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【pickupニュース】不動産事業者のイメージは口達者でしつこい?

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リビン・テクノロジーズが不動産事業者イメージに関する調査を実施
不動産関連の総合比較・情報サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社は8月27日、「リビンマッチ」ユーザーを対象に「不動産事業者のイメージ」を問うアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、2019年8月21日~8月23日の期間、「リビンマッチ」を利用した30歳以上の全国男女を対象に任意で回答するインターネットアンケート方式で行ったもので、126人から有効回答を得ました。

・不動産事業者のイメージ
1位 口が達者:50.0%(前年比+3.5ポイント)
2位 しつこい:34.1%(前年比-1.4ポイント)
3位 強引:29.4%(前年比+0.9ポイント)
4位 地域に詳しい:26.2%(前年比+1.2ポイント)
5位 コミュニケーション能力が高い:24.6%(前年比+4.6ポイント)
5位 知識が豊富:24.6%(前年比+6.1ポイント)
7位 気配り上手:16.7%(前年比+4.7ポイント)
7位 多忙:16.7%(前年比+4.7ポイント)
9位 高収入:11.9%(前年比+2.4ポイント)
10位 怖い:11.1%(前年比-0.9ポイント)

まず、不動産事業者についてどんなイメージがあるか複数回答可で尋ねたところ、トップは2位に15ポイント以上の差をつけた「口が達者」で、50.0%と半数の人が選択していました。2位は「しつこい」の34.1%、3位が「強引」の29.4%となり、2位の「しつこい」は前年よりやや回答率を下げていますが、このトップ3の顔ぶれは同じという結果になっています。

以下トップ10をみても、およそ前年と同様の結果で、「怖い」が7位から10位に順位を下げた点を除けば、回答率の数値に違いはあるものの、顔ぶれ・順序とも変化がみられませんでした。不動産事業者に対し、一般が抱くイメージが固まってきているのかもしれません。

不利な情報を伝えない事業者に強い不快感
・不動産事業者とのやりとりで良かったこと
ある:47.6%
ない:52.4%

【具体的ポイント】
対応が良かった:80.0%
優良物件を紹介してくれた:23.3%
お金のことなど色々アドバイスしてくれた:18.3%
契約後も気遣いがある:15.0%
手数料を値引きしてくれた:11.7%
引越しや不用品回収の手配までしてくれた:10.0%
家賃(金額)交渉をしてくれた:8.3%
所有不動産を予想より高く売却してくれた:5.0%
その他:1.7%

不動産事業者とのやりとりで良かったと思うことはあるかと問うと、「ある」とした人は半数弱の47.6%でした。この「ある」とした人に、どのような点が良かったか具体的に尋ねたところ、「対応が良かった」が圧倒的1位で80.0%になりました。担当者の対応の良さが、大きく印象を左右しているようです。

2位は「優良物件を紹介してくれた」の23.3%で、3位が「お金のことなど色々とアドバイスしてくれた」の18.3%、4位に「契約後も気遣ってくれる(アフターフォローがある)」15.0%と続いています。全体として、実際の取引内容に直接関係するサービスや技術力以上に、ソフト面の気遣いが重要になっている傾向もうかがわれました。

・不動産事業者とのやりとりで不快な思いをした
経験がある:52.4%
経験はない:47.6%

【具体的ポイント】
悪いことを事前に教えてくれなかった:34.8%
対応が悪かった:33.3%
売却価格が予想以上に低かった:21.2%
契約内容が違った:16.7%
物件の提案数が少なかった:13.6%
おとり広告物件だった:12.1%
売却活動に不満を感じた:7.6%
内覧手配が悪かった:6.1%
売却物件の囲い込みをされた:6.1%
その他:7.6%

続いて逆に、不動産事業者とのやりとりで不快な思いをしたことがあるかどうかを尋ねると、「ある」とした人が52.4%と、「ない」人を約5ポイント上回りました。「ある」とした人を対象に、どのような行為を不快に感じたか、具体的に問うた結果では、「悪いことを事前に教えてくれなかった」が34.8%で最も多く、次いで「対応が悪かった」の33.3%となっています。

担当者の対応姿勢を重視する傾向は前問と同様ですが、悪いことを事前に教えない、隠す行為は、契約において深刻なトラブルに発展しやすく、信頼失墜につながります。今年は建設会社の施工不良や、不動産投資会社のデータ改ざんなど、大きく報道された問題も少なくなく、不動産事業者や業界に対する目が厳しくなっている傾向もあり、今後はより高い透明性と誠実な情報開示の姿勢が求められてくるでしょう。

「その他」に「騙された」や「言っていることが嘘」といった回答がみられた点や、4位に「契約内容が違った」が16.7%でランクインしている点からも、情報を適切に伝えるやりとりの重要性が分かります。

専門性の高い不動産という分野は、事業者と一般生活者で認識が異なるケースや、理解している/されている“つもり”の誤解が生じるケースも多くなりがちです。トラブルを回避し、満足度の高いやりとりを実現していくには、利用者側の疑問を残さないよう注意する姿勢と、事業者側のさらなる対応力向上、適切な情報提供が重要と考えられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容・リビンマッチ調べ)


▼外部リンク

リビン・テクノロジーズ株式会社 プレスリリース
https://www.lvnmatch.com/

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