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【pickupニュース】学生・若年社会人の最新お部屋探し傾向は?マイナビが白書を公開

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「マイナビ賃貸」で最新の「お部屋探し白書」調査結果を発表
株式会社マイナビは26日、同社の手がける賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」において、「大学生・社会人お部屋探し白書2019」の調査結果を発表しました。学生や社会人の若年層がどのような意識で住まい探しを行っているか、その最新動向をみることができます。

この調査は、2019年5月、直近1年以内に引っ越しを伴う部屋探しを行った18~22歳の大学生、および27歳・28歳の社会人を対象に、インターネットアンケート方式で行われたもので、大学生500人、社会人500人の合計1,000人から有効回答を得ています。なお回答者の男女比は、大学生が男性211人、女性289人、社会人が男性219人、女性281人でした。

・検討開始時期
【大学生男性】
2018年4月:約5%
5月:約2%
6月:1%未満
7月:約4%
8月:約2%
9月:約4%
10月:約7%
11月:約3%
12月:約10%
2019年1月:約11%
2月:約10%
3月:約25%
4月:約5%

【大学生女性】
2018年4月:約2.5%
5月:約2%
6月:約3%
7月:約8%
8月:約5%
9月:約6%
10月:約9%
11月:約6%
12月:約10%
2019年1月:約9%
2月:約13%
3月:約9.5%
4月:約3%

【社会人男性】
2018年4月:約4%
5月:約5%
6月:約7%
7月:約5%
8月:約4.5%
9月:約10%
10月:約8%
11月:約7.5%
12月:約7%
2019年1月:約8%
2月:約7.5%
3月:約7%
4月:約6%

【社会人女性】
2018年4月:約3.5%
5月:約7.5%
6月:約6.5%
7月:約5%
8月:約4.5%
9月:約7%
10月:約7%
11月:約6%
12月:約4.5%
2019年1月:約7.5%
2月:約7.5%
3月:約6%
4月:約3.5%

まず部屋探しを開始する時期について、それぞれ男女別で調べたところ、大学生の男性は入学直前に動く人が圧倒的に多く、3月に全体の4分の1程度が集中していました。その前の時期にあたる12~2月も1割前後と安定して高い傾向にあります。

一方、同じ大学生でも女性の場合は大きなピークがみられず、男性同様3月が最多ではあるものの、全体に分散化が進んでいます。推薦や一般入試など、個々合格のタイミングなどスケジュールに合わせた部屋探しが行われていると考えられました。

社会人では男性の場合、異動が多い9月に部屋探しを開始する人が多く、年間で最多の1割強となっていました。それに対し女性は、年間を通じて大きなピークがなく、中では4月や8月、12月が少ない傾向にあり、負担のかかる暑い夏場や仕事の忙しい年末・年度末を避けて行動している様子がうかがわれます。

即決も多い学生の決め手は学校までの近さ、社会人は賃料や間取りで時間をかけ検討
・問い合わせから契約までの期間
【大学生】
0日:15.6%
1~3日:約10%
4~6日:約5%
1週間以上~2週間未満:16.8%
2週間以上~3週間未満:17.4%
3週間以上~1カ月未満:約8%
1カ月以上~3カ月未満:約11%
3カ月以上~6カ月未満:約2%
6カ月以上:約1%
問い合わせをしていない:約9.5%

【社会人】
0日:9.4%
1~3日:約9.5%
4~6日:約6%
1週間以上~2週間未満:20.2%
2週間以上~3週間未満:17.4%
3週間以上~1カ月未満:約8%
1カ月以上~3カ月未満:12.2%
3カ月以上~6カ月未満:約2.5%
6カ月以上:約1.5%
問い合わせをしていない:約4.5%

問い合わせを行ってから契約にいたるまでの期間として、どのくらいかかったか尋ねたところ、大学生では最も多いのが「2週間以上~3週間未満」の17.4%でしたが、「1週間以上~2週間未満」も16.8%の僅差で続き、さらに問い合わせた即日に契約したという「0日」の人も15.6%と3番目に多くなっていました。

「0日」とした人からは、「いい物件ならその日のうちに決めて早く新生活を始めたい」と考えたとの理由もあがっており、ある程度条件が満たされていれば、あまり比較せず早期に部屋を決めるケースも多いとみられます。また「問い合わせをしていない」という人も1割近くにのぼっており、注目される点といえるでしょう。

これに対し、社会人では「1週間以上~2週間未満」が最多の20.2%、「2週間以上~3週間未満」が17.4%となり、およそこの間が平均的な検討期間となっているとみられます。「0日」の回答は1割以下と学生より少なく、「1カ月以上~3カ月未満」が12.2%でこれを上回るものとなっていました。「問い合わせをしていない」人は5%未満で、こちらも学生に比べると半減しています。

忙しい社会人ですが、学生に比べると即決の可能性は低く、2週間程度をかけて比較・検討するスタイルが一般的になっているといえるでしょう。

・契約の決め手
【大学生男性】
1位:学校から近かったから
2位:賃料が希望と合致したから
3位:間取りや広さが気に入ったから

【大学生女性】
1位:学校から近かったから
2位:賃料が希望と合致したから
3位:間取りや広さが気に入ったから

【社会人男性】
1位:賃料が希望と合致したから(19.2%)
2位:間取りや広さが気に入ったから(17.4%)
3位:駅から近かったから

【社会人女性】
1位:間取りや広さが気に入ったから(18.1%)
2位:賃料が希望と合致したから(14.6%)
3位:駅から近かったから

部屋を決める際の最大の決め手が何であったか、複数回答可で尋ねた結果では、大学生の場合、男女ともトップ3がすべて一致し、1位は「学校から近かったから」というものでした。全体の22.4%がこれを選択しています。次ぐ2位は「賃料が希望と合致したから」ですが、割合は13.0%で、トップとの差は10ポイント近くあります。3位は「間取りや広さが気に入ったから」で11.8%となり、学生では学校からの距離が、男女ともにとくに重要であることが明らかになりました。

一方、社会人の場合、男性は1位が「賃料が希望と合致したから」で19.1%、女性の1位は「間取りや広さが気に入ったから」の18.1%となり、男女で異なる結果になっています。ただし2位にはそれぞれのトップ項目が入り、3位は共通で「駅から近かったから」がランクインしました。重視するポイントとして共通性は高いものの、やや男女間で何を優先するか価値観の違いもみられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社マイナビ ニュースリリース(プレスリリース)
https://www.mynavi.jp/news/2019/07/post_20944.html

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