ質が高い:30.1%(前回比-0.6ポイント)
どちらでもない:37.8%(前回比+1.5ポイント)
以前に比べ質が低い:23.8%(前回比+0.8ポイント)
以前に比べ非常に質が低い:約3.4%(前回比-1.0ポイント)

【東京23区】
以前に比べ非常に質が高い:3.7%
以前に比べ質が高い:24.7%
どちらでもない:35.8%
以前に比べ質が低い:29.6%
以前に比べ非常に質が低い:約6.2%

【その他】
以前に比べ非常に質が高い:6.5%
以前に比べ質が高い:37.1%
どちらでもない:40.3%
以前に比べ質が低い:16.1%
以前に比べ非常に質が低い:約0%

物件の質について問うた結果では、全体でみると前回から大きな変化はなく、やや「どちらでもない」が増加した程度の小幅な変動にとどまり、「以前に比べ非常に質が高い」、「以前に比べ質が高い」の2つをあわせた質の高さを感じている人が35.0%、「どちらでもない」が37.8%で、「以前に比べ質が低い」、「以前に比べ非常に質が低い」の合計は約27.2%となっていました。

東京23区の場合、全体平均より質が低いと感じている人が多く、「質が低い」、「非常に質が低い」の合計で約35.8%、「どちらでもない」とした人とほぼ同数になっていました。価格の高騰ぶりもあり、依然厳しい見方が続いているようです。

一方、その他郊外地域では、「非常に質が高い」が6.5%、「質が高い」が37.1%で、合計43.6%とプラスに評価した人が8.3%増加していました。「どちらでもない」の40.3%も上回る水準です。「以前に比べ質が低い」という人も16.1%ありますが、「非常に質が低い」とする人はほぼみられず、評価の回復傾向が確認されました。

駅直結物件や駅近マンションといった、立地特性に優れた郊外マンションの供給が増加傾向にあることなどが影響したものとみられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

スタイルアクト株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000007875.html

PAGE TOP