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不動産ビッグデータの活用関連事業を展開するスタイルアクト株式会社は9日、独身で自宅マンションを購入することを「家活（いえかつ）」と命名、「家活」経験者のライフスタイルを探るべく、旅行事情に関する調査を実施してその結果を公開しました。

この調査は2018年4月13日～4月24日、7月17日～7月21日の期間、同社のマンション無料会員制情報サイト「住まいサーフィン」の会員404人を対象として、インターネットアンケート方式で行われています。404人のうち「家活」経験者である、独身時に自宅マンションを購入した人は83人、未経験者（未購入者）は321人でした。

・年間の国内旅行数
【「家活」経験者】
1回未満：23％
1回：21％
2回：25％
3回：14％
4回：6％
5回以上：11％

【「家活」未経験者】
1回未満：20％
1回：27％
2回：25％
3回：11％
4回：6％
5回以上：11％

・年間の海外旅行数
【「家活」経験者】
1回未満：65％
1回：21％
2回：5％
3回：2％
4回：1％
5回以上：6％

【「家活」未経験者】
1回未満：75％
1回：10％
2回：7％
3回：2％
4回：2％
5回以上：4％

年間の国内および海外旅行について、独身時に自宅マンションを購入した「家活」経験者と、そうでない「家活」未経験者で比較すると、国内旅行では「1回」の人がやや「家活」未経験者で多かったものの、大きな差はみられず、ほぼ同様の割合傾向となりました。

しかし海外旅行の場合では、年1回以上行っている人が「家活」経験者で未経験者より10ポイント多い結果となり、より海外旅行が身近になっていることがうかがわれました。

スタイルアクトによると、過去の調査結果から「家活」経験者の購入時年収は500万円前後、資産も500万円未満の人が多いことが判明しており、目立って年収や資産が高い、経済的に余裕のあるような人々の集団ではないため、この海外旅行比率の高さは注目すべきポイントとして指摘できるとされています。

・「家活」経験者の電子マネー使用率
使う：57％
使わない：43％

・「家活」経験者のポイント貯蓄
貯める：92％
貯めない：8％

海外旅行比率で現れた違いに着目し、「家活」経験者について、日頃のお金の使い方を調査した結果、「家活」経験者では電子マネーの使用率が約6割と高めであったほか、ポイントを意識して貯めている人も9割を超えていました。

・「家活」経験者の家計簿アプリ利用率
利用している：27％
利用していない：73％

・「家活」経験者のフリマアプリ／ネットオークション利用率
利用している：39％
利用していない：61％

近年、利用者が増加している家計簿アプリですが、「家活」経験者では、これを利用して家計管理を行っているという人が約3割にのぼっています。日常の買い物で「使う」人が過半を占めた電子マネーは、現金よりもさらに簡単に購入履歴の確認が実行でき、何にいくら使ったかを明確化、無駄遣いの抑制につなげやすい特色もあります。家計簿アプリと連動させ、スマートに管理、日頃から無理のない節約ができているのかもしれません。

またフリマアプリやインターネットオークションの利用者も約4割にのぼり、不用品のお小遣い化や、お得な買い物を積極的に行っている傾向もあるようです。

・重視するのはリスクかリターンか
リスク：63％
リターン：37％

さらに「家活」経験者に対し、リターンとリスクでは、どちらを重視して行動するか尋ねたところ、「リスク」が63％となり、リスク重視傾向であることが分かりました。

独身時に家を購入するという行動からみると、リターン重視派ととらえられがちですが、ポイントをコツコツ貯め、家計簿アプリやフリマアプリなども積極的に活用するといったスタイルとあわせて考えれば、実は賢くやりくりを行う堅実派が多いととらえることもできそうです。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

スタイルアクト株式会社　プレスリリース
https://styleact.co.jp/news/?p=3180