収益物件
2019/07/08
【pickupニュース】19年Q2の都心オフィス、A・Bとも賃料上昇を継続
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら！
・都心5区グレードAオフィスの動向
空室率：0.3％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.5ポイント）
平均賃料：月額坪あたり36,100円（前期比＋2.4％、前年同期比＋7.3％）
千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区の都心主要5区におけるグレードAのオフィスは、2019年第2四半期空室率が0.3％となり、前期よりさらに0.1ポイント、前年同期比では0.5ポイント低下しました。すでにごく低い水準にあった空室率がさらに低下し、満室稼働に近い状況となっています。
また平均賃料は月額坪あたり36,100円で、前期より2.4％、前年同期より7.3％上昇しました。賃料上昇傾向はこれで7年連続となり、低い空室率と底堅いニーズを背景に、緩やかなプラス基調が続いています。
・エリア別グレードAオフィスの空室率
千代田区：0.7％（前期比＋0.2ポイント、前年同期比＋0.4ポイント）
中央区：0.2％（前期比－0.8ポイント、前年同期比－1.8ポイント）
港区：0.3％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.5ポイント）
渋谷区：0.2％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
新宿区：0.01％（約0％）（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.1ポイント）
グレードAオフィスの空室率を区別にみると、千代田区が前期より0.2ポイント、前年同期より0.4ポイント上昇し、0.7％となって最も高い値となりましたが、なお低い水準であることに変わりはありません。また、渋谷区が前期に比べると0.1ポイント上昇したものの、0.2％で引き続ききわめて低水準にあります。
中央区は前期比で0.8ポイント、前年同期比で1.8ポイントと大きく低下し、0.2％となりました。港区は微減で0.3％になっています。新宿区はすでにきわめて低い水準にあった空室率がさらに低下し、0.01％クラスのほぼ0に近いものとなっていました。
・エリア別グレードAオフィスの平均賃料
千代田区：月額坪あたり42,000円（前期比＋0.5％、前年同期比＋3.3％）
中央区：月額坪あたり33,900円（前期比＋1.9％、前年同期比＋7.2％）
港区：月額坪あたり32,884円（前期比＋1.0％、前年同期比＋4.8％）
渋谷区：月額坪あたり38,706円（前期比＋6.5％、前年同期比＋13.8％）
新宿区：月額坪あたり33,000円（前期比＋2.3％、前年同期比＋7.9％）
区別にみた平均賃料は、いずれも前期比・前年同期比で上昇しており、高騰傾向が顕著になっていることが明らかになりました。最も高い千代田区は、上昇幅が小さいものの、月額坪あたりで42,000円に達しています。上昇幅の大きかった渋谷区は、前期より6.5％、前年同期より13.8％の上昇で、月額坪あたり38,706円となりました。
空室率：0.4％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.2ポイント）
平均賃料：月額坪あたり27,632円（前期比＋3.0％、前年同期比＋7.8％）
2019年第2四半期における東京都心5区の大規模グレードBオフィス空室率は、前期より0.1ポイント上昇し、0.4％となりました。わずかに悪化傾向がみられるものの、前年同期比では0.2ポイントの低下となっているほか、なお0.4％と低い水準であることに変わりはありません。
平均賃料は月額坪あたりで27,632円となり、前期より3.0％、前年同期より7.8％上昇、強含みの市場になっています。微増ながら前期比でプラスとなった空室率の状況から、これを市場サイクルの転換点とみてマイナスの兆候と懸念する向きもありますが、オフィスニーズは根強く、優秀な人材の獲得に苦慮する企業はなおスタッフにとって魅力の高いグレードA、大規模グレードBの物件を求めているため、当面は高止まりで推移する見通しとなっています。
全体に、竣工前の成約が好調であること、過去平均を上回る新規供給も消化する強いニーズが存在したこと、オフィスの集約や部門間の協業促進による生産性向上を目指した大規模物件へのニーズ上昇、キャップレートの低下などからみても、短期的市場見通しは明るいと分析されました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はサヴィルズ・ジャパン「東京オフィスレポート」公開資料より）
▼外部リンク
サヴィルズ・ジャパン株式会社 オフィスレポート提供ページ
http://jp.savills.co.jp/research/tokyo-office-research.aspx
今回ピックアップするニュースはこちら！
サヴィルズが最新の東京オフィスレポートを公開
不動産コンサルティングや管理、取引仲介など総合不動産サービス事業をグローバルに手がけるSavills plcの日本法人、サヴィルズ・ジャパン株式会社は3日、四半期ごとに発行している「東京オフィスレポート」の最新版を公開しました。2019年第2四半期のデータと分析結果をみることができます。・都心5区グレードAオフィスの動向
空室率：0.3％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.5ポイント）
平均賃料：月額坪あたり36,100円（前期比＋2.4％、前年同期比＋7.3％）
千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区の都心主要5区におけるグレードAのオフィスは、2019年第2四半期空室率が0.3％となり、前期よりさらに0.1ポイント、前年同期比では0.5ポイント低下しました。すでにごく低い水準にあった空室率がさらに低下し、満室稼働に近い状況となっています。
また平均賃料は月額坪あたり36,100円で、前期より2.4％、前年同期より7.3％上昇しました。賃料上昇傾向はこれで7年連続となり、低い空室率と底堅いニーズを背景に、緩やかなプラス基調が続いています。
・エリア別グレードAオフィスの空室率
千代田区：0.7％（前期比＋0.2ポイント、前年同期比＋0.4ポイント）
中央区：0.2％（前期比－0.8ポイント、前年同期比－1.8ポイント）
港区：0.3％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.5ポイント）
渋谷区：0.2％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
新宿区：0.01％（約0％）（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.1ポイント）
グレードAオフィスの空室率を区別にみると、千代田区が前期より0.2ポイント、前年同期より0.4ポイント上昇し、0.7％となって最も高い値となりましたが、なお低い水準であることに変わりはありません。また、渋谷区が前期に比べると0.1ポイント上昇したものの、0.2％で引き続ききわめて低水準にあります。
中央区は前期比で0.8ポイント、前年同期比で1.8ポイントと大きく低下し、0.2％となりました。港区は微減で0.3％になっています。新宿区はすでにきわめて低い水準にあった空室率がさらに低下し、0.01％クラスのほぼ0に近いものとなっていました。
・エリア別グレードAオフィスの平均賃料
千代田区：月額坪あたり42,000円（前期比＋0.5％、前年同期比＋3.3％）
中央区：月額坪あたり33,900円（前期比＋1.9％、前年同期比＋7.2％）
港区：月額坪あたり32,884円（前期比＋1.0％、前年同期比＋4.8％）
渋谷区：月額坪あたり38,706円（前期比＋6.5％、前年同期比＋13.8％）
新宿区：月額坪あたり33,000円（前期比＋2.3％、前年同期比＋7.9％）
区別にみた平均賃料は、いずれも前期比・前年同期比で上昇しており、高騰傾向が顕著になっていることが明らかになりました。最も高い千代田区は、上昇幅が小さいものの、月額坪あたりで42,000円に達しています。上昇幅の大きかった渋谷区は、前期より6.5％、前年同期より13.8％の上昇で、月額坪あたり38,706円となりました。
転換が近いとの予測はあるも当面高止まりの見通し
・都心5区大規模グレードBオフィスの動向空室率：0.4％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.2ポイント）
平均賃料：月額坪あたり27,632円（前期比＋3.0％、前年同期比＋7.8％）
2019年第2四半期における東京都心5区の大規模グレードBオフィス空室率は、前期より0.1ポイント上昇し、0.4％となりました。わずかに悪化傾向がみられるものの、前年同期比では0.2ポイントの低下となっているほか、なお0.4％と低い水準であることに変わりはありません。
平均賃料は月額坪あたりで27,632円となり、前期より3.0％、前年同期より7.8％上昇、強含みの市場になっています。微増ながら前期比でプラスとなった空室率の状況から、これを市場サイクルの転換点とみてマイナスの兆候と懸念する向きもありますが、オフィスニーズは根強く、優秀な人材の獲得に苦慮する企業はなおスタッフにとって魅力の高いグレードA、大規模グレードBの物件を求めているため、当面は高止まりで推移する見通しとなっています。
全体に、竣工前の成約が好調であること、過去平均を上回る新規供給も消化する強いニーズが存在したこと、オフィスの集約や部門間の協業促進による生産性向上を目指した大規模物件へのニーズ上昇、キャップレートの低下などからみても、短期的市場見通しは明るいと分析されました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はサヴィルズ・ジャパン「東京オフィスレポート」公開資料より）
▼外部リンク
サヴィルズ・ジャパン株式会社 オフィスレポート提供ページ
http://jp.savills.co.jp/research/tokyo-office-research.aspx
© crasco
