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【pickupニュース】夫婦の住宅購入、検討タイミングは約4割が「出産」

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アイプランが夫婦の住宅購入行動を調査
不動産向けVR内覧システムの「内覧くん」を提供する株式会社アイプランは12日、子どものいる夫婦を対象とした住宅購入に関する意識・行動調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2019年10月18日~10月24日の期間、ゼネラルリサーチからモニターの提供を得て、子どものいる年収350万円以上の45歳以下夫婦を対象にインターネットアンケート方式で行ったもので、1,015人から有効回答を得ています。

・住宅購入を検討したタイミング
出産:39.2%
結婚:23.7%
昇級・昇格:15.5%
転職:11.7%
その他:9.9%

まず、どんなきっかけで住宅の購入が検討されているのでしょうか。検討開始のタイミングを尋ねると、トップは「出産」の39.2%で、次ぐ2位が「結婚」の23.7%、3位は「昇級や昇格」の15.5%となっていました。

家族が増えて現住居では手狭になったり、収入が安定してやや余裕が生まれたりしたタイミングが住宅購入を意識し始めるポイントで、やはり人生の中でもターニングポイントとなる大きなライフイベント発生時が、住宅購入の検討開始ポイントとも結びついていることが分かります。

・購入検討を開始して大変だったこと
情報収集:42.9%
購入資金作り:30.3%
不動産屋探し:12.5%
条件絞り:11.7%
その他:2.6%

住宅購入を考え始めて、まず大変に感じたことは何だったかという問いでは、「情報収集」という回答が最も多く、42.9%にのぼりました。2位は「購入資金作り」の30.3%で、この上位2つを合わせると、全体の約4人に3人が該当しています。それだけノウハウがない中、そう何回も経験するところではない、大きな買い物となる住まい探しに苦心していることがうかがわれるでしょう。

3位には「不動産屋探し」が12.5%でランクインしており、多くの候補の中から、本当に頼りになる業者を探すことにも困難を感じているようです。

子どもを抱えて何度も内覧に足を運ぶのは大変!
・メーカー選定時の重視ポイント
スタッフ対応:31.5%
物件紹介数:23.9%
情報の多さ:21.1%
オプションの多さ:11.8%
1カ所で完結できる:9.5%
その他:2.2%

続いて不動産・工務店やハウスメーカーなど、業者を決める際に重視するポイントを尋ねると、1位は「スタッフ対応」の31.5%になっていました。2位には「物件紹介数」が23.9%でランクイン、3位に「情報が多い」ところという21.1%が続きます。

豊富な物件数や充実した情報提供などを上回り、担当スタッフの対応がトップとなったのは、やや意外な結果かもしれません。この結果は優れた物件を保有していても、スタッフの対応如何でその業者への印象や評価は大きく違ってきてしまうことを示しています。不安を抱えながら、人生の一大決心となる大きな買い物に挑もうとしているタイミングだけに、ソフト面のサポートがいかに重要であるかが分かるものともいえるでしょう。

もちろん、納得のいく住宅が選べるだけの選択肢の多さも重要ポイントであり、2位に「物件紹介数」が入るとともに、4位に「多数のオプション」があるかどうかが11.8%でランクインしていました。

・内覧などで不便に感じること
何度も行くのが面倒:56.0%
悪天候時などに大変:15.0%
見積もりが遅い:13.5%
オプションのイメージがわかない:12.9%
その他:2.6%

購入検討時に重要な内覧などで不便さを感じたり、大変に思ったりしたことは何かという問いでは、「何度も行くのが面倒」という声が56.0%と過半にのぼり、圧倒的な1位となっています。また大きく差は開きますが、2位は「悪天候時などに大変」が15.0%で続いています。

即決できるようなものではない住宅購入では、内覧など現地へ足を運ぶ重要性をよく理解していても、実際に経験するとその労力が多大なものとなりがちです。予定・予約を入れた日が容易には変更できないのに、悪天候となればなお大変でしょう。今回の調査では、子どものいる45歳以下の夫婦が対象であったこともあり、とくに何度も足を運ばなければならないことが大きな負担となっていたようです。

また3位には「見積もりが遅い」が13.5%でランクインしました。額が大きく、綿密な資金計画と将来設計が求められるものだけに、計画がスムーズに進みづらくなる見積もりなどの対応の遅さは、非常に困るものと意識されています。

・VR内覧の活用意向
活用したい:76.0%
活用したくない:24.0%

最後に、現地に行かず内覧できるVRシステムがあったら活用したいか尋ねたところ、全体の76.0%にのぼる人が「活用したい」と回答しました。日々忙しく、子どもも抱える家庭では、手軽に利用できる内覧の仕組みへの関心も高いようです。

活用したいとした人のコメントでは、「遠方のモデルハウスに行く手間も省けて便利」、「気軽に内覧でき強引な営業もなさそう」といった点を評価する声がみられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社アイプランによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000001.000049974.html

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