収益物件
2019/05/13
【pickupニュース】アパート経営、約7割のオーナーが成功を実感
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
この調査は、2019年4月、全国のアパートオーナーを対象に、選択・記述形式のインターネット調査として行われたもので、30人の有効回答を得ています。
・アパート経営成功の実感度合い
成功している:8%
まあまあ成功している:61%
どちらともいえない:31%
失敗した:0%(なし)
まず自身のアパート経営について、成功しているかどうか実感を問うたところ、「成功している」は8%ですが、「まあまあ成功している」が61%となり、良好な感触をつかんでいるオーナーは全体の約7割にのぼることが明らかとなりました。「どちらともいえない」も3割近くみられますが、「失敗した」という回答選択肢を選んだオーナーは0人と、かなり高い成功率の結果になっています。
・アパート経営を始めたきっかけ
副業としてのメリット:37%
税金対策:34%
資金的な余裕:21%
年金対策:8%
アパート経営を始めたきっかけは何だったか尋ねた結果では、「副業」としてという回答が最も多い37%で、次いで多いのが「税金対策」の34%でした。
相続などで土地や家屋といった不動産を所有することになった場合、高額な固定資産税に悩まされたり、壊すだけでも多額の費用がかかることに頭を痛めたりするケースが多く、ならば資産として活用し、事業収益を上げたい、節税になるようにしたいといった考えから、アパート経営を始めているようです。

2,000万円以内:4人
3,000万円以内:10人
5,000万円以内:9人
7,000万円以内:5人
1億円以内:2人
アパート経営を行うにあたり、どのくらい投資資金を投下しているか調べた結果では、オーナーによって2,000万円以内から1億円までかなり幅がありましたが、3,000~5,000万円前後が最も多く、一般的という傾向でした。なお、1億円といった高額投資の回答者オーナーは、土地から購入した人だったと報告されています。
・借入先
身内からの借入:43%
既存の取引先銀行:29%
アパートメーカーからの紹介銀行:17%
日本政策金融公庫:11%
今回のアンケート調査では、オーナーの9割が自己資金に加え、借入を行って資金調達をしたと回答していたことから、借入先についても調査が行われました。すると「身内からの借入」が43%で最多、次いで「既存の取引先銀行」の29%となっていました。
これ以外では「アパートメーカーから紹介された銀行」を新たに用いた人が17%、「日本政策金融公庫」の融資を利用した人が11%になっています。
・建物管理について
すべて管理会社に委託:15人
自己管理と管理者の共同管理:9人
すべて自己管理:6人
建物の管理については、すべてを自己管理で行っている人は少数派で、管理会社に完全に任せている人が全体の半数、共同管理が3分の1弱を占めていました。やはり長期にわたるアパート経営を考えると、不動産会社や管理会社との連携が重要になるようです。
・現在の稼働状況
満室:21%
1~2部屋空室:58%
3~4部屋空室:6%
満室になった経験がない:15%
現在の物件における稼働状況としては、「1~2部屋空いている」とした人が最も多く58%で過半にのぼりました。次いで多いのは「満室」の21%ですが、「満室になったことがない」というオーナーも15%みられています。
・アパート経営で困ったこと
入退去に伴う原状復帰費用:42%
メンテナンス費用:31%
入居者からのクレーム:17%
管理会社の対応:10%
経営していて困ったことを尋ねると、「入退去に伴う原状復帰費用」が42%でトップ、2位は「メンテナンス費用」の31%でした。稼働状況が思わしくなく、これらの費用負担が重くなれば借入資金の返済にも苦心することとなり、経営の維持が難しくなってしまいます。
「入居者からのクレーム」という17%や、「管理会社の対応」の10%にも、原状復帰費用をめぐるトラブルが多く含まれていたともされ、維持管理にかかるコストはアパート経営の大きな課題になるでしょう。
・経営があまり上手くいっていない原因
満室にならず資金回収に苦慮:2人
毎月の返済や補修への持ち出しが多い:8人
入所者への不満:13人
管理会社への不満:7人
サブリース契約に関する不満:2人
先述した、自身のアパート経営が成功しているかどうかの実感を問うたもので「どちらともいえない」と回答した人を対象に、その原因をさらに尋ねると、「入所者への不満」が13人と最も多くなりましたが、「毎月の返済や補修への持ち出しが多い」こと、「管理会社への不満」を挙げる人も、それぞれ8人、7人と多くなっていました。
その他の回答をみても、管理会社との関係に起因するとみられる不満が多数を占める傾向がうかがわれ、アパート経営があまり上手くいっていないケースでは、管理会社の選定や物件建築時点でのスペックや資金繰りに関する見込みなどに問題があった可能性も高いと考えられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(「不動産のいろは」が調査)
▼外部リンク
株式会社スタークラフトによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000038716.html
「不動産のいろは」 アンケート調査結果詳細
https://fudousan-iroha.jp/land-utilization/success-rate/
今回ピックアップするニュースはこちら!
スタークラフトが現役アパートオーナーに意識調査を実施
株式会社スタークラフトは11日、全国の現役アパートオーナーを対象とした「アパート経営の成功率や成功のポイント」に関する調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。同社が運営するメディア「不動産のいろは」で、詳細結果を閲覧することができます。この調査は、2019年4月、全国のアパートオーナーを対象に、選択・記述形式のインターネット調査として行われたもので、30人の有効回答を得ています。
・アパート経営成功の実感度合い
成功している:8%
まあまあ成功している:61%
どちらともいえない:31%
失敗した:0%(なし)
まず自身のアパート経営について、成功しているかどうか実感を問うたところ、「成功している」は8%ですが、「まあまあ成功している」が61%となり、良好な感触をつかんでいるオーナーは全体の約7割にのぼることが明らかとなりました。「どちらともいえない」も3割近くみられますが、「失敗した」という回答選択肢を選んだオーナーは0人と、かなり高い成功率の結果になっています。
・アパート経営を始めたきっかけ
副業としてのメリット:37%
税金対策:34%
資金的な余裕:21%
年金対策:8%
アパート経営を始めたきっかけは何だったか尋ねた結果では、「副業」としてという回答が最も多い37%で、次いで多いのが「税金対策」の34%でした。
相続などで土地や家屋といった不動産を所有することになった場合、高額な固定資産税に悩まされたり、壊すだけでも多額の費用がかかることに頭を痛めたりするケースが多く、ならば資産として活用し、事業収益を上げたい、節税になるようにしたいといった考えから、アパート経営を始めているようです。

主要な困り事は原状復帰とメンテナンス費用
・アパート経営への投資金額2,000万円以内:4人
3,000万円以内:10人
5,000万円以内:9人
7,000万円以内:5人
1億円以内:2人
アパート経営を行うにあたり、どのくらい投資資金を投下しているか調べた結果では、オーナーによって2,000万円以内から1億円までかなり幅がありましたが、3,000~5,000万円前後が最も多く、一般的という傾向でした。なお、1億円といった高額投資の回答者オーナーは、土地から購入した人だったと報告されています。
・借入先
身内からの借入:43%
既存の取引先銀行:29%
アパートメーカーからの紹介銀行:17%
日本政策金融公庫:11%
今回のアンケート調査では、オーナーの9割が自己資金に加え、借入を行って資金調達をしたと回答していたことから、借入先についても調査が行われました。すると「身内からの借入」が43%で最多、次いで「既存の取引先銀行」の29%となっていました。
これ以外では「アパートメーカーから紹介された銀行」を新たに用いた人が17%、「日本政策金融公庫」の融資を利用した人が11%になっています。
・建物管理について
すべて管理会社に委託:15人
自己管理と管理者の共同管理:9人
すべて自己管理:6人
建物の管理については、すべてを自己管理で行っている人は少数派で、管理会社に完全に任せている人が全体の半数、共同管理が3分の1弱を占めていました。やはり長期にわたるアパート経営を考えると、不動産会社や管理会社との連携が重要になるようです。
・現在の稼働状況
満室:21%
1~2部屋空室:58%
3~4部屋空室:6%
満室になった経験がない:15%
現在の物件における稼働状況としては、「1~2部屋空いている」とした人が最も多く58%で過半にのぼりました。次いで多いのは「満室」の21%ですが、「満室になったことがない」というオーナーも15%みられています。
・アパート経営で困ったこと
入退去に伴う原状復帰費用:42%
メンテナンス費用:31%
入居者からのクレーム:17%
管理会社の対応:10%
経営していて困ったことを尋ねると、「入退去に伴う原状復帰費用」が42%でトップ、2位は「メンテナンス費用」の31%でした。稼働状況が思わしくなく、これらの費用負担が重くなれば借入資金の返済にも苦心することとなり、経営の維持が難しくなってしまいます。
「入居者からのクレーム」という17%や、「管理会社の対応」の10%にも、原状復帰費用をめぐるトラブルが多く含まれていたともされ、維持管理にかかるコストはアパート経営の大きな課題になるでしょう。
・経営があまり上手くいっていない原因
満室にならず資金回収に苦慮:2人
毎月の返済や補修への持ち出しが多い:8人
入所者への不満:13人
管理会社への不満:7人
サブリース契約に関する不満:2人
先述した、自身のアパート経営が成功しているかどうかの実感を問うたもので「どちらともいえない」と回答した人を対象に、その原因をさらに尋ねると、「入所者への不満」が13人と最も多くなりましたが、「毎月の返済や補修への持ち出しが多い」こと、「管理会社への不満」を挙げる人も、それぞれ8人、7人と多くなっていました。
その他の回答をみても、管理会社との関係に起因するとみられる不満が多数を占める傾向がうかがわれ、アパート経営があまり上手くいっていないケースでは、管理会社の選定や物件建築時点でのスペックや資金繰りに関する見込みなどに問題があった可能性も高いと考えられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(「不動産のいろは」が調査)
▼外部リンク
株式会社スタークラフトによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000038716.html
「不動産のいろは」 アンケート調査結果詳細
https://fudousan-iroha.jp/land-utilization/success-rate/
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