収益物件
2020/02/07
【pickupニュース】都心Aクラスビル賃料、リーマンショック以降の最高値に
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら！
・調査用語定義
東京都心部：東京都心5区と周辺区オフィス集積地域（五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区）
Aクラスビル：延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内のビル
Bクラスビル：1フロア面積200坪以上でAクラス非該当ビル
Cクラスビル：1フロア面積100坪以上200坪未満のビル
なお、この調査データにおけるクラス分けなど、使用される語句の定義は上記のようになっています。
・東京都心部Aクラスビルの動向
空室率：0.6％（前期比横ばい、前年同期比－0.2ポイント）
賃料：月額坪あたり42,242円（前期比＋2,618円、前年同期比＋2,774円）
2019年第4四半期の東京都心部Aクラスビルの空室率は、前期に引き続き0.6％で、ごく低い水準を維持しています。前年同期に比べると0.2ポイント低く、これで5期連続の1％未満という結果になりました。ほぼ満室稼働で、市場には強い品薄感が広がっています。
こうした低い空室率を背景に、賃料は上昇し、成約賃料ベースの共益費別で、月額坪あたり42,242円となりました。第2四半期の4万円超えから、再び4万円の大台を割り込んだ前期の下落を挟み、坪あたり2,618円のまとまった上昇で42,000円台という高さになっています。
この値は、リーマン・ショック以降の最高値にあたり、統計開始以来の最高値である2008年第1四半期に記録された、坪あたり45,513円にも迫るものです。賃料水準が高いエリアでは、貸し手側の強気な姿勢に借り手側の予算が追いつかず、開きが生じる傾向も報告されていますが、高水準な賃料での堅調な推移は当面続くとみられます。
空室率：0.6％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.1ポイント）
賃料：月額坪あたり22,521円（前期比－539円、前年同期比＋1,092円）
2019年第4四半期における東京都心部Bクラスビルの空室率は、前期、前年同期比とも0.1ポイントのマイナスになる0.6％でした。Aクラスビルと同じく、ごく低い水準にあります。0.6％は統計開始以来の最低値タイで、1％未満での推移は7期連続となりました。
ごく低い空室率と、高騰するAクラスビルからみて、相対的に割安と感じられることから人気を集め、上昇基調にあるBクラスビルの賃料ですが、今期は前期に比べると539円下落し、月額坪あたり22,521円となりました。ただし、前年同期比では1,092円の上昇になっています。
・東京都心部Cクラスビル
空室率：0.6％（前期比－0.1ポイント、前年同期比横ばい）
賃料：月額坪あたり20,133円（前期比＋22円、前年同期比＋1,569円）
東京都心部Cクラスビルの空室率は、前期より0.1ポイント低い0.6％でした。前年同期および19年第1四半期に記録された統計開始以来の最低値、0.6％に再び低下しています。1％未満の空室率は6期連続で、引き続き底堅い需要がみられました。また、今期はこれでA、B、Cの全クラスが0.6％というごく低い空室率になっています。
Cクラスビルの賃料は、前期より22円、前年同期より1,569円上昇し、月額坪あたり20,133円となりました。2期連続で2万円台を上回り、2008年第3四半期に記録された最高値の、月額坪あたり21,175円にも近づいてきています。
・賃料対前年変動率
Aクラスビル：7.0％（前期比＋5.4ポイント）
Bクラスビル：5.1％（前期比－2.7ポイント）
Cクラスビル：8.5％（前期比－11.3ポイント）
今期の賃料を、2018年第4四半期と比較した対前年変動率は、いずれも5％を超えるプラス水準で、Aクラスが7.0％、Bクラスが5.1％、Cクラスで8.5％となりました。前期の変動率に比べると、その幅はBクラス、Cクラスで縮小されていますが、引き続き全クラスプラスの上昇基調で、需給の引き締まった推移となっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 プレスリリース（データ資料）提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018
今回ピックアップするニュースはこちら！
19年4Qの「オフィスレント・インデックス」が発表に
三幸エステート株式会社は4日、同社が株式会社ニッセイ基礎研究所と共同で開発したオフィス市況にかかる指標「オフィスレント・インデックス」の2019年第4四半期分について、公開を開始しました。東京都心部のオフィスビルについて、賃料や空室率など、最新動向をみることができます。・調査用語定義
東京都心部：東京都心5区と周辺区オフィス集積地域（五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区）
Aクラスビル：延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内のビル
Bクラスビル：1フロア面積200坪以上でAクラス非該当ビル
Cクラスビル：1フロア面積100坪以上200坪未満のビル
なお、この調査データにおけるクラス分けなど、使用される語句の定義は上記のようになっています。
・東京都心部Aクラスビルの動向
空室率：0.6％（前期比横ばい、前年同期比－0.2ポイント）
賃料：月額坪あたり42,242円（前期比＋2,618円、前年同期比＋2,774円）
2019年第4四半期の東京都心部Aクラスビルの空室率は、前期に引き続き0.6％で、ごく低い水準を維持しています。前年同期に比べると0.2ポイント低く、これで5期連続の1％未満という結果になりました。ほぼ満室稼働で、市場には強い品薄感が広がっています。
こうした低い空室率を背景に、賃料は上昇し、成約賃料ベースの共益費別で、月額坪あたり42,242円となりました。第2四半期の4万円超えから、再び4万円の大台を割り込んだ前期の下落を挟み、坪あたり2,618円のまとまった上昇で42,000円台という高さになっています。
この値は、リーマン・ショック以降の最高値にあたり、統計開始以来の最高値である2008年第1四半期に記録された、坪あたり45,513円にも迫るものです。賃料水準が高いエリアでは、貸し手側の強気な姿勢に借り手側の予算が追いつかず、開きが生じる傾向も報告されていますが、高水準な賃料での堅調な推移は当面続くとみられます。
全クラスが空室率0.6％の低位で推移
・東京都心部Bクラスビルの動向空室率：0.6％（前期比－0.1ポイント、前年同期比－0.1ポイント）
賃料：月額坪あたり22,521円（前期比－539円、前年同期比＋1,092円）
2019年第4四半期における東京都心部Bクラスビルの空室率は、前期、前年同期比とも0.1ポイントのマイナスになる0.6％でした。Aクラスビルと同じく、ごく低い水準にあります。0.6％は統計開始以来の最低値タイで、1％未満での推移は7期連続となりました。
ごく低い空室率と、高騰するAクラスビルからみて、相対的に割安と感じられることから人気を集め、上昇基調にあるBクラスビルの賃料ですが、今期は前期に比べると539円下落し、月額坪あたり22,521円となりました。ただし、前年同期比では1,092円の上昇になっています。
・東京都心部Cクラスビル
空室率：0.6％（前期比－0.1ポイント、前年同期比横ばい）
賃料：月額坪あたり20,133円（前期比＋22円、前年同期比＋1,569円）
東京都心部Cクラスビルの空室率は、前期より0.1ポイント低い0.6％でした。前年同期および19年第1四半期に記録された統計開始以来の最低値、0.6％に再び低下しています。1％未満の空室率は6期連続で、引き続き底堅い需要がみられました。また、今期はこれでA、B、Cの全クラスが0.6％というごく低い空室率になっています。
Cクラスビルの賃料は、前期より22円、前年同期より1,569円上昇し、月額坪あたり20,133円となりました。2期連続で2万円台を上回り、2008年第3四半期に記録された最高値の、月額坪あたり21,175円にも近づいてきています。
・賃料対前年変動率
Aクラスビル：7.0％（前期比＋5.4ポイント）
Bクラスビル：5.1％（前期比－2.7ポイント）
Cクラスビル：8.5％（前期比－11.3ポイント）
今期の賃料を、2018年第4四半期と比較した対前年変動率は、いずれも5％を超えるプラス水準で、Aクラスが7.0％、Bクラスが5.1％、Cクラスで8.5％となりました。前期の変動率に比べると、その幅はBクラス、Cクラスで縮小されていますが、引き続き全クラスプラスの上昇基調で、需給の引き締まった推移となっています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 プレスリリース（データ資料）提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018
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