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東京カンテイは7月28日、「2020年6月度　中古マンション価格天気図」を発表しました。この価格天気図は、ファミリータイプの既存マンションの流通価格を月ごとに集計し、価格の変動を「天気マーク」で表示したものです。

天気マークの適用基準は「70平米に換算した中古マンション平均価格」、「前月からの変動率」、「13か月移動平均の変動率」の3点。価格が上昇傾向を示していれば「晴」、下落傾向を示していれば「雨」などの天気マークで表示されます。

6月度の天気マークは、次の通りとなりました。

晴：9地域（前月比＋1地域）
薄日：12地域（同－1地域）
曇：15地域（同＋2地域）
小雨：7地域（同－1地域）
雨：4地域（同－1地域）

6月度は全国的に価格は停滞気味でしたが、その一方で売り事例数は増加傾向が続いています。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除されて経済活動が再開され始めたものの、購入者のマインドは低下したままで様子見の状況となり、売りと買いの需給バランスが崩れたことが原因とみられます。

三大都市圏における平均価格（70平米換算）は、次の通りです。

●首都圏

首都圏全体：3668万円（前月比0.2％下落）

東京都：5074万円（同0.5％下落）
神奈川県：2869万円（同1.1％上昇）
埼玉県：2278万円（同1.1％上昇）
千葉県：2092万円（同0.7％上昇）

●近畿圏

近畿圏全体：2450万円（前月比0.5％上昇）

大阪府：2643万円（同0.2％下落）
兵庫県：2166万円（同1.1％上昇）
京都府：3204万円（同0.3％上昇）
滋賀県：2154万円（同0.9％上昇）
奈良県：1346万円（同2.0％上昇）
歌山県：909万円（同2.2％下落）

●中部圏

中部圏全体：1944万円（前月比0.1％上昇）

愛知県：2079万円（同0.4％上昇）
静岡県：1620万円（同2.2％下落）
岐阜県：1423万円（同2.2％下落）
三重県：1666万円（同2.7％上昇）

首都圏の平均価格は下落、近畿圏と中部圏では上昇となりました。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社 東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202006.pdf