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【pickupニュース】首都圏ひとり暮らし、「持ち家」志向は7割弱

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FJネクストが首都圏単身生活者の生活事情を調査
株式会社FJネクストは11日、首都圏でひとり暮らしをする若年層を対象とした「生活事情」アンケートの第6弾として「ひとり暮らしの“モノ持ちと節約”意識」に関する調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

ミニマリストの登場やサブスクリプションビジネス、シェアリングサービスの増加など、現代を象徴する社会の動向を受けた、単身生活者の意識トレンドをみることができます。

調査は2019年2月22日~2月24日に、インターネット調査会社を通じたサンプリング・集計で実施、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県在住で、ワンルームに居住する独身・ひとり暮らしの20代・30代男女計400人を対象としています。男女比は半々、居住地別属性は下記のような比率となっています。

・回答者の居住地
東京都:60.0%(240人)
埼玉県:10.5%(42人)
千葉県:9.0%(36人)
神奈川県:20.5%(82人)

・モノ持ちについて
持つ生活:19.8%
どちらかといえば持つ生活:35.0%
どちらかといえば持たない生活:34.3%
持たない生活:11.0%

モノを持つ生活と持たない生活のいずれを志向するか、尋ねた結果では、「持つ生活」が「持たない生活」を約9ポイント上回り、やや“持つ”派が優勢となり、「どちらかといえば持つ生活」、「どちらかといえば持たない生活」をそれぞれに加えた結果でも、“持つ”派が54.8%と過半になりました。しかし、差はわずかで“持つ”派、“持たない”派が拮抗している状態ともいえます。

・モノ持ちのよさについて
とてもよい:33.5%
ある程度よい:52.3%
あまりよくない:14.0%
非常によくない:0.3%

モノを大切に使って長持ちさせるタイプ、いわゆる「モノ持ちのよい」タイプかどうかを尋ねると、「とてもよい」が33.5%、「ある程度よい」が52.3%となり、この2つをあわせると全体の85.8%にのぼりました。

持つ生活、持たない生活のいずれを志向するかにかかわらず、長く大切に使う傾向にあり、そうしたモノ持ちのよさを自認する人が多くなっていることが分かります。

・レンタル/シェアサービスの利用意向
すでに利用している:3.0%
積極的に利用したい:6.3%
機会があれば利用したい:50.0%
利用したいとは思わない:40.8%

定額でモノを一定期間使用できる「サブスクリプションサービス」や、シェアハウス、車や家電のシェアサービスなど、あらゆる領域に広がるこれらのサービスについて、利用意向を調べると「すでに利用している」は全体の3.0%にとどまり、「積極的に利用したい」も6.3%と、市場の拡大ぶりから予想されるよりも、はるかに限定的な値となっていました。

しかし「機会があれば利用したい」とした人は50.0%と半数を占め、好意的に受け止める向きはあります。「利用したいとは思わない」人が40.8%みられるものの、今後の展開次第で社会的なスタンダードになっていくかどうかが決まるといった状況でしょう。

車より家の所有意欲が高い!
・将来所有したいか
【自分の家】
すでに所有:1.5%
持ちたい:67.8%
持ちたくない:30.8%

【自分の車】
すでに所有:7.8%
持ちたい:48.5%
持ちたくない:43.8%

人生における大きな買い物の代表とされてきた、家と車について、現在の独身ひとり暮らし生活者はどう考えているか、将来の所有意向を問うと、「自分の家」については「すでに所有」している人は1.5%とわずかでしたが、「持ちたい」と考える人は67.8%にのぼり、合計した“持ち家”派は69.3%と約7割でした。

男女別でも大きな差はなく、7割程度の人は集合住宅や一戸建てなど、何らかのかたちで自分の家をいつかは持ちたいと考えているようです。

これに対し「自分の車」については、「すでに所有」している人が7.8%、男性でやや高い10.5%となったものの「持ちたい」人は48.5%で、「持ちたくない」の43.8%と拮抗するかたちになりました。女性では「持ちたい」の47.0%を「持ちたくない」が48.0%で上回っています。

若年層における車離れが深刻であることがあらためて確認された一方、家は安定した住まい・資産として確保したい考えが根強く、将来的に持ち家を望む人がなお多いことが判明しました。

・日常的な節約/倹約の意識
とても意識している:31.5%
ある程度意識している:50.0%
あまり意識していない:14.5%
全く意識していない:4.0%

日常生活で節約や倹約を意識しているかどうか尋ねた結果では、「とても意識している」が31.5%、「ある程度意識している」が50.0%となり、あわせて81.5%もの人が一定以上意識しているというやりくり意識の高さがみられました。

・実際に節約しているもの
1位 食費:70.9%
2位 外食代:53.4%
3位 飲み代:41.4%
4位 電気代:36.8%
5位 衣類代:35.0%
6位 交通費:28.8%
7位 日用品代:27.9%
8位 通信費:26.7%
9位 ガス代:23.9%
9位 交際費:23.9%

節約・倹約を意識している人に、今どんなものを節約しているか尋ねると、1位は「食費」で、全体の70.9%が該当しました。2位は「外食代」の53.4%、3位が「飲み代」の41.4%となり、トップ3はいずれも飲食関連になります。以下、電気代、衣類代と続き、水道光熱費では「電気代」の節約が最も意識されていました。

1位の食費は、男女ともトップですがとくに女性の比率が高く、76.7%が節約していると回答しています。他に、男女の差が大きかったものでは、「衣類代」で男性28.7%に対し、女性が41.5%、11位の「美容代」で男性16.2%に対し、女性の29.6%などがありました。

・節約のための実践行動
1位 自炊する:61.0%
2位 クーポン/割引券の利用:54.3%
3位 衝動買いをしない:51.5%
4位 無駄な付き合いをしない:43.3%
5位 モノを大切に扱う:42.0%
6位 家計簿をつける:40.2%
7位 歩く:33.1%
8位 見栄を張らない:22.7%
9位 他人と競争しない:17.8%
10位 野菜を自家栽培する:2.8%

節約や倹約のために実践している具体的な生活行動では、1位が「自炊する」の61.0%で、2位が「クーポン/割引券を利用する」の54.3%、3位は「衝動買いをしない」51.5%でした。トップ3が50%を上回るものとなっています。

ひとり暮らしでも「家計簿をつける」人が40.2%の実践率で6位につけたのは、やや意外性のあるところですが、スマートフォンアプリなどで手軽に作成できるようになった影響が大きいと考えられます。2位のクーポンや割引券も、スマートフォン経由が多いのではないでしょうか。

男女差では、「見栄を張らない」や「他人と競争しない」といった他者の目を意識する項目で男性の方が5ポイント以上高く、一方で「自炊する」、「衝動買いをしない」、「無駄な付き合いをしない」といった項目は、女性の方が15~20ポイント程度男性を上回るなど、顕著に高い傾向がありました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


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