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【pickupニュース】売主別の中古M値上がり率、関東は新日鉄興和不動産が1位

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スタイルアクトが中古マンションの値上がり率を調査
不動産投資手法のコンサルティングやマンション物件の会員制情報サイト「住まいサーフィン」の運営などを手がけるスタイルアクト株式会社は1日、「売主別中古マンション価格の値上がり率ランキング(2018年関東版)」を作成し、発表しました。

この調査は、2017年7月~2018年6月に売り出された中古住宅のマンション価格と2006年以降に分譲された新築時における該当住戸の価格を比較、新築時からの値上がり率がどれほどになっているか、その変動率を算出し、ランキングしたものです。対象は関東圏で30棟以上のサンプルがあるデベロッパーのもので、住戸サンプル数は46,663件でした。

・売主別平均値上がり率ランキング
1位 新日鉄興和不動産:14.4%(物件数35棟、平均事例数202件)
2位 東急不動産:8.2%(物件数110棟、平均事例数512件)
3位 住友商事:7.6%(物件数35棟、平均事例数191件)
4位 オープンハウス・ディベロップメント:6.7%(物件数47棟、平均事例数192件)
5位 三菱地所レジデンス:6.0%(物件数282棟、平均事例数1,656件)
6位 伊藤忠都市開発:5.8%(物件数64棟、平均事例数373件)
7位 グローバル・エルシード:5.6%(物件数32棟、平均事例数153件)
8位 三井不動産レジデンシャル:5.5%(物件数239棟、平均事例数1,833件)
9位 大成有楽不動産:4.2%(物件数35棟、平均事例数183件)
10位 NTT都市開発:3.9%(物件数35棟、平均事例数162件)

今回のランキング結果では、トップの新日鉄興和不動産では、平均値上がり率が2桁となり、8位の三井不動産レジデンシャル以上では5%超、17位の住友不動産の0.8%以上で、プラスの値を記録するものとなりました。不動産は通常、経年に伴って価格が下落することから、プラスの上昇値となっているだけでも注目されるところといえます。

ニーズの高いエリアに供給を絞り込んだ高品質住宅の売主が上位に
1位に輝いた新日鉄興和不動産は、関東圏でもとくに都区部や政令指定都市など、中心部で「リビオ」ブランドを展開、都市型のライフスタイルを意識的に提案する物件の供給を進めています。

首都圏を中心に土地を厳選し、それぞれに富裕層や単身者、ファミリー層など対象購買層を意識した商品をラインナップ、見合った価格と設備仕様など詳細設定を行うことで、竣工後にも立地の希少性と完成物件に対する品質評価が高く評価されるようになっていました。その結果、唯一2桁にのる14.4%という高い平均値上がり率を記録するものとなっています。

続く2位にランクインしたのは東急不動産で、こちらは物件数が比較的多い110棟、平均事例数も512件にのぼり、その中で平均値上がり率8.2%となりました。東急グループとして、東急電鉄沿線の高い人気を誇るエリアを中心に、都心や文京区など値の下がりにくい人気エリアで、高品質な「ブランズ」シリーズを供給しています。

3位はマンション事業のパイオニアとして知られる住友商事でした。こちらは値上がり率が7.6%となっています。マンションシリーズ「クラッシィハウス」の供給デベロッパーですが、関東圏では都内およびさいたま市浦和区など、好立地に限定した展開となっており、そのことが高い値上がり率の記録につながったようです。

全体を通して、エリアを一定程度絞り込み、優れた立地で高品質のマンション物件を供給する売主が、結果として上位を占めるものとなっているといえるでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

スタイルアクト株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000007875.html

「中古マンション値上がり率ランキング 2018年関東版」調査結果詳細案内ページ
https://www.sumai-surfin.com/price/UrinushiTouraku2018/

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