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【pickupニュース】投資用一棟マンションの価格が下落、1.7億円台に

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ファーストロジックが投資用不動産市場の最新動向を発表
不動産投資の総合情報サイト「楽待」の運営を手がける株式会社ファーストロジックは9日、同サイトに新規掲載された全国の投資用物件を対象に調査した、2019年1~3月期の市場動向を発表しました。

調査期間は2019年1月1日~3月31日、期間中に「楽待」へ新規登録・掲載された全国の一棟アパート、一棟マンション、区分マンションが対象です。

・新規掲載件数
一棟アパート:22,533件
一棟マンション:5,256件
区分マンション:30,515件

今回対象とされた新規掲載の投資用物件は、それぞれ上記のような件数になっています。なお表面利回りは、想定年間収入をその物件の購入価格で除し、100を乗じて算出されました。

・一棟アパートの市場動向
【物件価格】
2019年1月:6,829万円(前月比-160万円)
2019年2月:6,856万円(前月比+27万円)
2019年3月:6,594万円(前月比-262万円)

【表面利回り】
2019年1月:9.15%(前月比-0.03ポイント)
2019年2月:8.96%(前月比-0.19ポイント)
2019年3月:9.23%(前月比+0.27ポイント)

一棟アパートの動向をみると、物件価格は7,000万円水準だった前年末から下落し、1月に6,829万円となって、2月にはやや持ち直したものの、3月に262万円の低下を記録、6,594万円になりました。

表面利回りは、1月が前月から0.03ポイントの微減で、ほぼ横ばいとなる9.15%となり、2月になると低下幅が拡大、9%を下回って8.96%となりました。しかし、3月には価格下落を背景に0.27ポイントの上昇で、9.23%となっています。

区分マンションは引き続き価格高騰傾向
・一棟マンションの市場動向
【物件価格】
2019年1月:1億8,561万円(前月比-1,558万円)
2019年2月:1億8,964万円(前月比+403万円)
2019年3月:1億7,863万円(前月比-1,101万円)

【表面利回り】
2019年1月:7.84%(前月比+0.12ポイント)
2019年2月:7.67%(前月比-0.17ポイント)
2019年3月:7.88%(前月比+0.21ポイント)

2019年1~3月の一棟マンション市場動向をみると、物件価格では年末に一時2億円台を突破するにいたっていましたが、年明け1月になると1,558万円とまとまった下落で1億8,561万円になりました。

2月は再び上昇に転じ、1億9000万をわずかに切る水準となりましたが、3月に再び下落、5年ぶりの1億7,000万円台を記録しました。月による上下変動はあるものの、全体として平均価格はやや下落傾向にあるようです。

表面利回りは7%台後半から8%でのおよそ横ばいといえる推移を続けており、1~3月期も価格変動に伴う多少の増減はみられたものの、この範囲内に収まりました。3月の7.88%が最新値となっています。

・区分マンションの市場動向
【物件価格】
2019年1月:1,572万円(前月比+11万円)
2019年2月:1,734万円(前月比+162万円)
2019年3月:1,632万円(前月比-102万円)

【表面利回り】
2019年1月:7.60%(前月比-0.10ポイント)
2019年2月:7.37%(前月比-0.23ポイント)
2019年3月:7.27%(前月比-0.10ポイント)

区分マンションについては、物件価格が依然緩やかな上昇基調にあり、2月に前月比162円アップで1,734万円を記録、3月はやや下げて1,632万円となったものの、中長期的には横ばいから上昇といった傾向にあります。一棟アパートや一棟マンションでみられたような価格下落は確認されませんでした。

表面利回りは、物件価格の上昇から低下する傾向が続いており、1~3月の期間中も徐々に下げて、3月には直近3年間で最も低い7.27%となっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/20190409/

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