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【pickupニュース】三幸エステート調べ、東京都心部賃貸オフィスビルの空室率が上昇

「オフィスレント・インデックス」2019年第2四半期版を公表
三幸エステート株式会社は8月1日、成約賃料に基づくオフィスマーケット指標である東京都心部の「オフィスレント・インデックス」2019年第2四半期版(4~6月)を公表しました。

東京都心部とは、東京都心5区の主要オフィス街と周辺区オフィス集積地域のことです。

Aクラスビルは、延床面積10,000坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内のビル、Bクラスビルは、1フロア面積200坪以上でAクラスに該当しないビル、Cクラスビルは1フロア面積100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビルのことです。

Aクラスビルの成約賃料は40,000円台に上昇
2019年第2四半期東京都心部における坪当たりの成約賃料は、以下のようになりました。

Aクラスビル:41,392円、前期比6.9%増、反転上昇
Bクラスビル:22,609円、同6.1%増、反転上昇
Cクラスビル:19,366円、同3.2%増、4期連続上昇

Aクラスビルは、2008年第3四半期以来となる40,000円台に上昇しました。Bクラスビルは緩やかな上昇傾向、Cクラスビルは上昇幅が拡大しました。

空室率は、以下のとおりです。

Aクラスビル:0.9%、前期比0.3ポイント増、3期ぶりに上昇
Bクラスビル:0.7%、同0.10.3ポイント増、11期ぶりに上昇
Cクラスビル:0.8%、同0.20.3ポイント増、反転上昇

すべてのビルの空室率が上昇しました。空室を抱えた新築ビル、新築ビル等への移転に伴う空室が顕在化したとのことです。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三幸エステート株式会社のプレスリリース
https://www.sanko-e.co.jp/

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