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【pickupニュース】新社会人の住み替え、約半数が親からの資金援助あり

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アットホームが新社会人の住み替え資金事情を調査
アットホーム株式会社は5日、全国の会社員歴1~3年目の男女を対象とした「新社会人住み替え資金事情」調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

社会人となるのにあわせ、賃貸物件に住み替えてひとり暮らしをした経験のある人が対象で、2018年2月2日~2月5日の期間、インターネットアンケート方式で実施、有効回答数は513となっています。

・新社会人の住み替え時初期費用
家賃月額:平均5.7万円
敷金額:平均4.3万円
礼金額:平均3.2万円
仲介手数料額:平均4.0万円
総額:平均17.2万円

まず、家賃や敷金・礼金など、初期費用としてどれくらいの費用がかかったか調査したところ、家賃の平均は5.7万円、敷金が4.3万円、礼金が3.2万円で仲介手数料は4.0万円でした。合計額では、平均17.2万円となっています。

家賃の最多域は5万円台の24.2%で、以下6万円台の21.8%、4万円台の16.6%などと続きました。敷金は0円が46.4%と最多になった一方、10万円以上15万円未満という人も10.1%みられています。礼金も0円が55.0%で最多でしたが、5万円台や10万円以上15万円未満もそれぞれ7.8%、7.6%とやや高く、二極化が進んでいるようです。「敷金・礼金ともに0円」とした人は41.9%でした。

・親からの初期費用に対する資金援助
あり:48.4%
なし:51.6%

【資金援助額】
0円:51.6%
1万~5万円未満:5.0%
5万~10万円未満:9.0%
10万~15万円未満:13.5%
15万~20万円未満:4.3%
20万~25万円未満:6.8%
25万~30万円未満:1.4%
30万円以上:8.4%

次に、発生した住み替え初期費用に対し、親が出してくれた援助額は平均7.8万円で、およそ半数にあたる48.4%の人が資金援助を受けていました。資金援助ありの人のみに限定して平均額を算出すると、16.0万円になっています。援助額別の回答分布としては10万~15万円未満が最多の13.5%で、30万円以上という人も8.4%ありました。

初期費用の援助分は約3割が返済と回答
・住み替え時の引っ越し代
引っ越し代:平均7.9万円
家具家電など新生活開始にかかる費用:平均16.9万円

住み替えを行った際にかかった引っ越し代は、0円の人も24.8%とおよそ4人に1人みられた一方、15万円以上を要した人も18.1%と多く、平均では7.9万円となりました。新生活に必要な家具家電の購入など、その他の費用は平均16.9万円かかっています。

・新生活開始における親からの資金援助
引っ越し代に対する援助額:平均4.0万円
家具家電などの出費に対する援助額:平均6.0万円

・親からの資金援助額合計
0円:35.5%
1万~5万円未満:5.5%
5万~10万円未満:7.4%
10万~15万円未満:8.8%
15万~20万円未満:8.2%
20万~25万円未満:7.2%
25万~30万円未満:4.3%
30万~35万円未満:5.8%
35万~40万円未満:3.5%
40万円以上:13.7%

引っ越し代に対する親からの資金援助は平均4.0万円で、家具家電などの購入に対する援助は平均6.0万円でした。また初期費用と引っ越し代、新生活開始に必要な家具家電等の購入まで含めた親からの資金援助額合計では、平均が17.8万円となり、援助が全くなかったという人が35.5%である一方、40万円以上あった人も13.7%にのぼっています。

・援助への返済
【初期費用】
返済した(している):27.5%
返済していない:72.5%
平均返済額:11.9万円
受けた平均援助額:11.9万円

【引っ越し代】
返済した(している):19.2%
返済していない:80.8%
平均返済額:8.6万円
受けた平均援助額:8.8万円

【新生活開始費用】
返済した(している):17.9%
返済していない:82.1%
平均返済額:9.4万円
受けた平均援助額:11.4万円

親が払ってくれた費用について完済した、または返済しているとした人は、初期費用で27.5%と約3割になりました。返済している人が受けた援助額と返済(予定)額は、平均で11.9万円の同値になったことから、全額の返済を予定している、または完済していることが分かります。

一方、引っ越し代では、返済を試みている人が19.2%と約2割に低下し、家具や家電の購入など新生活開始にかかる費用への援助については、返済した(している)人が17.2%で、3項目中では最も低くなっています。

返済した(している)人では、いずれも受けた援助額と返済額に大きな差がみられず、新生活開始費用で約2万円援助額が上回ったものの、ほぼ全額の返済となっていることがうかがわれました。

・住み替えの初期費用節約意識
意識した:70.8%
していない:29.2%

・フリーレント物件を選んだ
はい:17.5%
いいえ:82.5%

社会人になるのを機に行った住み替えで、敷金・礼金など、初期費用をなるべく抑えることを重視したかどうか尋ねた設問では、「重視した」人が7割を超えています。一方、初期費用を抑えるためにフリーレント物件を選んだという人は限定的で、17.5%にとどまっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容・アットホーム調べ)


▼外部リンク

アットホーム株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
http://athome-inc.jp/

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