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【pickupニュース】渋谷区のM募集賃料坪単価、初の1.8万円超に

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LMCが最新の都心5区賃貸マンション市場動向を発表
賃貸住宅のリーシングマネジメントコンサルティングや、仲介業者向けメディアの運営などを行うリーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社(LMC)は11月29日、2019年10月末時点での都心主要5区における「賃貸マンション坪単価推移・礼金推移」の調査結果を公開しました。

なお、都心主要5区とは、中央区、港区、渋谷区、新宿区、千代田区の5区を指し、調査対象は築10年以内のRC・SRC造マンション物件となっています。

・人口および世帯数の動向
【人口】
中央区:166,536人(前月比+562人)
港区:259,494人(前月比+173人)
渋谷区:234,728人(前月比+243人)
新宿区:349,511人(前月比+515人)
千代田区:65,472人(前月比+165人)

【世帯数】
中央区:92,009世帯(前月比+270世帯)
港区:139,233世帯(前月比+84世帯)
渋谷区:142,687世帯(前月比+104世帯)
新宿区:217,854世帯(前月比+415世帯)
千代田区:37,382世帯(前月比+84世帯)

まず、不動産市場に大きな影響を与える人口と世帯数について、10月1日時点の状況を確認すると、都心5区のいずれも前月に比べて人口、世帯数とも増加していました。人口が最も増加したのは、中央区で562人増となる166,536人、世帯数が最も増えたのは新宿区で、415世帯増の217,854世帯でした。

人口では新宿区が約35万人と最も多く、港区、渋谷区がこれに続く20万人台、中央区が10万人台で、千代田区は5区中最も少ない6万人台です。世帯数はやはり人口の多い新宿区が約22万世帯でトップ、港区と渋谷区は14万世帯前後で、中央区が9万世帯台、千代田区は4万世帯弱になっています。

新宿区では、前月に人口、世帯数がやや減少しましたが、今回は再び増加に転じました。

・平均募集坪単価の動向
中央区:前月比-43円、前年同月比プラス
港区:前月比+197円、前年同月比プラス
渋谷区:前月比+388円、前年同月比プラス
新宿区:前月比-20円、前年同月比+1,545円
千代田区:前月比-257円、前年同月比プラス

2019年10月末時点の都心5区におけるマンション募集賃料を月額坪単価でみると、前月比で上昇したのは港区と渋谷区でした。一方、前年同月比では5区すべてが上昇しています。

前月比で最も上昇した渋谷区は、388円のプラスで月額坪あたり18,141円となりました。集計開始以来初の18,000円超という高水準です。新宿区は前月比で20円の下落と、わずかに下げましたが、前年同月比では1,545円もの上昇を記録しています。千代田区は、前年同月比でプラスを維持したものの、前月比では257円の下落でした。

賃料上昇に対し礼金は低下傾向
・平均募集礼金の動向
中央区:前月比-0.16カ月(-17.0%)、前年同月比マイナス
港区:前月比-0.17カ月(-14.9%)、前年同月比プラス
渋谷区:前月比-0.03カ月(-3.7%)、前年同月比マイナス
新宿区:前月比-0.06カ月(-8.1%)、前年同月比マイナス
千代田区:前月比+0.03カ月(+3.3%)、前年同月比マイナス

2019年10月末の各区における礼金は、前月比で千代田区のみ上昇、0.03カ月のアップでした。率にして3.3%の上昇で、3カ月連続のプラスになっています。

これに対し、残る4区は前月比でマイナスとなりました。渋谷区は0.03カ月、3.7%の低下とマイナス幅が小さく、ほぼ横ばいですが、中央区、港区は2桁マイナスとまとまった低下をみせました。中央区では前月より17.0%ものマイナスを記録しています。

前年同月比でみると、港区のみが上昇し、それ以外の4区では下落になっていました。その港区も前月比では0.17カ月、率にして14.9%の低下です。高騰が続き、なお緩やかな上昇傾向となっている賃料に対し、礼金はおよそ下落傾向にあるといえるでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社 プレスリリース提供ページ
https://lmc-c.co.jp/topics/

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