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アイロボットジャパン合同会社は5月31日、全国の子どもがいる20～50代既婚女性を対象とした、ファミリー層の「居住環境と水拭きに関する意識調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査はインターネットリサーチに依頼し、全国の子どもをもつ20～59歳の既婚女性モニターを対象に、2019年5月16日～17日で行い、800の有効回答を得たものとなっています。

・自宅で最も多く使われている床材
フローリング：83.6％
畳：7.3％
カーペット：4.9％
クッションフロア：2.9％
タイル・石室系：0.4％
その他：1.0％

まず自宅の床について、最も多く使われている床材が何であるかを尋ねたところ、「フローリング」が83.6％で圧倒的に多く、フローリング中心の生活を送っている人が大半であることが明らかとなりました。

これに次ぐのは「畳」ですが、割合は1割を大きく下回る7.3％で、以下「カーペット」の4.9％、「クッションフロア」の2.9％などとなり、フローリング以外は少数派になっています。

・掃除機がけの頻度
ほぼ毎日：30.5％
2～3日に1回程度：31.8％
週に1回程度：24.5％
2週に1回程度：4.3％
月に1回程度：4.4％
年に1回以下程度：0.6％
来訪者が来る時に：1.8％
全くしていない：2.3％

掃除機がけをどの程度行っているかという問いでは、「2～3日に1回程度」が最多の31.8％、2位は僅差で「ほぼ毎日」行うという人の30.5％でした。3位は「週に1回程度」の24.5％で、ここまでを合計した、週に1回程度以上は掃除機がけを行っている家庭の割合をみると、86.8％にのぼっていました。多くの家庭で、ある程度こまめに掃除機がけがなされていると分かります。

・水拭き掃除の頻度
ほぼ毎日：5.6％
2～3日に1回程度：10.4％
週に1回程度：16.8％
2週に1回程度：10.4％
月に1回程度：19.4％
年に1回以下程度：7.8％
何かをこぼしたついでに：22.3％
全くしていない：7.5％

続いて、水拭き掃除についてはどうか同様に実施頻度を尋ねると、こちらは「ほぼ毎日」が5.6％と最も少なく、定期的なケースでは最多が「月に1回程度」の19.4％という結果でした。週に1回程度以上行っている人は32.8％で、掃除機がけに比べると54ポイントも低い値になっています。

選択肢全体では「何かをこぼしたついでに」という回答が22.3％と多数を占め、「年に1回以下程度」や「全くしない」といった回答とあわせると、37.6％にのぼり、水拭き掃除はあまり行っていない家庭の方が多い傾向にあることが判明しました。

・とくに面倒と感じる家事
ぞうきんがけ：85.4％
アイロンがけ：78.9％
風呂そうじ：77.0％
トイレそうじ：75.1％
食器洗い：64.4％
衣類たたみ・収納：62.5％
掃除機がけ：58.3％
料理：55.7％
洗濯：40.6％
買い物：38.9％

主な家事作業について、どの程度面倒に感じるか、5段階で尋ね「面倒だと思う」、「やや面倒だと思う」と回答した人の合計を算出、多い順にランキング化すると、「ぞうきんがけ」がトップで85.4％に面倒と感じられていました。2位の「アイロンがけ」も78.9％と高い割合ですが、その差は6.5ポイントと、ある程度開きもあります。

比較的頻繁に行われていた「掃除機がけ」は、やはり面倒と感じられる割合も低めで、7位の58.3％でした。フローリングがスタンダードとなった現代の住宅では、とくにべたつきが気になりやすいこれからの梅雨シーズン・夏場など、水拭き・ぞうきんがけも必要になると考えられるものの、面倒と感じる人が多く、あまり実践されていないようです。

・ぞうきんの用意と使用
ぞうきん用意あり、最近も使用：34.6％
ぞうきん用意あり、最近の使用なし：46.1％
ぞうきん用意なし：18.5％
その他：0.8％

面倒と感じられている「ぞうきんがけ」に関連し、その用意と使用状況を尋ねたところ、最近使用した人は34.6％で、ぞうきんの用意はあっても使っていない人が46.1％と半数近く、ぞうきんの用意そのものがない人も2割弱みられました。

・床のべたつき
気になる：76.4％
気にならない：23.6％

一方で、床のべたつきが気になるかどうかという問いでは、76.4％が「気になる」と回答、「気にならない」人の23.6％を大きく上回りました。フローリングは床材として、べたつきが気になりやすいものでもあるため、実感している人が多いと考えられます。

・自宅のフローリングについて
清潔さに自信はないが子どもが寝転がっても気にならない：34.4％
清潔さに自信はあるが子どもが寝転がると少し気になる：25.4％
清潔さに自信がなく子どもが寝転がると気になる：25.0％
清潔さに自信があり子どもが寝転がっても全く気にならない：14.1％
自宅にフローリングがない：1.1％

現在の自宅フローリング床について、どう思うか尋ねた問いでは、「清潔さに自信はないが子どもが寝転がっても気にならない」という回答が34.4％で最多となりました。次いで多いのは「清潔さに自信はあるが子どもが寝転がると少し気になる」という人の25.4％で、「清潔さに自信がなく子どもが寝転がると気になる」の25.0％が続きます。

「清潔さに自信があり、子どもが寝転がっても全く気にならない」という人は、およそ7人に1人でした。清潔さに自信がないとした人も合計で約6割になるなど、面倒で拭き掃除までは手が回っていないけれど、それゆえにべたつきや清潔さに関して気になっている点がある家庭が多いものとみられます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）
（調査内容・アイロボットジャパン調べ）


▼外部リンク

アイロボットジャパン合同会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/000000031.000025142.html