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【pickupニュース】コロナ禍で見直される戸建ての価値、価格以外での評価がアップ

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オープンハウスがこれからの住まい意識とニーズを調査
株式会社オープンハウス(以下、オープンハウス)は27日、首都圏1都3県の居住者を対象とする「コロナ禍を受けたこれからの住宅意識調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は株式会社マーケティングアンドアソシエイツに委託し、2021年5月12日にインターネット・アンケート方式で実施、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の都心近郊在住で、住居の購入検討意識がある20~49歳の男女を対象としています。有効回答者数は、男性300人、女性300人の合計600人でした。

・集合住宅と比べた戸建ての割安感
コロナ流行前の「ある」:61.1%

まず、新型コロナウイルス感染症が本格的に流行する前の2015年~2020年2月における戸建て購入者において、マンションなど集合住宅と比較し、戸建てに割安感があると思うか尋ねた結果では、61.1%の人が「ある」とし、価格面の割安さに魅力を感じていた人が多くみられていました。

・集合住宅と比べた戸建ては価格以外の価値が大きい
流行前購入者:35.9%
流行後購入者:48.6%

しかし、新型コロナウイルスのパンデミックが発生すると、この状況が大きく変化します。マンションなど集合住宅と比べ、戸建ては価格以外の価値が大きいと思うかどうか、流行の前後で調べた結果をみると、流行前の2015年~2020年2月購入者の場合、「はい」は35.9%であったのに対し、2021年1月以降に戸建てを購入した流行後の購入者では、「はい」が48.6%まで増加していました。

比較すると12.7ポイントの上昇で、流行後の購入者では、半数近くの人が価格以外の価値の大きさを感じています。新型コロナの影響から、戸建てにおける価格以外の価値が大いに見直されていることが分かりました。

在宅時間増加でも自由かつ快適に暮らせる戸建ての魅力
・戸建て住居に感じる魅力ポイント(流行後と流行前の差分)
外装を自由にデザインできる:73.0%(+9.2ポイント)
自分のライフスタイルに合わせて好きに間取りを調整できる:83.8%(+8.2ポイント)
収納が豊富:86.5%(+7.9ポイント)
集合住宅のようにさまざまなルールに縛られることがない:86.5%(+6.6ポイント)
自分の生活音を周りに配慮しなくて良い:83.8%(+6.1ポイント)
隣人や階上・下の騒音を気にせずに済む:86.5%(+4.4ポイント)
エネルギーの自給自足ができる:56.8%(+4.4ポイント)
玄関前スペースを気兼ねなく利用できる:83.8%(+3.4ポイント)
キッチン・バスなどの設備・部材を選べる:75.7%(+3.2ポイント)
駐車スペースを広く設けられる:73.0%(+3.1ポイント)
周囲の人と一定の距離を保って生活できる:81.1%(+2.9ポイント)
庭を作ることができる:62.2%(-0.7ポイント)
外部に面することで日差しや風通しが良い:75.7%(-3.4ポイント)

戸建てタイプの住居について、どんな点に魅力を感じるか購入者に尋ね、その回答率を項目ごとに新型コロナウイルス流行前後で比較すると、ほとんどの項目で戸建ての魅力が高まっていましたが、とくに「外装を自由にデザインできる」が9.2ポイントと最大差分で増加していました。

差分2位は「自分のライフスタイルに合わせて好きに間取りを調整できる」で、8.2ポイント増加、83.8%の回答率になっていました。3位は「収納が豊富である」ことの7.9ポイント増で86.5%、以下「集合住宅のようにさまざまなルールに縛られることがない」、「自分の生活音を周りに配慮しなくて良い」、「隣人や階上・下の騒音を気にせずに済む」などと続いています。

回答率としては、「玄関前のスペースを気兼ねなく利用できる」や「周囲の人と一定の距離を保って生活することができる」といった項目も魅力と感じる人が多く、新型コロナの流行後では、それぞれ83.8%、81.1%と8割を超えていました。

外出自粛やテレワーク、オンライン授業などで在宅時間が増加した中、あまり周囲や隣人の存在を気にすることなく、自由に、快適に、暮らしの形を再設計できるといった点を中心に、戸建ての魅力があらためて感じられているようです。

・コロナ禍で戸建て住居を購入したい気持ちが高まった
2年以内住宅購入検討者:82.3%
2年以内住宅購入検討者かつ既婚子どもあり:84.9%

新型コロナの流行と暮らしへの影響を経て、戸建て住居を購入したいと思う気持ちがどのように変化したか調査した結果では、回答者のうち2年以内に住宅購入を検討している人の場合、コロナ禍前より購入意欲が高まった人が82.3%となりました。

さらに2年以内の住宅購入検討者で、既婚の子どもあり層に限定すると、その割合は84.9%にもなっています。ファミリータイプのマンション顧客層も、コロナ禍を経て、戸建て志向を強めたと考えられます。

戸建て購入を検討する理由の自由コメントでは、「外出しづらいため庭付き一軒家が魅力」という声や「おうち時間をもっと充実したものにしたい」、「家族と家で過ごす時間が増え、自分たちが心地よい空間を一から作れるのは魅力」と感じられるようになったなどの声が寄せられました。

また「集合住宅と比べ近隣住民との接触機会が少ないので、コロナ感染のリスクが少なく、家族共々安心して生活できそう」といった意見もみられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社オープンハウス プレスリリース
https://oh.openhouse-group.com/

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