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【pickupニュース】マンション購入理由トップは資産性、高級Mも4人に1人が検討

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野村不動産がマンション購入に関する本音調査を実施
野村不動産株式会社は19日、マンション購入を希望している20代~50代のビジネスパーソンを対象とした「マンション購入に関する調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

同社が名古屋都心の複数物件を展示案内できる常設型モデルルーム「プラウドラウンジ名古屋」をリニューアルオープンさせたことにあわせて行われたもので、最新の消費者意識やトレンドニーズをみることができます。

調査は、2019年6月26日~6月28日の期間、インターネットアンケート方式で実施、20~59歳のマンション購入意向をもつビジネスパーソン、男女500人から有効回答を得ました。

・マンション購入の検討理由
資産になる:43.2%
老後に適した住宅に住みたい:31.8%
新しい住宅に住みたい:29.6%
交通の便が良い場所に住みたい:26.8%
広い住宅に住みたい:25.4%
通勤・通学に便利な場所に住みたい:19.6%
家賃収入を得られる:11.0%
ペットと住みたい:7.6%
家族が増える:3.4%
その他:0.2%

まず、マンション購入を検討する理由は何か複数回答可で尋ねると、最も多かったのは「資産になるから」の43.2%で、2位以下に10ポイント以上の差をつける圧倒的トップでした。高騰傾向も後押しし、資産としてマンションを保有していたい、遺したいという人が増えているようです。

2位は「老後に適した住宅に住みたい」の31.8%、3位が「新しい住宅に住みたい」の29.6%となっています。「家賃収入を得られるから」という人は11.0%と1割強でした。

・購入予算
1,000万円未満:9.4%
1,000万~2,000万円未満:15.0%
2,000万~3,000万円未満:23.6%
3,000万~4,000万円未満:24.6%
4,000万~5,000万円未満:11.8%
5,000万~6,000万円未満:7.6%
6,000万~7,000万円未満:1.8%
7,000万~8,000万円未満:1.8%
8,000万~9,000万円未満:1.0%
9,000万円~1億円未満:0.6%
1億円~2億円未満:1.4%
2億円以上~3億円未満:なし
3億円以上:1.4%

マンション購入の予算として考えている額では、3,000万~4,000万円未満が最多の24.6%、次いで2,000万~3,000万円未満の23.6%となり、3,000万円台までで検討している人が多いものの、それ以上のクラス、いわゆる“高級マンション”とされる4,000万円以上で検討している人も、合計27.4%いることが分かりました。“億ション”を検討する人も2.8%みられ、予算を3億円以上とした人も1.4%存在しています。

・マンション購入のタイミング
1年以内:9.8%
1年~2年以内:12.6%
2年~3年以内:20.0%
3年~4年以内:15.6%
4年~5年以内:12.0%
5年~10年以内:26.4%
10年後以上:22.0%

実際の購入タイミングとしては、いつ頃を考えているか尋ねた結果では5年後以上10年以内が最多の26.4%となり、10年後以上先がそれに続く22.0%でした。3位は2年後以上3年以内の20.0%ですが、かなり慎重に長期計画で購入を考える人が多くなっています。

・1年以内購入検討の理由
消費税引き上げ:40.8%
老後を考慮:38.8%
オリンピック前が買い時:22.4%
家族が増える:20.4%
住宅ローンの金利引き上げを予想:14.3%
貯金が貯まる:14.3%

1年以内と、かなり近い将来のマンション購入を検討していた約1割の人に、その理由を尋ねると、「消費税が引き上げられるから」が最多の40.8%、次いで「老後を考慮した」が38.4%となり、この2項目に回答が集中しました。消費税増税の駆け込み需要と、老後の住まい確保という逼迫した事情が、早期の購入を後押しする主な要因になっているとみられます。

約8割が都市近郊で検討、親との同居は6割弱が望まず
・購入したいマンションの立地
都市近郊:78%
郊外:22%

・都市近郊が良い理由
交通利便性:81.3%
資産価値が落ちにくい:53.7%
周辺施設が充実:37.1%
子や親が近くに居住:8.7%
その他:0.8%

不動産購入では、その物件立地が重要になりますが、都市近郊と郊外では、都市近郊を希望し検討しているという人が78%で、郊外の22%を大きく上回り、高い人気を示しました。なぜ都市近郊が良いか、理由を複数回答可で問うと、「交通の利便性があるから」が81.3%で最も多く、次いで「資産価値が落ちにくいから」の53.7%となりました。購入理由でも資産になると考える人が多かったように、資産性が強く意識される時代になっていることがうかがわれます。

・新築か中古か
新築マンション:50%
中古マンション:20%
どちらも検討:30%

新築物件と中古物件では、どちらを購入しようと考えているのか、その傾向を調べたところ、新築マンションで検討している人が50%と半数で多く、中古マンション検討者の20%を大きく上回っていました。一方でどちらも検討しているという人も30%みられ、予算や条件などを総合的に比較検討したいニーズも高いと考えられます。

・老後に住むマンションとしての重視点
交通利便性:66.6%
周辺環境:55.4%
価格:53.2%
治安:45.8%
日当たり:42.4%
耐震・制震・免震:39.8%
設備:39.6%
バリアフリー:34.8%
間取り:30.8%
敷地面積:26.4%
駐車場:19.6%
サービス:16.2%
その他:0.8%

老後に住むマンションとして考えるなら、どんな点を重視するか複数回答可で選択してもらうと、「交通利便性」が66.6%で最も高くなりました。移動に困難を抱えるリスクも増すことから、より優れたアクセス環境を求める傾向にあるようです。

2位は「周辺環境」で55.4%、3位が「価格」の53.2%でした。以降は「治安」45.8%、「日当たり」42.4%、「耐震・制震・免震」の39.8%、「設備」39.6%、「バリアフリー」の34.8%などと続いています。価格面で無理がないことも重要な条件ながら、便利で年を重ねても住みやすく、安心して住み続けられる環境が重視されているといえるでしょう。

・親との同居について
したい:8%
どちらかというとしたい:22%
どちらかというとしたくない:23%
したくない:36%
すでに同居している:6%
その他:5%

マンションを購入した場合、その後の親との同居について、どう考えているか尋ねた結果では、「したくない」という人が36%で最も多く、「どちらかというとしたくない」の23%とあわせると、59%の人が基本的に同居を望まないことが分かりました。

積極的に同居「したい」という人は1割に満たず、予算に応じた間取りや広さなど、一戸建て以上に同居が難しい可能性はあるものの、同居意向がかなり低い傾向も目立っています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

野村不動産株式会社によるプレスリリース(valuepress)
https://www.value-press.com/pressrelease/224969

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