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家の土台・失敗しない土地購入の注意すべきポイント

失敗しない土地選びのポイントとは
安心して暮らせる家は、土台である土地選びが大切です。家を建てた後で法的な問題が発生したり、余計な出費が発生したりしないよう、土地購入のポイントをまとめました。

一般に重視するのは「面積」「価格」
まずは一般に土地を購入する際何を重視しているのか、フリーダムが調査を行っています。それによると「面積や形状」34%、「価格」23%、「交通」21%、「用途地域」17%、「建ぺい率や容積率」5%となっています。

土地選びにはそれぞれ条件や理由がありますが、実際にはほかにも検討するべき点がたくさんあります。土地選びを始める前に、知っておくべき、考慮するべきポイントをあげていきます。

エリアの選定
土地の購入は、まずエリアの選定から始め、生活の条件を明確にすることから始まります。

通勤・通学などの利便性、市役所などの公共施設・スーパーなどの施設、医療・教育機関、周辺環境などがあげられます。周辺環境については戸建てか、マンションか、分かれば近隣住民の様子やトラブルの有無、ゴミ置き場の位置なども確認しておくと良いでしょう。

土地の条件
次は用地の分類、境界線、建築制限があるかどうかなどを確認します。

例えば農地など、もともと宅地でないところを購入すると、新たに申請を行い、インフラ整備など住宅建設を可能にする条件を整えなければなりません。そのための費用も発生します。

気をつけたいのが道路。建築基準法では「接道義務」があり、4メートル幅の道路に接していなければなりません。条件を満たさないと新たに道路を作る面積と費用が発生します。

道路には「私道」と「公道」で道路ごとに決まり事がありますが、個人所有の「私道」はトラブルに発展する恐れもあるため、特に注意が必要です。

境界杭も購入前に売り主や隣接する土地所有者に立ち会ってもらい、杭を設置して境界線を明確にします。

自治体の都市計画もチェックしましょう。立てられる家の面積に影響します。

また「抵当権」の確認も、トラブル回避につながります。抵当金が消えていないと土地を手に入れることができません。確認せずにトラブルになっているケースはたくさんあるので、抵当権が消えてから代金を支払うようにしてください。

土地の安全性
そしてもう一つ重要なのは、土地の安全性。地盤がしっかりしているか、雨水などが流れやすくないか、騒音や汚染などがないかを確認します。

水域を埋め立てた地域、盛り土による造成地かなどを確認する方法は図書館の資料、法務局の土地登記簿謄本などがあります。

各自治体や国土交通省が提供している防災マップ(ハザードマップ)では、台風や大雨、津波などによる被害が想定さる地域が確認できます。

さらに購入前後に地盤調査を依頼することも一つの方法です。地盤の状況によっては、補強工事でしっかりした住宅を建てることができるので、専門家の判断も参考にしましょう。

不動産会社と親しくなる
そして土地探し・土地選びでは、不動産会社との接し方にも気をつけたいポイント。プロと駆け引きをするよりも、購入したい時期や予算の上限・下限など正直に伝え、理想の土地のイメージを共有できるようにコミュニケーションをとります。

イメージが分かると不動産会社も動きやすくなります。ただし、あまり長くなると不動産会社も真剣に取り組んでくれなくなってしまいます。

慎重さは大切ですが、まずはどんな土地に住みたいのかを明確にして、それからそこが安全か、家を建てる条件を満たしているのかなど、一つずつポイントを絞り込んでいきましょう。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は写真ACより)

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