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【pickupニュース】Aグレードオフィス賃料、東京は緩やかな上昇もピーク間近

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JLL日本が17年第4四半期オフィスプロパティクロックを公開
総合不動産サービスをグローバルに展開するJLLの日本法人、ジョーンズ ラング ラサール株式会社(JLL日本)は7日、2017年第4四半期の「JLLオフィス プロパティクロック(不動産時計)」を公開しました。

「JLLオフィス プロパティクロック」は、世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて可視化したJLL独自の市場分析ツールで、四半期ごとに公開されています。一般に賃料がおよそ「賃料下落の加速」から「賃料下落の減速(底入れ)」、「賃料上昇の加速」、「賃料上昇の減速(頭打ち)」というサイクルで推移、変動することを前提に、現在状態がどのような位置にあるかを分かりやすく示しています。

・オフィス定義
【東京Aグレード】
エリア:東京中心業務地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)
延床面積:30,000平方メートル以上
基準階面積:1,000平方メートル以上

【大阪Aグレード】
エリア:大阪中心業務地区(中央区、北区)
延床面積:15,000平方メートル以上
基準階面積:600平方メートル以上

なお、この調査におけるオフィスグレードの定義は上記のようになっています。

・東京Aグレードオフィス賃料動向
フェーズ:賃料上昇の減速
大量供給予定の2018年分も着実に消化
年間賃料は横ばいか若干の上昇傾向で推移の見込み

2017年第4四半期における東京Aグレードオフィス賃料は、前期とほぼ同じ、「賃料上昇の減速」フェーズにあるとされ、これで2016年第1四半期から7四半期連続で同フェーズに位置するものとなりました。時計の針で、およそ11時を少しまわった付近にあり、賃料は引き続き緩やかに上昇しますが、まもなくピークを迎える見通しです。

2018年には過去10年平均の倍以上という大量供給が予定されていますが、すでに市場では供給予定床の消化が着実に進んでおり、年間を通じた賃料動向は横ばいか、やや上昇傾向になると予想されています。

大阪は賃料上昇が加速、2018年も力強い伸びを予想
・大阪Aグレードオフィス賃料動向
フェーズ:賃料上昇の加速
将来供給も限定的でさらに上昇へ

2017年第4四半期の大阪Aグレードオフィス賃料は、「賃料上昇の加速」フェーズにあると判断されました。14四半期連続でこのフェーズを維持しており、賃料上昇をさらに加速させてきています。時計でいう8時を過ぎた付近に位置し、「賃料上昇の減速」と切り替わる9時へと近づいてはいるものの、引き続き堅調な推移をみせているでしょう。

2018年についても、将来供給が限定的であることもあいまってさらなる力強い賃料上昇傾向が現れるもの見込まれました。取得競争が激化した東京から、地方圏へ目を向けた投資家層による大阪の物件取得も進行していることが報告されています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ジョーンズ ラング ラサール株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
http://www.joneslanglasalle.co.jp/

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