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【pickupニュース】マイホーム購入、予算オーバーに直面した人は約44%

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住環境ジャパンが住宅購入の理想と現実を調査
株式会社住環境ジャパンは21日、30~40代の未就学子育て世代で、住宅を購入した経験のある人を対象に、「住宅購入前後のギャップとエピソード」を調べるアンケートを実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は、2020年1月31日~2月1日の期間、インターネットアンケート方式で、市場調査・マーケティングリサーチを行うゼネラルリサーチ株式会社協力のもと、該当条件のモニターから回答を収集し、1,107人から有効回答を得ました。

・住宅購入前の理想
予算内で収まる:33.1%
イメージ通りの間取り:20.8%
日当たりが良い:19.4%
良い立地:16.1%
充実した設備など:8.9%
その他:1.7%

・住宅購入時の現実
予算オーバー:44.3%
間取りに失敗:19.3%
日当たりが悪い:10.0%
設備が使いにくい:8.6%
立地が悪い:5.4%
その他:12.4%

まず、住宅購入前の理想がどうだったか尋ねたところ、「予算内で収まる」がトップの33.1%で、資金面では比較的楽観的な見通しをもっていた人が多かったことがうかがわれました。2位は「イメージ通りの間取り」の20.8%、3位が「日当たりが良い」の19.4%です。

理想のマイホームとして計画している段階では、主に室内環境について、快適で暮らしやすい、夢の住まい環境がいよいよ手に入る、実現できると期待していた様子が感じられるでしょう。

しかし、続いて現実がどうだったかと尋ねると、「予算オーバーしてしまった」が最も多く、44.3%にのぼりました。実際に希望を実現しようとすると、思わぬ追加費用が発生したケースなども多かったとみられます。住まいづくりに妥協したくないなら、検討段階から予算にはある程度余裕をもっておくことが必要でしょう。逆に予算が限られているなら、その中で収まるよう、優先順位を決めて慎重に取り組む姿勢が求められます。

現実の2位には「間取りが失敗してしまった」が19.3%でランクインしました。実際にかたちとなり、住んでみて初めて分かることも多いのが住宅です。多角的な検証と実際の暮らしをイメージする十分な想像力も不可欠ですね。

以下、「日当たりが悪かった」が10.0%、「設備が使いにくかった」の8.6%などと続きました。立地については理想と現実のギャップを感じる人が少なめであったものの、間取りや設備などは、暮らしの中で使ってみた結果、不便を感じてしまうことが多いようです。

9割超が住宅購入に大変さを実感
・住宅購入は大変だと感じたか
はい:90.8%
いいえ:9.2%

実際にマイホームを購入してみて、大変だと感じたかどうかという問いでは、実に90.8%の人が「はい」と回答していました。納得のいく住まいづくりがいかに大変な作業であるか、そのプロセスに伴う苦労の多さが如実に表れています。

・どんなところが大変だったか
複数回ある書類提出:29.7%
住宅ローンに関する知識不足:18.6%
不動産に関する知識不足:17.8%
スケジューリング:15.9%
資金調達:8.4%
不動産選び:7.4%
その他:2.2%

購入時に感じた大変さについて、具体的にどんなポイントでそう思ったか尋ねたところ、「複数回ある書類提出」が29.7%で最も多く、約3割になっています。慣れない形式の書類に数多く触れ、手続きをそれぞれに進めなければならない不動産業界特有のステップで、ストレスを感じている人が多いようです。

2位は「住宅ローンに関する知識不足」の18.6%で、3位に「不動産に関する知識不足」の17.8%が入りました。こちらも慣れないことゆえに感じられた苦労とみられますが、多くの生活者が人生において何度も経験することのない大きな買い物ですから、その場になって困らないよう、事前にできる限りリサーチを行い、知識をつけておくことが重要といえます。

一方、「資金調達」や「不動産選び」に苦労した人はいずれも1割以下と意外に少なく、むしろ「スケジューリング」に苦労した人の方が、はるかに多い結果であった点も注目ポイントでした。

・住宅購入や相談時にあると嬉しいサービス
一貫したワンストップサービス:42.8%
小物やインテリアの取り寄せ確認サービス:21.5%
VR内覧:18.8%
訪問サービス:13.9%
その他:3.0%

念願のマイホームを手にする大変さを経験し、住宅購入やその相談時にあれば嬉しいと感じたサービスはどんなものか、尋ねたところ、トップは「購入から設計、工事まで一貫したワンストップサービス」があれば良いという意見で、42.8%となっていました。

信頼できる専門家に一貫して携わってもらえれば、感じた苦労も相当程度軽減されるはず、取得後に感じた失敗もなかったのでは、といった思いを抱く人も多いのでしょう。長く付き合っていく住まいだからこそ、検討開始からアフターサービスまで一貫して提供されるサービスへのニーズが強くなっています。

2位は「小物やインテリアを家に取り寄せ確認できる」サービスで、21.5%でした。住まい空間の全体イメージを決めるこれらのアイテムについて、実物になるとイメージが違った、組み合わせとしてこれで良いか悩んだといった経験をした人も少なくなかったようです。

3位は「VR内覧」の18.8%で、徐々に導入されてきている新サービスが挙がりました。スケジュール調整に苦労した人も多かった、今回の何かと忙しい30~40代子育て世代にとって、時間や場所にとらわれず活用できる「VR内覧」は、あると嬉しい、使ってみたいものと受け止められる可能性が高いでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社住環境ジャパンによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000053534.html

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