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【pickupニュース】首都圏住宅地価格、2四半期連続でわずかに下落

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野村不動産アーバンネットが住宅地価格の最新調査結果を公開
野村不動産アーバンネット株式会社は5日、2019年4月1日時点の首都圏における「住宅地価格動向」の調査を行い、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は1989年に開始され、3カ月ごとに行われているもので、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアから調査地点を選択抽出、通常取引を想定した実勢価格の査定を実施し、データ集計されています。今回、調査対象地点となったのは、首都圏の住宅地168地点でした。

・首都圏エリアの概況
住宅地価格変動率:-0.04%(前回同値、前年同期比-0.24ポイント)
年間変動率:0.3%(前回比-0.1ポイント)

首都圏エリア全体の単純平均値で算出した2019年4月の住宅地価格変動率は-0.04%で、前回と同じ値になり、2四半期連続の下落傾向となりました。下落幅はごくわずかですが、マイナスに振れています。一方、年間変動率は0.3%で、前回調査時に比べると0.1ポイント低下したものの、依然プラス傾向を維持していました。

価格横ばい地点が増加、値上がり地点が減少
・エリア別住宅地価格変動率
東京都区部:-0.1%(前回比-0.1ポイント、前年同期比-0.2ポイント)
東京都下:-0.1%(前回比-0.1ポイント、前年同期比-0.1ポイント)
神奈川:0.0%(前回比+0.1ポイント、前年同期比-0.1ポイント)
埼玉:0.0%(前回比-0.1ポイント、前年同期比-0.8ポイント)
千葉:0.0%(前回比+0.3ポイント、前年同期比+0.1ポイント)

2019年4月のエリア別でみた住宅地価格変動率は、神奈川、埼玉、千葉がいずれも0.0%でおよそ変動なしという値になり、東京都区部と東京都下はやや下落、どちらも-0.1%でした。東京圏の2エリアが、前回の0.0%からマイナスに転じた一方、神奈川と千葉は前回のマイナス水準から、再び0.0%にまで戻しています。

前年同期に比較すると、当時は千葉のみがマイナスであったため、それ以外の4エリアは低下傾向となっていました。中でも埼玉は0.8%の上昇を記録していたため、差が大きくなっています。

・エリア別年間変動率
東京都区部:0.4%
東京都下:-0.1%
神奈川:-0.1%
埼玉:1.2%
千葉:0.3%

年間変動率でみると、東京都下と神奈川の2エリアがマイナス0.1%になり、マイナス水準でしたが、残る3エリアはプラス基調で、埼玉では1.2%の上昇と1%を超える水準が保たれています。東京都区部は0.4%で、首都圏平均より0.1ポイント高い上昇でした。

・価格の変化
【四半期ベース】
値上がり地点:2.4%(前回比-1.8ポイント)
横ばい地点:92.3%(前回比+1.2ポイント)
値下がり地点:5.2%(前回比+0.6ポイント)

【年間ベース】
値上がり地点:19.0%(前回比-3.0ポイント)
横ばい地点:71.4%(前回比+2.9ポイント)
値下がり地点:9.5%(前回同値)

各地点の価格そのものの推移では、四半期ベースで「値上がり」した地点は全体の2.4%と少なく、前回調査時よりも1.8ポイント減少しました。「横ばい」地点は92.3%で大半を占め、前回よりもさらに1.2ポイント増えています。「値下がり」地点は5.2%で、限定的ですが前回に比べると0.6ポイント、こちらも増加していました。

年間ベースで分析した場合、「値上がり」した地点は19.0%、約2割にのぼるものの、前回に比べると3.0ポイント減少しています。代わって増加したのは「横ばい」地点で、全体の71.4%でした。「値下がり」地点は前回と同じ9.5%と、1割弱にとどまります。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


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