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【pickupニュース】不動産投資の営業を受けるきっかけ、6割弱は電話勧誘から

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クレアスライフが不動産投資の勧誘・営業に関する調査を実施
株式会社クレアスライフ(以下、クレアスライフ)は17日、不動産投資やマンション投資についての勧誘や営業に関する実態を調査するため、アンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2種に分けて行われ、まず勧誘電話について、2020年6月7日~6月10日の期間、1年以内に不動産投資関連の電話営業を受けたことがある人を対象に実施、また訪問営業について、2020年6月15日に、過去3年以内で不動産投資の対面営業を受けたことがある人を対象として実施したとされています。

勧誘電話についてのアンケートでは、223人の有効回答が、訪問営業についてのアンケートでは、146人の有効回答が得られました。

・勧誘電話があった場合に詳しい内容を聞くか
すぐに断る63.7%
断る前提である程度聞く:21.1%
とりあえず話を聞いてみる:12.1%
よく話を聞く:2.2%
その他:0.9%

まず、不動産投資の勧誘電話があった場合、具体的に詳しい内容の説明を聞くかどうか尋ねたところ、「すぐに断る」ので聞かないという人が最も多く63.7%でした。次いで「断る前提である程度聞く」人が21.1%あり、「とりあえず話を聞いてみる」人は12.1%になっています。

突然の電話による勧誘は、基本的に断る方針としている人も多いようです。それだけ警戒心も高いと考えられます。

一方で、断ることを前提としつつも、具体的な話を聞く人も2割超あり、さらに「とりあえず話を聞いてみる」というスタンスの人が約12%、「よく話を聞く」という2.2%の人も含めて合計すれば、3分の1以上の人は勧誘と理解しつつ、ある程度詳しく話を聞いていることも分かりました。

・どのような断り方をしているか
必要ないことを明確に伝える:52.9%
必要がなく今後もかけないように明確に伝える:16.4%
話をせずすぐ電話を切る:14.3%
仕事中や手が離せないなどの理由で断る:9.0%
「今はちょっと必要ない」などやんわりと断る:6.3%
「考えてみる」など一旦話を終わらせて切る:0.5%
その他:0.5%

不動産投資の勧誘電話に対し、具体的にどのような断り方をしているか尋ねた問いでは、「必要ないことを明確に伝える」が52.9%の最多回答で、過半にのぼったものの、「今後もかけないように明確に伝える」ところまでしている人は16.4%、2割以下にとどまっていました。

とりあえず「すぐに電話を切る」人が14.3%で3番目に多く、「仕事中や手が離せない」、子どもが呼んでいるなど、別の理由をつけて断る人も9.0%にみられます。よりやんわりとした断り方をする人や、実際には断るつもりであるのに、「考えてみます」と対応するなど、話を終わらせることに終始した電話の切り方をしている人もありました。

無用のトラブルを招かないようにするためには、きちんと意思を伝えて断ることも重要です。

断れず無理矢理営業トークを聞かされてしまう人も約4人に1人
・営業を受けたきっかけ
電話による勧誘:57.5%
街頭での勧誘:15.1%
自らの問い合わせ:20.5%
その他:6.5%

次に、不動産投資の対面営業の実態についての調査結果です。営業を受けたきっかけを尋ねた問いでは、「電話による勧誘」が57.5%で最も多く、次いで「自らの問い合わせ」が20.5%、3位に「街頭での勧誘」の15.1%となりました。

6.5%を占めた「その他」の内訳では、「自宅への訪問営業」がとくに多かったと報告されています。

・営業を受けた理由
はじめから興味があった:36.3%
話を聞いているうちに興味がわいた:24.7%
興味はなかったが半ば無理矢理話を聞かされた:24.7%
なんとなく:12.3%
その他:2.1%

実際に会って不動産投資の話を聞く対面営業を受けた理由を尋ねると、最多は「はじめから興味があった」からの36.3%でしたが、次いで多いのは「話を聞いているうちに興味がわいた」と「興味はなかったが半ば無理矢理話を聞かされた」が同率で、24.7%でした。

「なんとなく」という回答も12.3%にのぼり、あまり自らの興味関心がはっきりある状態、積極的に投資検討を行っている状態で営業を受けた人ばかりではないことが分かりました。「半ば無理矢理聞かされた」と感じている人が、全体の約4人に1人いることも特筆されるところです。

・対面しての印象
投資することを決めて購入した:20.5%
すぐに投資を前向きに考えてみる気になった:15.1%
興味はあったがさらに興味がわいた:16.4%
興味はあったが実際にやろうとは思わなかった:20.5%
興味はなかったが興味がわいた:4.1%
興味はなかったし魅力を感じなかった:8.2%
話の内容が怪しいと感じた:13.0%
その他:2.1%

では、そうして実際に営業の話を受けて、どんな印象をもったのでしょうか。具体的に尋ねたところ、「投資することを決めて購入した」人が20.5%、「すぐに投資を前向きに考えてみる気になった」人が15.1%でした。

「興味はあったがさらに興味がわいた」という人が16.4%であったのに加え、もとは「興味はなかったが興味がわいた」という人も4.1%あり、対面営業が興味喚起において、かなり効果的であるとみえる結果になっています。

これらポジティブな印象をもって投資を考えるようになった人の合計は56.1%と、6割に迫る勢いです。

反対に、「興味はあったが実際にやろうとは思わなかった」人は20.5%、「興味はなかったし魅力を感じなかった」人が8.2%、「話の内容が怪しいと感じた」人が13.0%で、こうしたネガティブな印象をもった人は、合計41.7%でした。

ポジティブな印象をもった人の理由では、自分が考える投資スタイルと合っていたという声や、新型コロナなど影響について具体的な説明があり説得力があった、リスクはあるが同時にある程度の利益が出ると分かった、不動産は上手く選べば資産になると感じた、やってみたかった不動産投資の不安な部分について詳しく教えてくれたのでさらに興味がわいたといった声が声が寄せられています。

プラスの話ばかりでなく、リスクを含めマイナス面をきちんと説明し、信頼される営業ができていると、ポジティブな印象に繋がりやすいようです。

一方、ネガティブな印象をもった人の理由では、儲かるという話や資産活性化など簡単に儲かる話ばかりで信用できなかった、デメリットの説明がなかった、いきなり飛び込みでメリットについての話しかしなかったからといった声が挙がりました。

リスクやデメリットについて丁寧に説明を行わず、利益が出ることばかりを強調した営業によって、不動産投資自体に不信感をもつようになったと考えられます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社クレアスライフによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000034273.html

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