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【pickupニュース】単身男性、理想の住まいは2LDK以上?

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日鉄興和不動産が居住形態と結婚観、理想の住まいなどを調査
日鉄興和不動産株式会社は8日、現代の単身男性におけるライフスタイルや結婚観、理想の住まいについて詳しく明らかにすべく、Webアンケートとグループインタビューを実施、その結果をとりまとめて公開しました。

同社は単身世帯のライフスタイルや価値観、未来像を多角的な視点から考察・発信し、理想をカタチにしていく暮らしと住まいの研究所「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフラボ)」を運営しており、調査結果は同研究所のサイトからも閲覧することができます。

調査はWebアンケートとグループインタビューからなり、アンケートは20代~50代の未婚男性で、分譲マンション供給の多い主要エリアである東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、広島市、福岡市、熊本市、札幌市、仙台市に居住する人を対象として実施、株式会社朝日広告社と株式会社マーシュの協力を得て、2018年6月7日~6月12日にインターネットアンケート方式で行い、1,000サンプルを得たものとなっています。

一方、グループインタビューは1DK・1LDK購入者の6人、2LDK以上の購入者6人を対象に、朝日広告社と株式会社アスマークへ依頼し、アスマークのグループインタビュールームで、2019年6月1日に実施されました。

・単身男性の時間の使い方
【平日】
学業・仕事関係:49.5%
食事:8.9%
用事関連:4.9%
家事関連:3.8%
家族との団らん:1.2%
近隣などとの団らん:1.1%
趣味:6.7%
睡眠:23.3%
その他:0.2%

【休日】
学業・仕事関係:6.7%
食事:12.0%
用事関連:10.9%
家事関連:8.8%
家族との団らん:2.8%
近隣などとの団らん:4%
趣味:24.6%
睡眠:29.5%
その他:0.6%

平均的な単身男性の日常時間の使い方がどのようになっているか、平日・休日の別で調査したところ、平日は仕事関連がおよそ半分を占め、次いで「睡眠」が4分の1程度、「食事」が1割弱となりました。

休日になると「睡眠」が約3割で最も多く、次いで「趣味」が2約25%の4分の1程度になっています。「食事」時間も平日に比べるとゆったりする傾向があり12.0%となっていました。家族や近隣など(パートナー・同居人)との団らんは、平日で1%台、休日でも3~4%程度と短く、単身男性はやはり自分の時間に多くを割いていることが分かります。

・お金の使い方で重要視する点
趣味:約59%
貯蓄:約48%
健康:約26%
美食:約23%
友人関係:約19%
家族・恋人:約13%
ファッション・美容:約12%
自己啓発:約10%
お金をあまり使わない:約10%
住まい:約5%
仕事:約3%

お金の使い方における比重をみても、「趣味」を重要視する人が約6割と最多で、次いで「貯蓄」が約半数、「健康」の約26%、「美食」約23%などとなりました。「住まい」はあまり重視されておらず、5%程度の回答率にとどまっています。

・結婚観
必ずした方が良い:8.8%
できればした方が良い:36.0%
無理してしなくても良い:30.5%
しなくても良い:16.6%
分からない:8.1%

結婚観については、「できればした方が良い」という人が36.0%で最多になったものの、「必ずした方が良い」とする人は8.8%で、2つを合わせた「した方が良い」と考える人の合計で44.8%と半数を下回る結果になりました。「しなくても良い」と考える人は「必ずした方が良い」とする人の倍近くにのぼり、「無理してしなくても良い」は30.5%となっています。

日頃の時間の使い方と合わせてみると、結婚についてしなくても良いと考える人は、より趣味の時間が長い傾向にあり、逆にいずれは結婚すべき、したいと考える人は、近隣・パートナー・同居人との団らんに充てる時間が長めなど、一定の相関関係があったと報告されています。

資産性重視ならコンパクト志向、将来生活重視なら広め物件志向に
・ワークライフバランスの考え方
プライベート重視:30.4%
ややプライベート重視:26%
どちらともいえない:25.2%
仕事をやや重視:11.7%
仕事重視:6.7%

ワークライフバランスについては、プライベート重視派が多く、「プライベート重視」と「ややプライベート重視」の合計で56.4%と過半になっていました。「どちらともいえない」人も4分の1程度を占めますが、意外にも「仕事重視」は6.7%と少数にとどまっています。

・現在の居住面積
20平米未満:約10%
30平米未満:約11%
40平米未満:約12.5%
50平米未満:約11.5%
60平米未満:約12%
70平米未満:約8.5%
80平米未満:約12%
90平米未満:約3.5%
100平米未満:約7%

単身男性の現在の住まいについて、その居住面積を尋ねると、20平米未満~80平米未満まで、各クラスに1割前後で回答が散らばる結果となり、突出した帯域はみられませんでした。

・住み替え時の希望居住面積
20平米未満:約4%
30平米未満:約8%
40平米未満:約8.5%
50平米未満:約14%
60平米未満:約10%
70平米未満:約9%
80平米未満:約10.5%
90平米未満:約5%
100平米未満:約13.5%
100平米以上:約16.5%

一方、住み替える場合の理想とする居住面積については、40平米未満を希望する人が2割程度にとどまり、より広い面積を求める人が多い傾向がみられました。「100平米未満」、「100平米以上」の広さを求める人も、それぞれ15%前後と多くなっています。

・居住形態別クラスタ分け
賃貸男子:付き合い上手・やりくり上手/結婚願望強
戸建て男子:変化よりも安定/結婚意識低め
分マン男子:人生設計で実行/結婚願望は低いが設計により結婚もあり
実家男子:気配り上手/価値観近い人と楽しい家庭、普遍的結婚観
社宅・寮男子:マイペース/結婚願望は最も高い

日鉄興和不動産のプラスライフラボでは、居住形態別に単身男性を5つのクラスタに分けて分析、価値観や結婚観の傾向を上記のようにまとめています。

・欲しい間取り
ワンルーム/1K:約9.5%
1LDK:約17%
2LDK:約26%
3LDK:約27%
4LDK:約11%
5LDK以上:約9.5%

先のクラスタ分けに基づき、「分マン男子」とされた分譲マンションを自ら所有し居住するスタイルの単身男性タイプを対象に、フォーカスグループインタビューを実施し、今後住みたいマンションの間取りについて聞いたところ、2LDKと3LDKの人気が高くなっていました。

1DK・1LDK購入者の場合では、資産性や投資を重視する傾向が強く、一方より広い間取りの2LDK以上を選択する人では、実需や将来の生活を考えて購入するという考えが強かったと報告されています。

また、コンパクトマンション志向派は、将来の売却も視野に入れた不動産をあまり重く捉えず、現在どうしたいかを重視し、物件購入もステップアップの過程、今の“ファッション”のようにみていると分析されました。

これに対し、2LDK以上の広めを求める人は、将来どうしたいかを重視する傾向が強く、そのビジョンに適さない間取りの物件は購入しない、マンションは“将来保険”と捉えているとまとめられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日鉄興和不動産株式会社 プレスリリース
https://plusonelife-lab.jp/release/20190808/

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