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【pickupニュース】世代間ギャップの大きい昭和と平成、家に関する価値観では一致傾向も

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エニワンが昭和と平成の暮らしに関する意識を徹底比較
工務店向け基幹システム「AnyONE」など、建設業界に特化したシステムの開発・提供を行うエニワン株式会社は14日、暮らしをめぐる「昭和世代と平成世代の価値観」に関するアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2019年4月25日、インターネット調査方式でゼネラルリサーチからモニター提供を受けて行ったもので、昭和世代として50代の社会人男女を、平成世代として20代の社会人男女を対象に採用、合計1,230人から有効回答を得ました。

・若年期の働き方
【昭和世代】
残業も顧みず働けるだけ働く:57.7%
残業はそこそこに仕事が終わったら帰る:33.6%
定時きっかりに帰る:7.6%
その他:1.1%

【平成世代】
残業も顧みず働けるだけ働く:19.8%
残業はそこそこに仕事が終わったら帰る:49.6%
定時きっかりに帰る:28.0%
その他:2.6%

まず、若年期、20代の時の働き方はどうだったか(どうか)、昭和生まれの50代と平成生まれの20代にそれぞれ尋ねると、昭和世代では「残業も顧みず働けるだけ働く」スタンスだったという人が57.7%で約6割と最も多く、次いで多いのは「残業はそこそこに仕事が終わったら帰る」の33.6%でした。「定時きっかりに帰る」スタイルをとっていた人は7.6%と、1割にも届きません。

一方、平成世代は現在として「残業はそこそこに仕事が終わったら帰る」人が49.6%とおよそ半数でトップ、次いで「定時きっかりに帰る」人が28.0%と約3割にのぼりました。50代でトップだった「残業も顧みず働けるだけ働く」人は19.8%で、2割を切っています。

“働き方改革”の浸透やライフスタイル・価値観の変化により、残業など働く時間とスタイルへの意識は、この間に大きく変化したといえるでしょう。

・共に過ごす時間で優先させる相手
【昭和世代】
家族:64.5%
恋人:23.2%
友人:8.5%
同僚:3.8%

【平成世代】
家族:44.1%
恋人:36.9%
友人:17.4%
同僚:1.6%

共に過ごす時間で優先させる相手は誰か、尋ねた結果では、昭和世代・平成世代とも「家族」が最多で、それぞれ64.5%、44.1%となりました。年齢の若い平成世代で、「恋人」や「友人」にも回答が分散する傾向はみられたものの、家族を重視する価値観が強いことは、世代を超えて普遍的であると分かります。

家へのこだわりは間取りと耐久・耐震性に集中
・家について重要なもの
【昭和世代】
間取り:43.2%
耐久性・耐震性:36.2%
デザイン:2.5%
施工会社の対応:5.1%
太陽光発電などの設備:2.0%
二世帯住宅:7.6%
その他:3.4%

【平成世代】
間取り:48.6%
耐久性・耐震性:27.5%
デザイン:9.8%
施工会社の対応:4.7%
太陽光発電などの設備:3.1%
二世帯住宅:3.1%
その他:3.2%

家族とともに過ごす時間の長い「家」については、とくに重要であると思うものを尋ねると、「間取り」と「耐久性・耐震性」が、両世代で圧倒的なトップ2になりました。

「間取り」は昭和世代の50代で43.2%、平成世代の20代ではさらに高い、48.6%となっています。「耐久性・耐震性」は50代で36.2%、20代で27.5%にのぼり、こちらは平成の時代に多く発生した大規模災害の印象が強く影響したものと考えられます。

3位は昭和世代で「二世帯住宅」の7.6%、平成世代で「デザイン」の9.8%でした。こちらはいずれも5ポイント前後の差が開いた項目となっており、やや世代間に意識の差がある点といえるでしょう。

・家を建てる上でこだわりたいこと
【昭和世代】
間取り、オリジナルなプランニング
地味でも機能性・耐久性に優れた家
災害に強く防犯性に優れた家

【平成世代】
家族が自然と集まれるような間取り、地震への強さ
過ごしやすさ、便利さ
家族が増えても困らず、長く住める家

さらに自身が家を建てるとして、こだわりたいポイントを自由回答で答えてもらうと、昭和世代の50代からは、「オリジナルなプランニング」へのこだわりや、「機能性・耐久性」、「防犯性」に優れた家、「災害に強い」家を求める声が目立ちました。

対して平成世代の20代では、やはり「地震への強さ」や「長く住める家」といった災害面への対応と耐久性を求める声が強くあるとともに、今の「過ごしやすさ、便利さ」といった快適性を重視する向きや、「家族が自然と集まれ」、世帯人数の増減によるライフスタイルにも柔軟に対応可能な家を建てたいといったニーズがみられています。

年齢や時代の世相を反映した微妙な違いを含みつつも、基本となる間取りの重要性、住宅機能としての高い耐久性・耐震性を求める意識などは共通しており、今回の調査からうかがわれる“家”をめぐる価値観は、主要部分で世代を問わず普遍的とみられる結果になっていました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

エニワン株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000041194.html

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