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【pickupニュース】東証REIT指数、前月より18.23ポイントの下落

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東京証券取引所がREITの月刊レポートを公開
株式会社日本取引所グループの東京証券取引所は9日、2019年4月版の「月刊REITレポート」の公開を開始しました。月刊の市場動向や個別銘柄別の情報をとりまとめた資料で、不動産投資信託の最新動向をみることができます。

・月間市場動向概況
東証REIT指数:1,889.13(前月比-18.23ポイント)
予想年間分配金利回り:3.96%
時価総額合計:14.05兆円(前月比-0.85%)
1日平均売買代金:428億円(前月比+0.78%)

2019年4月における東証REIT指数は1,889.13で、前月より18.23ポイント低下しました。直近5年では、およそ1,500~2,000の間で推移している東証REIT指数ですが、2017年11月以降、小幅な増減はあるものの、緩やかな上昇基調を持続しており、中長期的には現在もその傾向にあるとみられますが、今回は前月比でマイナスになっています。

時価総額加重平均の予想年間分配金利回りとして算出した値は3.96%、時価総額合計は14.05兆円でした。時価総額は前月に比べると0.85%の減少になっています。立会内における1日平均の売買代金は428億円で、前月より0.78%増加しました。

日本銀行による買入れ実行は8回
・日本銀行による買入れ状況
実行回数:8回
金額:96億円
累計買入れ総額:5,244億円

2019年4月の日本銀行による買入れ実行は8回で、金額にして96億円にのぼりました。これで累計買入れ総額は5,244億円となっています。

・銘柄別月間合計売買代金ランキングトップ5
1位 日本ビルファンド投資法人(8951・オフィス):756億3,100万円(前月比+5.7%)
2位 ジャパンリアルエステイト投資法人(8952・オフィス):567億2,900万円(前月比+4.1%)
3位 日本リテールファンド投資法人(8953・商業施設):367億6,600万円(前月比+8.4%)
4位 野村不動産マスターファンド投資法人(3462・総合型):355億3,500万円(前月比-41.5%)
5位 大和ハウスリート投資法人(8984・総合型):326億3,700万円(前月比-48.4%)

4月中の立会内売買代金トップ5銘柄をランキング化してみると、1位は「日本ビルファンド投資法人」の756億3,100万円でした。1日平均売買代金の前月比は5.7%の増加となっています。続く2位は「ジャパンリアルエステイト投資法人」の567億2,900万円でした。1位、2位はいずれもオフィス対象で、この2銘柄(投資法人)が頭ひとつ抜けたかたちになっています。

3位は「日本リテールファンド投資法人」で、商業施設対象、367億6,600万円でした。こちらは1日平均の売買代金が前月より8.4%の増加となり、他に比べて伸びが目立っています。

4位、5位はいずれも総合型の「野村不動産マスターファンド投資法人」と「大和ハウスリート投資法人」でしたが、こちらは1日平均売買代金の前月比が大幅に減少し、それぞれ41.5%、48.4%ものマイナスになっていました。

・主要動向
グローバル・ワン不動産投資法人(8958)が公募増資を発表

2019年4月期における主要な動きとしては、グローバル・ワン不動産投資法人が公募増資を発表したことが挙げられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は東京証券取引所「月刊REITレポート」公開資料より)


▼外部リンク

株式会社日本取引所グループ REITレポート・ガイドブック資料提供ページ
https://www.jpx.co.jp/equities/reports/

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