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【pickupニュース】オフィス立地ブランド、人気トップは不動の丸の内!

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プレイスマネジメント研究所がオフィスに関するブランド調査を実施
就労環境についての調査・コンサルティングなどを手がけるプレイスマネジメント研究所は9日、首都圏の1都3県に在住し、東京23区内に勤務する社会人を対象とした「オフィス立地ブランド調査2018」と「オフィスビルブランド調査 2018」を実施し、その結果を集計して公開しました。

調査は2018年6月に都心50エリアを対象として実施、対象者条件に該当する20~59歳の男女2,000人にWebアンケート方式で回答を求めました。「魅力度調査」と「イメージ調査」の2つで構成し、働きたいエリアをランキング化、人気エリアを抽出するとともに、各エリアの与えるイメージについて探っています。なお、「オフィスビルブランド調査」で対象となっているのは、首都圏に存在する高層ビル50棟です。

・オフィス立地ブランド調査「働く魅力度」ランキング
1位 丸の内:40.0%(前回1位)
2位 大手町:36.1%(前回4位)
3位 日比谷・有楽町:35.3%(前回3位)
4位 銀座:34.9%(前回2位)
5位 日本橋:33.9%(前回5位)
6位 恵比寿:31.0%(前回7位)
7位 八重洲:30.7%(前回6位)
8位 表参道:27.9%(前回8位)
9位 外苑前・青山一丁目:25.7%(前回9位)
10位 品川:25.6%(前回10位)

まず都内50エリアについて、「働きたい」から「働きたくない」まで5段階評価で選択してもらい、「働きたい」と「やや働きたい」の回答を合計して、その割合が高い順にランキングした魅力度ランキングをみると、1位は「丸の内」で40.0%を集め、2位を4ポイント近く引き離し、前回2015年調査時に続くトップとなりました。

2位は「大手町」で36.1%、前回調査では4位であったことから順位を2ランクアップさせています。3位は「日比谷・有楽町」で35.3%、順位に変動はありませんでした。前回調査で2位にランクインした「銀座」は、今回4位に転落しています。

しかし以前34.9%の支持を集めており、2~5位は約2ポイント内の僅差の争いでもあるため、ほぼ魅力は維持されているとみることもできるでしょう。6~10位についても、順位に大きな変動はみられず6位の「恵比寿」と7位の「八重洲」に逆転がみられたのみでした。

11~50位では、12位の「京橋」が前回の18位から上昇、17位の「虎ノ門」も22位からのランクアップとなり、上昇度が目立ちました。再開発による魅力度の向上などが影響しているものとみられます。一方2位の「原宿・神宮前」は、前回17位からの大幅ダウンで、最も変動が大きなエリアともなっていました。

働く街として評価の高い丸の内も“住む”魅力は低め
・丸の内エリアの詳細結果
【魅力度】
働く:37.0%(全体順位1位・平均スコア20.2)
行く:36.8%(全体順位8位・平均スコア26.3)
住む:10.7%(全体順位37位・平均スコア13.9)

【イメージ全体像】
アクティブ:58.0
スタイリッシュ:68.0
コンビニエンス:59.6
トラディショナル:56.1
リラックス:51.3

【イメージ構成項目】
交通の便がいい:23.8(平均スコア7.4)
商業施設が充実している:20.3(平均スコア7.5)
大人っぽい:20.1(平均スコア11.1)
グローバル感がある:17.5(平均スコア10.2)
高級感がある:17.4(平均スコア5.3)

オフィス立地ブランドとして、働く魅力度がトップとなった「丸の内」エリアですが、より詳細な調査結果でみると、魅力度でも「働く」上ではトップ評価なのに対し、「行く」に関しては平均スコアを10ポイントほど上回るものの、順位が8位に低下、さらに「住む」となると、支持は10.7%になり、50エリアの平均スコアを約3ポイント下回って、順位も37位まで後退していました。

イメージ全体像では、各項目を偏差値で示すと、アクティブ度が58.0、スタイリッシュ度が68.0などと高く、コンビニエンス度、トラディショナル度もそれぞれ50後半で高めになっていましたが、リラックス度はほぼ平均の51.3となっています。タイプとして「羨望タイプ」の街と分析され、落ち着いた魅力よりはおしゃれな環境で利便性が高く、活動的に働くのに向くエリアとみられていることが分かりました。

賃料相場はSクラスで高く、イメージ構成項目として上位5つにあがったのは、交通の便の良さを筆頭に、商業施設の充実、大人っぽさ、グローバル感、高級感となりました。いずれも50エリアの平均スコアを10~15ポイントほど上回っています。

プレイスマネジメントでは、丸の内を「羨望タイプ」としたように、各エリアを優等、羨望、親密、下町、伝統、活性、新興、凡庸の8タイプに分類、イメージとして地図上にまとめ、傾向を分析することも行っています。

下町タイプと伝統タイプは、古くから栄えた中心部に円を描く形で広がり、羨望タイプは北西部に集中、この羨望タイプと伝統タイプに挟まれた領域に、新興タイプが生まれていることがうかがわれました。活性タイプは周辺地区・湾岸地区で各方角に点在するように現れています。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

プレイスマネジメント研究所によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000016094.html

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