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賃貸物件の人気のトレンドとは?最新の間取りや設備のトレンドを紹介

現在の賃貸物件では、以前の場合とは間取りの需要が異なってきています。現在のトレンドは、多種多様なライフスタイルに対応できるような物件。

独身世帯、夫婦のみ世帯、共働きで子供がいる家庭に2世帯で住む人も増えています。世帯の構造変化に合わせて、家事の利便性や豊富な収納スペースを確保した間取りが人気の傾向です。

この記事では、現在の間取りで人気トレンド設備を何点か紹介いたします。

オープンキッチン
(画像はpixabayより)
オープンキッチンは、近年ファミリー世代向けの間取りでの採用率が上がったキッチンです。

以前までのキッチンは、いわゆる独立型と呼ばれるキッチンが主流でした。この独立型の特徴は、他の部屋と壁で仕切られ、キッチンの様子が見られない状態。

つまり、他の部屋と完全に独立した一つの空間でした。このキッチンには、大きなメリットがありそれが調理中の熱や匂いがリビングに移らないことです。

しかし、近年では食事を作っている最中に家族の様子を伺えなかったり、会話ができない観点からリビングと一体化し壁を撤去したオープンキッチンが登場。

対面型キッチンの採用で、家族や来客とのコミュニケーションをとりながら、料理や片付けができるようになりました。これにより子育て世代に現在人気の設備となっています。

しかし、以前よりも換気扇の性能は向上したとは言えニオイや熱はオープンキッチンの場合、どうしても広がりやすい傾向になります。後にトラブルにならないよう十分注意しましょう。

広い収納スペース
以前は、どの家庭でも収納タンスやカラーボックスなどの収納用品はありました。

しかし、近年のトレンドは「ゆとりのある空間」です。部屋を可能な限り広く使いたい人が増えているため、収納力ある物件が人気の傾向にあります。

収納で主に注目されるのは、ウオークインクローゼット、シューズクローゼット、パントリーあたりでしょう。他にも納戸、トランクルームなど多彩なバリエーションが存在します。

中でもウオークインクローゼットは、もはや一般的になってきており人が入れるほど大きいクローゼットのことを指します。ハンガーをかけれるパイプも付いており、洋服を始め様々なものが収納可能。

シューズクローゼットは、通常のままではかさばる靴をまとめて収納することが可能になります。パントリーは、キッチンの中に併設された食品貯蔵庫のことです。

普段は日常的に使わない調味料や買いだめした食料などを保管できるため、忙しくて買い物に出かけられない共働き世代に人気です。

収納可能間仕切り
最新のトレンドでは、リビングと隣接する部屋の相手に、収納可能な間仕切り壁を設けた間取りんも人気です。

この間仕切りは、簡単にリビングと別の一つの部屋が作れることが特徴です。そのため、賃貸物件にもかかわらず部屋を好みに変更できる柔軟性が人気の要因です。

例えば、普段は子供がいるため壁は収納しておきますが、就寝時などはリビングのテレビの音を遮るために壁を出しておくなどの工夫も可能です。

また、夫婦でも家で過ごす時間帯が異なるケースも増えてきた影響もあり、物音を立てても大丈夫なように収納間仕切りを使い、部屋を分割するという使い方もできます。

和室は減少傾向に
日本の代表的な部屋といえば畳ですが、何かと手間もかかるもの。部屋数の多い戸建てにはまだ残っているところも多いですが、賃貸では減少しています。

近年では、布団よりのベットの使用率の上昇や畳が傷む原因にもなるため、和室には家具を置けないことからスペースを広く使えないことも減少の一因と言われています。

その一方で根強い人気もあるのが、和室です。そこで、リビングの一角に和室スペースを併設した間取りが注目を集めています。必要に応じて個室にすることもできることが、人気を集めています。

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