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【pickupニュース】最新首都圏住宅値価格、ほぼ横ばいも変動率プラスをキープ

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野村不動産アーバンネットが四半期ごとの住宅値価格調査結果を公開
野村不動産アーバンネット株式会社は6日、今回が119回目の実施になる実勢調査、首都圏「住宅値価格」の結果をとりまとめ、公開しました。2018年7月1日時点のもので、対象期間は2018年4~6月、3カ月ごとの定点調査となっています。なお、今回の調査地点数は住宅地の168でした。

・住宅値価格四半期変動率
首都圏平均:0.1%(前回比-0.1ポイント)
東京都区部:0.2%(前回比+0.1ポイント)
東京都下:0.2%(前回比+0.2ポイント)
神奈川:-0.1%(前回比-0.2ポイント)
埼玉:0.3%(前回比-0.5ポイント)
千葉:0.1%(前回比+0.2ポイント)

2018年4~6月期における住宅値価格は、首都圏全体のエリア平均を変動率でみると、0.1%の上昇になっていました。2018年1~3月期の4月1日時点発表となった、前回調査時に比較すると0.1ポイントのマイナスで上昇幅が縮小していますが、かろうじて変動率プラスをキープしています。

地域別にみると、東京都区部と東京都下は0.2%の上昇、いずれも前回より上昇率がアップしました。一方、神奈川はマイナス0.1%で前回より0.2ポイントのダウン、マイナスへと転じました。埼玉は0.3%のプラスで、今回の地域別変動率トップの値でしたが、前回に比較すると0.5ポイントも低下しています。千葉は4期連続となっていたマイナス基調から脱し、前回比0.2ポイントの上昇で、0.1%のプラスになりました。

・住宅値価格の地点変動動向
値上がり地点:8.3%(前回比+2.0ポイント)
横ばい地点:88.7%(前回比-2.4ポイント)
値下がり地点:3.0%(前回比+0.5ポイント)

地点ごとでの価格変動で動向を分析すると、「値上がり」を示した地点は全体の8.3%で、前回より2.0ポイント増加しました。しかし「値下がり」を示した地点も0.5ポイント増加し、3.0%となっています。「横ばい」は88.7%に減少しましたが、依然大半を占めている状況です。

年間ベースでは価格「横ばい」の地点が増加
・住宅値価格年間変動率
首都圏平均:0.5%(前回比-0.1ポイント)
東京都区部:0.9%
東京都下:0.8%
神奈川:0.1%
埼玉:1.9%
千葉:-1.4%

年間ベースでみた住宅地価格の変動率は、首都圏エリアの全体平均で0.5%の上昇になり、前回調査時より0.1ポイント下げましたが、プラスを保っています。地域別では、千葉のみ年間変動率でマイナスを記録、1.4%の下落となりましたが、それ以外の地域はプラスです。都区部で0.9%、都下が0.8%と、東京圏は1%弱の上昇、神奈川はほぼ横ばいの0.1%でした。埼玉は最も高い上昇率で、1.9%になっています。

・年間ベースによる住宅地価格の地点変動動向
値上がり地点:25.0%(前回比-1.6ポイント)
横ばい地点:61.9%(前回比+7.5ポイント)
値下がり地点:13.1%(前回比-5.9ポイント)

年間ベースで算定した住宅値価格の変動を、地点ごとで分析した結果、「値上がり」を示した地点は全体の4分の1にあたる25.0%でした。前回調査時に比べると1.6ポイント減少しています。「値下がり」となった地点は13.1%で、こちらも前回より減少、5.9ポイント少ない値となりました。

代わって増加したのは「横ばい」を示す地点で、前回調査より7.5ポイント増加、61.9%がこれに該当する結果となっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

野村不動産アーバンネット株式会社 プレスリリース
https://www.nomura-un.co.jp/news/pdf/20180706.pdf

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