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【pickupニュース】19年Q2都心オフィス床単価、全クラスで前年比2桁上昇

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大和不動産鑑定が最新の「オフィスプライス・インデックス」を公開
不動産総合コンサルティングファームの大和不動産鑑定株式会社は1日、2019年第2四半期(4~6月)分の「オフィスプライス・インデックス」データを公開しました。東京都心部におけるオフィスビルのネット床単価を査定したもので、最新の市場動向や相場をみることができます。

「オフィスプライス・インデックス」は、年間純収益を還元利回り(CR)で還元する直接還元法の収益還元法に基づき、算定・作成されている指標で、総収益査定における賃料は三幸エステート株式会社と株式会社ニッセイ基礎研究所による「オフィスレント・インデックス」のデータを、総費用は大和不動産鑑定が自社で査定した数値データを、それぞれ採用することとしています。

・調査用語定義
Aクラスビル:基準階面積600坪、地上35階建て、築12年、最寄り駅から徒歩3分
Bクラスビル:基準階面積450坪、地上18階建て、築16年、最寄り駅から徒歩3分
Cクラスビル:基準階面積約145坪、地上9階建て、築15年、最寄り駅から徒歩3分

A・B・Cのクラスとしては、「オフィスレント・インデックス」の各クラスに該当する標準的ビルを想定するものとし、その具体的なスペックは上記のようになっています。

・還元利回りの推移
2019年第2四半期:3.9%(前期比横ばい、前年同期比横ばい)

算定時に用いる還元利回りの値は今期も3.9%で、前期、前年同期と同じ値になっています。還元利回りは2013年第3四半期には4.0%でしたが、以降3.9%に低下し現在まで変動していません。

Aクラスビル床単価は1,000万円超えに
・オフィスプライス・インデックス
東京都心Aクラスビル:坪あたり1,008万円(前期比+7.9%、前年同期比+13.2%)
東京都心Bクラスビル:坪あたり464万円(前期比+7.9%、前年同期比+11.0%)
東京都心Cクラスビル:坪あたり346万円(前期比+4.2%、前年同期比+31.6%)

2019年第2四半期における東京都心部Aクラスビルの床単価は、前期より7.9%、前年同期より13.2%上昇し、坪あたり1,008万円になりました。ついに1,000万円台の大台を突破し、2008年第3四半期以来の高値になっています。

Bクラスビルもわずかに下落した前期から、再び上昇に転じ、前期より7.9%、前年同期より11.0%上昇し、坪あたり464万円となりました。Aクラスビルに比べると緩やかですが、上昇基調を続けています。

床単価の上昇はCクラスビルにおいても顕著となっており、今期は前期より4.2%上昇し、坪あたり346万円となりました。前年同期に比べると31.6%もの上昇になっており、強含みの価格動向となっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大和不動産鑑定株式会社 お知らせ
http://daiwakantei.co.jp/2019_08_01/

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