三幸エステート株式会社は5月10日、成約賃料に基づくオフィスマーケット指標である東京都心部の「オフィスレント･インデックス」2019年第1四半期版（1～3月）を公表しました。

Aクラスビルは、延床面積10,000坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内、Bクラスビルは、1フロア面積200坪以上でAクラスに該当しないビル、Cクラスビルは1フロア面積100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビルのことです。

2019年第1四半期における坪当たりの成約賃料は、以下のようになりました。

Aクラスビル：38,733円、前期比1.9％減、6期ぶりの下落
Bクラスビル：21,312円、同0.5％減、5期ぶりの下落
Cクラスビル：18,761円、同1.1％増、3期連続上昇

A・Bクラスビルは、賃料の上昇が鈍化する傾向にあります。Cクラスビルは、前期に10％以上上昇で18,000円を超え、今期も上昇しました。

空室率は、以下のとおりです。

Aクラスビル：0.6％、前期比0.2ポイント減、2期連続低下
Bクラスビル：0.6％、同0.1ポイント減、10期連続低下
Cクラスビル：0.6％、前期と同じ

すべてのビルの空室率が、2000年第1四半期の統計開始以来最低値を記録しました。既存ビルの空室が解消し、新築ビルもほぼ満室竣工する場合が多く、底堅いオフィス需要が続いているようです。

（画像はプレスリリースより）


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三幸エステート株式会社のプレスリリース
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