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株式会社oricon MEは1日、「オリコン顧客満足度」調査として、「ハウスメーカー 注文住宅」、「建売住宅」、「新築分譲マンション」の各部門につき、2019年のランキング結果をとりまとめて公開しました。

「ハウスメーカー 注文住宅」調査は、過去12年以内に新築した注文戸建住宅に居住する25歳以上の全国男女を対象としたもので、有効回答数は14,132となっています。「建売住宅」調査では、過去12年以内に新築建売住宅に入居し、その購入物件選定に関与した25歳以上の全国男女を対象者条件としており、ハウスメーカー部門で1,793、パワービルダー部門で3,913、不動産会社部門で657の有効回答が得られたとされています。

また「新築分譲マンション」については、過去12年以内に新築分譲マンションに入居し、購入物件選定に関与した各エリアの25歳以上男女が対象で、首都圏部門が8,287人、東海部門が1,071人、近畿部門で3,043人の有効回答者数となっています。

・「ハウスメーカー 注文住宅」満足度ランキング
1位 スウェーデンハウス：79.95点
2位 ヘーベルハウス：78.51点
3位 積水ハウス：77.99点
4位 住友林業：77.61点
5位 三井ホーム：77.42点
6位 一条工務店：77.06点
7位 パナソニックホームズ：76.57点
8位 セキスイハイム：76.56点
9位 ダイワハウス：76.34点
10位 ミサワホーム：75.81点

「ハウスメーカー 注文住宅」部門のランキング調査では、打ち合わせのしやすさからモデルハウス、情報の分かりやすさ、スタッフ対応、デザイン、住居性能、設備・内装、アフターサービスなどまで14の項目に基づく評価が行われましたが、全項目で1位を獲得した「スウェーデンハウス」が総合79.95点の高得点でトップとなりました。

2014年から開始されたこの調査は、今回が5度目になりますが、同社は5年連続の1位に輝いています。利用者からのコメントをみても、提案力の高さや施工管理面の徹底度、デザインの洗練性など、幅広く高い評価を得ていることがうかがわれました。

2位は「ヘーベルハウス」の78.51点で、9つの個別項目でも2位を獲得しています。それぞれのプロセスにおける担当者の対応、提案力、住居性能や付帯サービスなどでの評価が高めになっていました。

3位は「積水ハウス」の77.99点で、前回調査の4位からワンランクアップ、8つの項目で3位を獲得、ラインナップの充実度では「ヘーベルハウス」らを上回る2位に輝いています。

・建売住宅 ハウスメーカー
1位 積水ハウス：74.57点
2位 パナソニックホームズ：74.13点
3位 セキスイハイム：74.11点
4位 ダイワハウス：73.76点
5位 トヨタホーム：72.98点
6位 ミサワホーム：72.36点

土地と住宅をセット販売する一戸建ての新築分譲住宅販売を行っていて、施工を自社または自社グループで全て行っているハウスメーカーを対象に、10の評価項目で審査した「建売住宅 ハウスメーカー」ランキングでは、「積水ハウス」が1位となりました。

情報提供や周辺環境、引き渡し時の確認、デザイン、アフターフォローでトップ評価を受けています。男女別でみると、やや男性からの評価が高めで、築年数別では2～6年以内、7～10年以内の利用者で1位となっていました。自由コメントではアフターサービスの良さを挙げる声が目立っています。

2位は「パナソニックホームズ」で、住宅構造・設計や住宅設備、金額の納得感で1位を獲得、総合74.13点となりました。3位は僅差の74.11点で「セキスイハイム」となり、立地や長期保証面での評価が高くなっています。

・建売住宅 パワービルダー関東
1位 ポラス：65.26点
2位 東栄住宅：63.50点
3位 飯田産業：60.18点

建売住宅の「パワービルダー関東」部門では、「ポラス」が全評価項目で首位を獲得し、総合1位に輝きました。品質グレードの高さ、説明の分かりやすさ、対応の良さなどがとくに評価されています。2位は「東栄住宅」で住宅構造・設計面や、周辺環境の評価が高く、3位は「飯田産業」の60.18点でした。こちらは物件の立地や周辺環境が高めの評価になっています。

・建売住宅 不動産会社
1位 近鉄不動産：72.86点
2位 野村不動産：72.55点
3位 三井不動産レジデンシャル：70.64点
4位 東急不動産：68.76点
5位 住友不動産：68.05点

建売住宅の「不動産会社」部門では、「近鉄不動産」が72.86点の総合点でトップとなりました。立地やデザイン、構造・設計、住宅設備、金額の納得感、長期保証の6項目でも1位になっています。2位は僅差で72.55点となった「野村不動産」、3位は70.64点の「三井不動産レジデンシャル」でした。

・新築分譲マンション 首都圏
1位 野村不動産：73.79点
2位 東京建物：73.68点
3位 住友不動産：73.42点
4位 大成有楽不動産：73.20点
5位 東急電鉄：73.16点
6位 三井不動産レジデンシャル：73.04点
7位 三菱地所レジデンス：72.94点
8位 伊藤忠都市開発：72.31点
9位 東急不動産：72.25点
10位 大和ハウス工業：71.67点

新築分譲マンションの首都圏部門では、「野村不動産」が73.39点でトップとなりました。11の評価項目中では、引き渡し時の住宅確認、構造・設計、アフターフォローが1位になっています。大手の物件らしい対応力、信頼性、アフターサービスの良さなどが好評です。その他の項目でもバランス良く得点を伸ばしました。

2位は「東京建物」で73.68点、立地と情報提供が1位になったほか、構造・設計は1位の野村不動産とトップタイになっています。住戸設備面も高い評価を受けました。3位は「住友不動産」の73.42点で、デザインの項目ではトップを獲得しています。全体として、ランキング6位の「三井不動産レジデンシャル」までは、いずれも総合73点台を記録するなど、ハイレベルな争いともなっています。

・新築分譲マンション 東海
1位 大和ハウス工業：73.47点
2位 野村不動産：72.56点
3位 穴吹工務店：71.10点
3位 三井不動産レジデンシャル：71.10点
5位 大京：70.99点
6位 近鉄不動産：70.88点
7位 宝不動産：70.48点

新築分譲マンションの東海部門トップは「大和ハウス工業」の73.47点でした。11の評価項目中、6項目で1位に輝いています。構造・設計面やアフターフォロー、デザインなどが高く評価されました。説明の丁寧さなども好印象となっています。

2位には首都圏1位の「野村不動産」が72.56点でランクイン、3位は「穴吹工務店」と「三井不動産レジデンシャル」の2社が71.10点の同点でランクインしています。

・新築分譲マンション 近畿
1位 住友不動産：74.74点
2位 三井不動産レジデンシャル：74.57点
3位 阪急阪神不動産：73.86点
4位 野村不動産：72.89点
5位 三菱地所レジデンス：72.89点
6位 日本エスリード：71.35点
7位 近鉄不動産：71.23点
8位 大京：70.80点
9位 東急不動産：70.56点
10位 プレサンスコーポレーション：69.70点

近畿部門では、「住友不動産」が総合74.74点で1位を獲得しました。2017年の開始以来、3年連続でトップを維持しています。評価11項目中でも7項目が1位となり、今回も強さを発揮しました。近年関心の高い、台風被害などでのアフターフォローも高評価となっています。

2位は「三井不動産レジデンシャル」の74.57点、項目別では引き渡し時の確認やデザイン、構造・設計、住戸設備がトップになっています。3位には「阪急阪神不動産」が73.86点でランクインしました。立地や周辺環境、構造・設計面などを中心に高評価を受けています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社oricon MEによるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000034467.html