【日本一わかりやすい不動産投資】第20回、不動産から地域も見つめる
【クラスコの地域活性活動】
今回は、いつもと趣向を変え、より広い視点から不動産会社のあり方を見ていこうと思います。不動産会社は、賃貸管理や売買仲介を行い、住まいを提供していく私たちにとって、自らが事業を営む地域全体を良くしていくことが、企業の発展にもつながっていきます。「石川県に住みたい」という人が増えるほど、お客さまも増えていき、住まいの需要も高まる。住まいだけでなく、町づくりについても考えていくことで、よりよい好循環が生まれます。そこで、クラスコでは「金沢もぐら」と「360&365creators」という地域活性コミュニティをスタートし、双方が協力しながら「かなざわのへそ」というWebサイトの制作を進めています。
【クリエイターの力で、地域を元気に。「360&365creators」】
金沢市光が丘、築40年超の旧公社賃貸。この空室を活かし、クラスコでは1年半ほど前から「360&365creators」というプロジェクトを開始しています。デザイナーや映像クリエイターなど、制作業を営む方に家賃0円で住んでいただき、その代わりに企業からのデザイン依頼を引き受けてもらうという仕組みで、現在6名のクリエイターが暮らしています。金沢は美術大学や工業大学などものづくりに関する教育機関が強く、伝統工芸なども盛んに行われ、優れた文化が永く守られている地域ですが、商品をもっとアピールしたい、会社のイメージを向上したいなど、企業のさまざまな問題をクリエイターの力で解決できるという考え方が大都市圏に比べれば広まっていません。そこで、デザインの仕事を行ってもらい、家賃分を精算し、技術を向上しつつ、住まいを確保できるという状況をつくりました。物件内にはメンバーが自由に使えるコミュニティスペースを設け、ひとりひとりの居住スペースも自由に改装(DIY)が行えるよう、細かい間取りだった部屋をワンルームにしています。金沢全体のブランディングやデザインクオリティ向上のために、クリエイターの力を活用しながら人材育成やコミュニティ創出につなげています。
【金沢の魅力を掘り下げる「金沢もぐら」】
北陸新幹線の開通から1年半が経過し、観光者数、転入数ともに上昇していますが、これを一時的なものにしないように、地域の良く知られた観光地だけでなくもっと奥深い魅力を掘り下げていく必要があると感じます。そこで発足したのが「金沢もぐら」というコミュニティです。メンバーが自主的に金沢の興味深いスポットやお店を調査し、SNSを通して情報を発信していきます。クラスコ社員により運営されていますが、社外の方の参加も広く受け入れ、交流会などのイベントも開催しています。また、現在360&365creatorsのメンバーにより、金沢のコアな情報を発信するWebサイト「かなざわのへそ」の制作も進められており、金沢もぐらにて調査した内容も併せて紹介していく予定です。不動産経営は町づくりにつながっています。物件のことだけでなく、それを囲む地域のことも把握し、働きかけていくことが私たちの使命と考え、これらの活動をさらに盛り上げてまいります。ぜひご期待ください。

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