クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】自宅購入時の立地選択、資産価値よりライフスタイル重視派が66%

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

リニュアル仲介が立地に関するアンケート調査を実施
登録した希望条件に応じ、それに合致した新着不動産情報を資産価値評価レポートとともに日々配信する「物件提案ロボ」サービスを展開するリニュアル仲介株式会社は24日、同サービスのユーザーを対象に、購入不動産の立地に関するアンケートを実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は2019年6月7日~6月11日、「物件提案ロボ」利用者へインターネットアンケート方式で行い、621人の有効回答を得たものとなっています。

・購入自宅立地の許容可能な最寄り駅からの距離(徒歩)
5分以内:6.8%
7分以内:15.2%
10分以内:32.0%
15分以内:23.4%
20分以内:10.8%
バス便可:11.8%

まず最寄り駅からの距離について、どの程度まで許容可能か尋ねました。一般に駅近物件であるほど、資産価値も保たれやすく、中古物件として売り出す際、高値で売れやすい傾向があります。

最も多かったのは徒歩8分以上10分以内の32.0%で、徒歩5分以内は6.8%、7分以内で15.2%であったことから、10分以内と回答した人が合計で54%と過半にのぼっています。一方で、11分以上15分以内は2番目に多い23.4%、バス便でもかまわないと回答した人も11.8%みられました。徒歩16分以上20分以内を許容する人と合わせると22.6%にのぼり、4分の1弱はある程度距離がある立地の物件も検討対象としていることが分かります。

・年代別許容時間分布
【20代】
5分以内:4.2%
7分以内:12.5%
10分以内:50.0%
15分以内:25.0%
20分以内:4.2%
バス便可:4.2%

【30代】
5分以内:5.2%
7分以内:12.1%
10分以内:32.8%
15分以内:20.7%
20分以内:12.1%
バス便可:17.2%

【40代】
5分以内:5.2%
7分以内:20.7%
10分以内:27.6%
15分以内:31.0%
20分以内:8.6%
バス便可:6.9%

【50代】
5分以内:7.4%
7分以内:16.7%
10分以内:35.2%
15分以内:16.7%
20分以内:13.0%
バス便可:11.1%

【60代以上】
5分以内:15.8%
7分以内:5.3%
10分以内:26.3%
15分以内:26.3%
20分以内:10.5%
バス便可:15.8%

最寄り駅からの徒歩による許容可能な所要時間の調査結果を、回答者の年代別で分析すると、徒歩10分以内を望む傾向は若年層で強く、20代では66.7%にのぼっていました。5分以内の回答者は4.2%と年代別で最も低いものの、8分以上10分以内の回答者が50.0%で多くなっています。

徒歩16分以上やバス便を嫌う傾向は20代と40代で強く、逆に30代では16分以上20分以内が12.1%、バス便でもかまわない人が17.2%と、合計約3割で他の年代より高い傾向にありました。最寄り駅からの距離より、小さな子どもの子育て環境を重視するといった人が多くなっている可能性もあると考えられます。

60代以上になると、回答が割れる傾向が強まり、5分以内が15.8%と他の年代より突出して高かった一方、7分以内は5.3%と少なく、10分以内、15分以内、16分以上やバス便も許容する派が、いずれも26.3%と4分の1強になっていました。

リセールバリュー優先派は許容徒歩分数が短め
・自宅購入時の立地決定について
ライフスタイル優先:66.7%
リセールバリュー優先:33.3%

自宅を購入する際、その立地決定にかかる観点を、通勤・通学の利便性や子どもの学区域、土地への親しみなどライフスタイル優先とするか、それとも資産価値が保たれやすい、売却時に高額が望めるといったリセールバリュー優先とするか、2択で尋ねた結果では、「ライフスタイル優先」が66.7%と全体の3分の2にのぼり、「リセールバリュー優先」派を大きく上回りました。

・重視点別許容徒歩分数
【ライフスタイル優先】
5分以内:5%
7分以内:12%
10分以内:28%
15分以内:26%
20分以内:15%
バス便可:14%

【リセールバリュー優先】
5分以内:7%
7分以内:18%
10分以内:32%
15分以内:14%
20分以内:23%
バス便可:6%

ライフスタイルを重視するか、リセールバリューを重視するか、それぞれの派で最寄り駅からの許容徒歩分数について集計すると、いずれも最多回答は、徒歩8分以上10分以内であったものの、ライフスタイル優先派では11分以上15分以内と拮抗しており、比較的許容時間が長い傾向がみられました。

逆にリセールバリュー優先派は、やはり徒歩10分以内を望む人が多く、57%にのぼっています。この割合はライフスタイル優先派を12ポイント上回るもので、注目されるところでしょう。また、バス便を許容するか否かは、ライフスタイル優先派が14%で許容していたのに対し、リセールバリュー優先派はわずか6%となりました。

バスが必要な立地条件では、資産価値の維持が見込めない、売却時に相当程度安くなってしまうと懸念する向きが強いものと考えられます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

リニュアル仲介株式会社 プレスリリース
https://rchukai.jp/

PAGE TOP