クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】引っ越しで実際に見る部屋数、平均は3.54

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

FJネクストが最新の引っ越し事情を調査
株式会社FJネクストは10日、春の本格的な引っ越しシーズンを前に、「令和時代の引っ越し事情」を探るアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。首都圏単身生活者を対象としたもので、最新の動向をみることができます。

この調査は、2020年1月31日~2月2日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の首都圏1都3県に居住する、独身ワンルーム単身入居者で、ひとり暮らしを始めてから1回以上の引っ越し経験がある人を対象とし、インターネット調査会社を通じたサンプリング・アンケート方式によって行い、結果を集計したものとなっています。

サンプル数は400で、20代男女、30代男女の各100人ずつからなります。居住地属性は下記の通りでした。

・回答者の現在居住地
東京都:221人(55.3%)
埼玉県:44人(11.0%)
千葉県:53人(13.2%)
神奈川県:82人(20.5%)

・引っ越し先決定までに訪問する不動産業者実店舗数
0社:13.8%
1社:33.8%
2社:29.5%
3社:15.0%
4社:1.3%
5社以上:6.8%

まず、引っ越し先となる部屋探しにおいて、決定までに足を運ぶ、不動産業者の実店舗数はいくつか尋ねたところ、最多は「1社」の33.8%、2位が「2社」の29.5%でした。1社または2社で6割超になり、3社以上を訪問する人は、合計でも23.0%しかみられていません。

実店舗に足を運ぶことなく、Web上での閲覧や、人からの紹介のみで決める「0社」という人も13.8%あり、不動産業者の店舗を積極的にめぐる人は少数派になりつつあることがうかがわれました。

不動産情報サイトが充実し、実際の店舗を訪れる人も、サイト情報から自分の好みに合いそうな不動産業者をあらかじめかなりの程度まで選別して、1社または2社といった、限られた数にのみ足を運んでいるようです。

年代別では、とくに20代で「0社」、「1社」の割合が高く、それぞれ16.0%と42.0%でした。合計で6割弱になり、「2社」の回答を含めると、約8割になっています。また男女別では、女性の方がやや多くの店舗を回る傾向にあり、男性では半々だった、2社以上と1社以内の割合で、2社以上が10ポイント上回る結果となりました。

部屋決めポイントはやはり家賃と駅近
・決めるまでに見学する部屋数
0部屋:6.0%
1部屋:7.3%
2部屋:12.8%
3部屋:33.3%
4部屋:13.3%
5部屋:16.8%
6~10部屋:9.0%
11部屋以上:1.8%

・見学する部屋数の平均値
全体:3.54
男性:3.57
女性:3.52
20代:3.21
30代:3.88

入居する物件を決定するまでのプロセスで、実際に見学する部屋の数を聞いたところ「3部屋」が最も多く、全体の3分の1にあたる33.3%でした。次いで「5部屋」の16.8%で、「4部屋」の13.3%、「2部屋」の12.8%などと続きます。間取り図面や写真、動画などの確認のみで決めるという「0部屋」の人も6.0%みられました。その一方で6部屋以上を見学するという回答者も、1割あります。

性別・年代別の属性でみると、「3部屋」が最多であるのはすべてに共通していましたが、男性と30代は「5部屋」が次に多いのに対し、女性と20代では「4部屋」が多くなりました。

とくに「5部屋」の回答率は、20代と30代で差が大きく、倍以上のスコアになっています。また、20代では「0部屋」が9.5%と他に比べて突出して高く、30代における「0部屋」の2.5%という低さとは対照的でした。20代は、実際に足を運ぶより、Web上で得られる情報をかなり重視し、部屋を絞り込んでいるのに対し、30代になると、実際に複数の物件を見学して比較する行動をとっているようです。

この傾向は見学部屋数の平均値にも反映されており、全体平均は3.54部屋でしたが、20代は3.21と少なめ、30代は3.88で多めになっています。一方男女別では、やや男性が多くなりましたが、その差は0.05とさほど大きく開いていません。

・部屋決めで重視するポイント
1位 家賃:85.3%
2位 駅からの距離:47.5%
3位 部屋の広さ:44.0%
4位 部屋の設備:42.3%
5位 築年数:20.0%
6位 セキュリティ:17.5%
7位 周囲の環境:14.8%
8位 建物全体のグレード:6.5%
9位 その他:2.3%
10位 家具・家具付き:1.5%

部屋を決める際に重視するポイントを複数回答可で選択してもらうと、トップは圧倒的に「家賃」で85.3%の人が選択していました。やはり毎月の出費として生活に大きく関わってくる家賃は、重要な点として意識されています。

1位の「家賃」からは大きな差を開けられているものの、2位には「駅からの距離」が47.5%でランクインしました。さらに3位には「部屋の広さ」が44.0%で入り、4位に「部屋の設備」が42.3%で選ばれています。

2位の「駅からの距離」は、とくに女性からの票が多く、54.0%と過半にのぼっていました。一方、男性の場合、3位の「部屋の広さ」が49.0%で上回り、4位の「部屋の設備」も44.5%と「駅からの距離」より多くの回答率を得ています。

ほかに男女差が大きかったものとしては、6位の「セキュリティ」があり、女性では25.0%の人が重視していたのに対し、男性は10.0%でした。女性の方が立地や環境面への意識が高く、対して男性は広さや設備といった部屋そのもののスペックに、よりこだわる傾向があるようです。

・引っ越しの業者依頼度
これまでの引っ越しはすべて業者に依頼:50.0%
業者に依頼したことも、自分で行ったこともある:31.5%
これまでの引っ越しはすべて自力で実行:18.5%

ひとり暮らしの引っ越しについて、業者にどのくらい依頼しているかを調査したところ、「これまですべて業者に依頼」してきたという人はちょうど半数で、業者依頼の経験も、自力引っ越しの経験も両方あるという人が31.5%、すべて自力という人は18.5%でした。費用を節約すべく、できる限り自力で行おうという人も、意外に多いことが分かります。

・新居で感じる新鮮な気持ちの持続期間
2~3日程度:5.5%
1週間程度:23.3%
2~3週間程度:16.9%
1カ月程度:32.5%
2~3カ月程度:14.1%
半年程度:3.7%
1年程度:2.8%
それ以上:1.2%

新しい部屋に引っ越しをすると、新鮮な気持ちになるものですが、そうした感覚がどの程度続くか尋ねた結果では、「1カ月程度」という回答が最も多く32.5%になりました。2位は「1週間程度」の23.3%で、「2~3週間程度」の16.9%が続きます。

1カ月に満たない3週間程度までが半数弱、1カ月程度以内にあたる人が約8割という分布でした。男女別では、男性の方が「1週間程度」と回答した人が女性より8ポイント程度多くなり、新鮮味を感じる期間が短めであることが分かりました。

年代別では、20代で「1週間程度」が最多の32.1%となったのに対し、30代は「1週間程度」が15.0%にとどまり、「1カ月程度」が最多の34.1%となっていました。若い世代の方が環境に慣れるのが早く、新鮮な気持ちを持続しにくいようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社FJネクスト ニュースリリース(プレスリリース)一覧ページ
https://www.fjnext.com/news

PAGE TOP