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公益財団法人東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は5月15日、首都圏（1都3県）等における2020年4月度の不動産流通市場の動向を発表しました。

4月の首都圏における中古マンション成約件数は、以下のとおりです。

首都圏：1,629件、前年同月比52.6％減
東京都：812件、同55.3％減
埼玉県：223件、同40.8％減
千葉県：204件、同52.7％減
神奈川県：390件、同52.1％減

首都圏では、新型コロナウイルスの感染拡大によりすべての地域で前年同月比2か月連続大幅減少したため、2桁減と大きく減少しました。

成約価格は、以下のとおりです。

首都圏：3,201万円、前年同月比5.8％減
東京都：4,129万円、同3.4％減
埼玉県：1,992万円、同5.5％減
千葉県：1,688万円、同13.7％減
神奈川県：2,752万円、同1.9％減

首都圏平均は、前年同月比で全エリアで下落したため2か月連続の下落となりました。東京都は2か月連続下落、埼玉県は23か月ぶりの下落、千葉県・神奈川県は2か月連続の下落でした。

首都圏の中古戸建住宅成約件数は、以下のとおりです。

首都圏：686件、前年同月比41.5％減
東京都：182件、同50.0％減
埼玉県：147件、同36.4％減
千葉県：150件、同43.6％減
神奈川県：207件、同33.7％減

首都圏は、前年同月比約4割減と大幅な減少となりました。東京都は2か月連続減少、埼玉県は反転減少、千葉県・神奈川県は2か月連続減少しました。

成約価格は、以下のとおりです。

首都圏：2,722万円、前年同月比12.5％減
東京都：3,785万円、同14.7％減
埼玉県：1,882万円、同19.4％減
千葉県：1,881万円、同5.6％増
神奈川県：2,994万円、同8.6％減

首都圏平均は、前年同月比2か月連続の下落で15か月ぶりに3,000万円を下回りました。東京都は反転下落で4,000万円割れ、埼玉県は2か月連続下落、千葉県は唯一上昇し4か月連続上昇、神奈川県は2か月連続の下落でした。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はニュースリリースより）


▼外部リンク

公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/

別掲
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/