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【pickupニュース】東証REIT指数、11月は反転上昇に

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東京証券取引所が最新レポートを公開
株式会社日本取引所グループの東京証券取引所は7日、「月刊REITレポート」の2018年11月版を公開しました。2018年11月期における不動産投資信託(REIT)の市場動向や銘柄別主要情報を閲覧することができます。

・月間市場概況
予想年間分配金利回り:4.07%
月末時価総額合計:13兆2,500億円(前月比+3.89%)
1日平均売買代金:390億円(前月比+23.39%)
東証REIT指数:1,816.96ポイント(前月比+70.99ポイント)

時価総額加重平均で予想年間分配金利回りを算出すると、11月は4.07%となりました。月末時点での時価総額合計は13兆2,500億円となり、前月より3.89%の増加になっています。立会内を対象とする1日平均売買代金も、やや低調だった前月から23.39%の大幅アップを記録、390億円に上昇しています。

東証に上場しているREIT全体の値動きを示した東証REIT指数は、1,816.96ポイントとなり、前月より70.99ポイントの上昇、反転して再び緩やかな上昇基調が確認されるまでになりました。

日銀の累計買入れ総額は4,980億円に
・日本銀行による買入れ実績
実行回数:1回
買入れ額:12億円
累計買入れ総額:4,980億円

11月の日本銀行によるREIT買入れは1回、12億円規模で実行されたことが報告されています。これにより累計買入れ総額は4,980億円に達しました。

・銘柄別月間合計売買代金ランキング
1位 日本ビルファンド投資法人(オフィス):729億6,000万円(前月比+96.7%)
2位 ジャパンリアルエステイト投資法人(オフィス):618億6,700万円(前月比+98.9%)
3位 日本リテールファンド投資法人(商業施設):473億3,200万円(前月比+48.1%)
4位 ユナイテッド・アーバン投資法人(総合型):375億2,700万円(前月比+76.8%)
5位 大和ハウスリート投資法人(総合型):341億2,600万円(前月比+40.7%)

銘柄別にみた11月の月間合計売買代金ランキングでは、1位がオフィスを対象とする「日本ビルファンド投資法人」で、729億6,000万円でした。1日平均売買代金を前月と比較すると、96.7%の増加になっています。

2位は同じくオフィス対象の「ジャパンリアルエステイト投資法人」で、売買代金合計は618億6,700万円でした。こちらは1日平均の売買代金が前月より98.9%アップし、トップ5内でも最も大きな上昇幅となっています。

続く3位には、商業施設対象の「日本リテールファンド投資法人」が473億3,200万円でランクインしました。以下、4位と5位はいずれも総合型になる「ユナイテッド・アーバン投資法人」の375億2,700万円、「大和ハウスリート投資法人」の341億2,600万円になっています。1日平均売買代金を前月と比較すると、トップ5に名を連ねた投資法人は、いずれも40%以上のアップを記録していました。

・公募増資
阪急阪神リート投資法人(8977)
アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)

なお、11月に公募増資を発表したのは、上記の2投資法人となっています(括弧内はコード番号)。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は「月刊REITレポート(2018年11月版)」公開資料より)


▼外部リンク

株式会社日本取引所グループ 「月刊REITレポート」資料提供ページ
https://www.jpx.co.jp/

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