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【pickupニュース】親の不動産、相続したい子どもが6割強

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リビン・テクノロジーズが不動産相続に関する親子の意識調査を実施
全国の不動産会社をカバーする不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社は13日、りそな銀行が制定した11月15日の「いい遺言の日」にあわせ、「不動産相続について、子の気持ちと親の気持ち」と題した意識調査を実施、その結果を公開しました。

調査は2018年9月26日~10月4日、「リビンマッチ」を利用した20歳以上の全国男女を対象に、任意で回答するインターネットアンケート方式で行われ、244人の有効回答を得ています。

・親が健在か否か
健在:61.9%
健在でない:38.1%

・親の不動産所有の有無
所有している:66.9%
所有していない:33.1%

まず、回答者に親が健在かどうかを確認すると、「はい」が61.9%、「いいえ」が38.1%で、健在の61.9%を対象に、その親が不動産を所有しているかどうか尋ねた結果では、「所有している」人が66.9%、「所有していない」人が33.1%となっていました。

・親の所有不動産の種類
戸建て:80.2%
土地:25.7%
区分マンション:11.9%
農地:11.9%
山林:7.9%
1棟アパート:5.9%
セカンドハウス:2.0%
駐車場:2.0%
ビル:2.0%
店舗:1.0%

親が不動産を所有している人に、具体的なその種類を複数回答可で選択してもらうと、「戸建て」住宅が80.2%で圧倒的な1位となりました。次いで多いのは「土地」の25.7%で、3位は「区分マンション」と「農地」が同率の11.9%になっています。以下「山林」の7.9%、「1棟アパート」の5.9%などと続きましたが、駐車場やビル、店舗は限定的でした。

・親の所有不動産を相続する意思
相続人で相続したい:60.4%
相続人ではない:25.7%
相続人ですでに生前相続した:1.0%
相続人だが相続したくない:12.9%

こうした親の所有不動産について、相続の意思を尋ねた結果では、「相続人で相続したい」と回答した人が60.4%にのぼり、多数を占めていました。「相続人ではない」人が25.7%あることを考えると、相続できるならしたいと考えている人は、かなり多いとみられます。

その証しとして「相続人だが相続したくない」とした人は12.9%にとどまり、「すでに生前相続した」という人も1.0%とわずかですが確認されています。

親は約2割が子どもに相続しない意向
・子どもの有無
いる:83.2%
いない:16.8%

・自身の不動産所有
所有している:72.4%
所有していない:27.6%

次に親の立場の意識を探るため、まず子どもの有無を確認すると、子どもが「いる」人は83.2%で、そのうち自身が不動産を「所有している」人は72.4%、「所有していない」人が27.6%でした。

・自己所有不動産の種類
戸建て:76.2%
区分マンション:23.8%
土地:20.4%
農地:7.5%
山林:7.5%
1棟アパート:4.1%
セカンドハウス:4.1%
駐車場:3.4%
ビル:2.7%

不動産を所有している人にその種別を複数回答可で選択してもらうと、やはり「戸建て」が最多で76.2%を占めましたが、2位には親世代と異なり「区分マンション」がランクイン、23.8%となっています。以降は3位に「土地」の20.4%、4位は「農地」と「山林」が7.5%の同率で続きました。

・将来、自己所有不動産を子どもに相続させるか
子どもに相続させる予定:41.5%
相続させる予定はない:17.7%
子どもに生前相続した:1.4%
配偶者/子ども以外に相続させる予定:2.0%
まだわからない:37.4%

次に、将来、自己所有の不動産を子どもに相続させる意向があるかどうか尋ねると、「子どもに相続させる予定」とした人が41.5%で最多回答となりましたが、一方で「子どもに相続させる予定はない」とした人も17.7%みられ、さらに「配偶者/子ども以外に相続させる予定」という人も2.0%ありました。この2つをあわせた19.7%は、子どもに相続させない考えがあるといえます。

「まだわからない」という回答者が37.4%と、比較的多いのも特徴ですが、子ども側の相続意思に対し、親側はやや消極的で、意識に乖離がみられる結果となりました。

・子どもに相続させる際の不安
子どもが住む予定がない:20.3%
老朽化:19.5%
固定資産税がかかる:17.8%
売れなさそう:16.9%
相続税がかかる:16.1%
子どもが使う予定がない:16.1%
子どもが管理できない:11.9%
管理費がかかる:8.5%
子ども同士でごたつきそう:8.5%
特にない:35.6%

子どもに相続させることを考えた場合の不安点は何かという問いでは、「特にない」人が35.6%で最多となったものの、「子どもが住む予定がない」ことや「老朽化」が約2割で心配されていたほか、「固定資産税がかかる」、「相続税がかかる」といった税金面を不安視する向きも16~18%みられました。

「子どもが管理できない」のではないかと心配したり、不動産相続があることで子ども同士の「ごたつき」を生みそうと不安を抱いたりしている人も1割程度みられます。

・子どもに相続させたい理由
子どもに資産を残したい:54.2%
他に相続する人がいない:20.3%
子どもに住んでもらいたい:16.1%
家族の思い出の場所だから:12.7%
先祖代々の土地だから:10.2%
その他:0.8%
特にない:1.7%

では子どもに相続させたいと考える理由は何か尋ねると、トップはやはり「子どもに資産を残したい」で54.2%となっていました。しかし「他に相続する人がいない」から仕方なくという消極的な理由も20.3%でこれに続いています。

以下は「子どもに住んでもらいたい」、「家族の思い出の場所だから」、「先祖代々の土地だから」といった回答が10~16%強でみられ、大切にしてきた不動産を子どもに守ってもらいたい、大事にしてほしいという気持ちが表れる結果となっていました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容・リビンマッチ調べ)


▼外部リンク

リビン・テクノロジーズ株式会社 プレスリリース
https://www.sumaistar.com/

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