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【pickupニュース】マイホームの苦労はやっぱり資金面、住宅ローン利用は9割超

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住宅セレクションがマイホーム購入とローンに関するアンケートを実施
住宅セレクション株式会社は28日、住宅購入者を対象とした「住宅ローン」に関する調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。人生最大の買い物である可能性も高く、“夢のマイホーム”ともいわれる住宅購入の今が分かる調査となっています。

この調査は、2020年7月1日、ゼネラルリサーチ協力のもと、全国20代~60代の妻子をもつ住宅購入者を対象に、インターネットアンケート方式で行ったもので、1,139人から有効回答を得ました。

・住宅購入を決めた一番のきっかけ
結婚したから:26.1%
子どもが産まれたから:21.4%
子どもの進学タイミングだったから:15.4%
賃貸住宅の契約更新・満了タイミングだったから:8.8%
仕事の変化から:8.5%
親と同居するから:5.5%
住宅を購入する知人が周囲で増えたから:4.7%
増税タイミングだったから:3.3%
複数借入をまとめたかったから:0.3%
その他:6.0%

まず住宅を購入しようと決めた一番のきっかけは何だったか尋ねたところ、トップは「結婚」の26.1%でした。4人に1人以上が結婚をきっかけとしています。

続く2位は「子どもが産まれたから」の21.4%、3位が「子どもの進学タイミングだったから」の15.4%でした。家族構成が変化する子どもの誕生や、その子どもが進学するなど、大きなライフイベントがきっかけになっているようです。

また4位には「賃貸住宅の契約更新・満了タイミングだったから」が8.8%でランクインしました。毎月賃料を支払い続けるのはもったいないといった思いが、更新のタイミングで購入を後押しすることとなるのかもしれません。

・住宅購入で最も大変だったこと
購入資金の工面:26.5%
条件に合う立地や土地探し:22.9%
購入までの手続きや書類準備:13.8%
間取りなどの選定やデザイン:11.5%
住宅ローン審査:11.1%
家族の希望条件の違い:4.1%
不動産会社選び:3.8%
不動産に関する知識の勉強:3.3%
その他:3.0%

夢のマイホームを取得するにあたり、最も大変だったことを尋ねた問いでは、「購入資金の工面」が26.5%で1位になっています。高額の買い物ですから、資金面は多くの人が頭を悩ませるポイントとなるでしょう。

続く2位は「条件に合う立地や土地探し」の22.9%でした。暮らし方や資産性など、その後を大きく左右することになりやすい立地条件は、譲れない点と考える人が多く、決断までに苦労することも多いと考えられます。

3位は「購入までの手続きや書類準備」で13.8%となりました。慣れない煩雑な手続きや数多くの書類に苦心する人も目立ちます。以下、「間取りなどの選定やデザイン」が11.5%、「住宅ローンの審査」が11.1%などと続きました。

自己資金不足や就労状況など不安を抱えながらのローン利用が多数
・購入時の住宅ローン利用状況
利用した:90.5%
一括で購入した:9.5%

マイホーム購入の資金面に苦労する人は多いという前問を受け、購入時に住宅ローンを組んだかどうか尋ねたところ、90.5%の人がローンを組んで購入したと回答しました。ほとんどの購入者が利用しており、一括で購入した人は9.5%と1割に満たない少数派となっています。

・住宅ローン利用時の困り事/不安点
自己資金がなかった:34.1%
現在の就労状況でローンが組めるか:18.4%
他に借入があったため審査が通るか:12.0%
自営業・個人事業主のため審査が通るか:4.8%
不動産会社によっては審査が通らないと言われた:3.9%
妻に内緒の借入があった:1.8%
過去に借入返済が遅れたことがある:1.4%
その他:32.9%

住宅ローンを組む際にあった不安や困り事を尋ねた結果では、「自己資金がなかった」が最も多く、34.1%にのぼりました。続く2位は「現在の就労状況(低収入、雇用形態、勤続年数など)でローンが組めるか」の18.4%です。

また「他に借入があったため審査が通るか」心配だったという人も12.0%にみられ、3位となっています。「その他」の回答率も高く、不安や悩みは多岐にわたりますが、頭金などまとまったお金が必要であったり、現在の状況で審査が通るか不安に感じたりしながら、住宅ローンを組んだ人が多かったようです。

・困り事や不安点への対処法
親に資金を援助してもらった:25.5%
フラット35を利用した:11.8%
再審査を申し込んだ:6.7%
他の不動産会社に相談した:5.3%
担保や保証人を追加した:5.0%
ペアローンやリレーローンに切り替えた:1.2%
その他:44.5%

では、そうした住宅ローンを組む際にあった、さまざまな困り事や不安点には、どのように対処したのでしょうか。解決に向けてとった行動を尋ねると、「親に資金を援助してもらった」が最も多く、25.5%でした。

これに次ぐ2位は「フラット35を利用した」の11.8%、3位が「再審査を申し込んだ」の6.7%です。「他の不動産会社に相談した」人や、「担保や保証人を追加した」人も5%前後みられ、アプローチを変えることで難を乗り切ったというケースも少なくありませんでした。

困難も多いマイホームの取得ですが、最後に自由回答で、購入検討中の人にアドバイスを求めたところ、「家族で住む家なので最高、老後を考えると早い方が良い」、「自分の帰る場所というものを今まで以上に実感できた」、「家賃を払うくらいなら自分のものになるローンを払った方が良い」などの声があがりました。大変な思いをしながらも、高い満足感をおぼえていることがうかがわれます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住宅セレクション株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000058684.html

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