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【pickupニュース】住まいで支える働き方改革、鍵はWi-Fi整備

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東京建物が在宅勤務に向く住まいづくりを調査
東京建物株式会社は12日、住まいを通じた「働き方改革」のサポートを推進する観点から、在宅勤務など「仕事に関する意識調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

同社では、働く女性のための住まいプロジェクト「Bloomoi(ブルーモワ)」を2012年より展開させており、リモートワークを支えるシリーズ商品「Bloomoi ライブラリー」を開発、13日にモデルルームがグランドオープンとなる「Brillia 弦巻」に導入するなど、独自の取り組みを進めています。

今回の調査もそうしたプロジェクトの趣旨を踏まえたもので、20代~50代の首都圏在住男女各200人、合計400人に2018年7月24日~7月26日の期間、インターネットアンケート方式で実施しています。

・働き方改革の内容イメージ
長時間労働の是正:61.0%
仕事の効率化・生産性向上のサポート:37.5%
勤務場所の自由化:25.8%
在宅勤務の承認:22.3%
待遇等の改善:16.5%
柔軟な働き方の承認:21.5%
特に思い浮かばない:23.0%

まず「働き方改革」と聞いて思い浮かべる取り組みやシチュエーションを尋ねたところ、61.0%の人は「長時間労働の是正」と回答し、次いで多かったのは「仕事の効率化・生産性向上のサポート」の37.5%でした。リモートワークの承認など「勤務場所の自由化」や「在宅勤務の承認」は、これらに比べて少ない4~5人に1人の回答で、「特に思い浮かばない」とした人も23.0%ありました。

実際の「働き方改革」施策では、リモートワークや在宅勤務も重点的に取り上げられていますが、現状では会社がやることといった意識をもつ人や、職場内の改革をイメージする人が多く、自らの住まいを絡めた職場の外における改革、勤務形態の見直しなどを意識する人は、まだ限定的であることがうかがわれます。

・リモートワークの利用意向
20代女性:48.0%が「可能であれば利用したい」
20代男性:31.0%が「利用したい」/41.0%が「可能でも利用したくない」
女性:各世代で利用意向が上回る
40代男性:36%が利用意向あり

次にリモートワークの制度を利用したいか調査すると、20代女性では48.0%と、およそ半数の人が「可能であれば利用したい」としていました。一方、20代男性では「利用したい」人より「可能でも利用したいと思わない」人が多く、41.0%にのぼっています。その理由では「仕事上のコミュニケーション」のとりづらさを挙げる人が最も多く、仕事はその場ですぐコミュニケーションがとれる会社内でやるという意識が強いことが分かりました。

男女比では、全体に女性の方が利用意向が高く、30代以上の各世代で利用意向が上回っていたと報告されています。しかし男性でも30代から徐々に利用意向ありの人が増え、40代では36%の人が利用意向を示すなど、年齢を重ねるとともに意識が変化していくさまも見受けられたそうです。

4割超が通勤に1時間以上、効率の良い在宅勤務にはネットワークインフラの整備が重要
・1日あたりの通勤時間
30分未満:18.8%
30分~1時間未満:39.3%
1時間~1時間30分未満:24.8%
1時間30分~2時間未満:9.0%
2時間~3時間未満:6.0%
3時間以上:2.3%

現在の住まいから職場に向かうとして、1日平均どれくらいの時間を通勤に費やしているか尋ねた結果では「30分~1時間未満」の人が最多で39.3%を占めたものの、次いで多いのは「1時間~1時間30分未満」の24.8%であり、往復1時間以上の時間を費やしている人は、全体の41.9%にもなりました。「3時間以上」という人も2.3%みられています。

日々通勤で往復1時間を使っている人が、週5日の勤務で2日をリモートワークに置き換えた場合、年間営業日数の252日で換算すると、100.8時間の節約が可能となり、生産性向上や個々人の暮らしの余裕、人生の充実につなげられる可能性が高いと考えられました。

・自宅で仕事をする際に重要な環境
ネットワーク等のインフラ環境:54.6%
集中しやすい環境:53.8%
リラックスできる環境:37.0%
ON/OFFが切り替えやすい環境:24.4%
家事や育児・介護等と両立しやすい環境:14.3%

住まいでの「働き方改革」を推進する観点から、どういった住まい環境の実現が理想的な在宅勤務環境の構築となるのか、重要と感じるものを選択してもらうと、最も多かったのは「ネットワーク等のインフラ環境」で54.6%の回答率でした。次いで「集中しやすい環境」も多く、僅差の53.8%で2位になっています。

以降は「リラックスできる環境」の37.0%、「ON/OFFが切り替えやすい環境」の24.4%などです。オフィスで働く際、その環境が重要となるように、住まいでもリモートワークを行うならその環境づくりは大切で、Wi-Fi環境の整備といった基本から集中しやすい雰囲気などソフト面にいたるまで、工夫が必要とされていることが分かりました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


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