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買うよりもお得?戸建賃貸のメリット・デメリット


引っ越しを検討する場合は、アパートかマンションの選択肢になる方が多いのではないでしょうか。

しかし、賃貸物件は他にもあり戸建て住宅に住むという選択肢も存在するのです。実は、戸建て住宅の場合は、購入するよりもお得になることもあるのです。

そこで今回は、戸建て賃貸に住むことのメリット、デメリットについてご紹介します。引っ越しの選択で悩んでいる方や戸建てを買おうと考えている方は参考にしてくださいね。

戸建て賃貸のメリット
(画像はpixabayより)
戸建てを購入する場合と賃貸で借りる場合のメリットは、まず、料金を抑えることができることが、挙げられます。

戸建てを購入する場合は、頭金やローンを組むことになり初期費用がかかりまとまった資金を用意する必要があります。しかし、賃貸の場合は敷金や礼金、仲介手数料で戸建てに住むことができます。

また、税金面でも有利になります。戸建てを購入した場合には、不動産取得税、年に1回の固定資産税に都市計画税など不動産を所有すると何かと税金がかかります。

一方で、賃貸の場合はこれらの税金を払う必要がなく、オーナーに対する家賃のみです。

では、次にマンションと戸建てを比較した際のメリットですが、これは騒音問題と広さが大きなメリットと言えるでしょう。

マンションの場合は、すぐ隣に別の世帯が住んでいいるため、ある程度の生活音は容認しないといけません。また、近隣住民によっては生活リズムが異なるため、騒音問題は更に深刻です。

戸建ての場合は、その点は心配ありません。家の敷地内には自分たちのみしか住んでいないため、近隣の人の騒音が自分の家まで聞こえてくることはありません。

家賃価格が同じな場合は、マンションよりも戸建ての方が確実に広いです。設計が異なるので、戸建ての方がマンションよりも面積は広くなるのです。

戸建て賃貸のデメリット
マンションよりも自由な暮らしができそうな戸建てですが、こちらにもデメリットは存在します。

大きいところでは、管理人がいないことやセキュリティの問題がデメリットとして存在します。

まず、管理人がいないことについてですが、賃貸の戸建て住宅の場合はマンションのように管理会社から派遣される管理人がいないのです。

このため、電気やガス、水道のトラブルを始めとした家全般のトラブルをオーナーにすべて自分で報告して対応しなければなりません。

セキュリティ対策も戸建ての場合は大変です。マンションの場合は、オートロックや管理人がいることが多いですが、戸建ての場合は、これらのセキュリティを自分で用意する必要があります。

自分たちで防犯対策をするのにもオーナーの確認を取る必要があります。大手の警備会社を入れる、センサーライトをつけるなどの対策をオーナーと事前に話し合っておくとよいでしょう。

また、マンションやアパートは大抵は賃貸目的で建設されたものが多いため、住み続ける必要には、賃貸の更新契約をする必要があります。

これに対して戸建て賃貸は、家主であるオーナーが長期の出張や転勤などで現在使用していない期間のみ家賃収入を獲得するために、一時的に貸しているというケースも多いです。

2年間のみなどの契約年数に限度が設けられていたり、オーナーの事情が変わり早めに戻れるようになった場合には、オーナーの都合で解約されるケースもあります。

そのため、自分がいつまで賃貸を利用するか、また物件はいつまで借りることができるのかを事前に調査し可能ならば、オーナーと直接相談した方がいいでしょう。


今回は賃貸戸建てのメリットとデメリットについてまとめました。周りの目を気にする必要がなく生活できるのが、戸建ての最大の魅力と言ってもいいでしょう。

しかしながら、戸建て賃貸もメリットばかりではないので、デメリットもよく把握した上で物件探しをしましょう。

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