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2019/08/03
【pickupニュース】19年Q2都心Aクラスビル空室率、微増もなお1％未満
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・調査定義
東京都心部：都心5区の主要オフィス街および周辺区オフィス集積地域（五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区）
Aクラス：延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築15年以内
Bクラス：1フロア面積200坪以上でAクラス非該当のビル
Cクラス：1フロア面積100坪以上200坪未満のビル（築年数制限なし）
A・B・Cのクラスについてなど、この調査における用語定義は上記のようになっています。
・東京都心部Aクラスビル
空室率：0.9％（前期比＋0.3ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
賃料：月額坪あたり41,392円（前期比＋2,659円、前年同期比＋4,440円）
2019年第2四半期における東京都心部Aクラスビルの空室率は0.9％で、前期に比べると0.3ポイント上昇したものの、前年同期比では0.3ポイントの低下、3期連続の1％未満と引き続きごく低い水準になりました。
今期の上昇背景には、まとまった面積の空室を残して竣工したビルが存在したことがあり、また新築ビルなどへの移転に伴う空室発生もみられています。依然低水準で高稼働であることに変化はありませんが、0.3ポイント以上という上昇幅は2017年第1四半期以来のことで、空室率については前期の0.6％を底に、上昇へと転じる可能性も視野に入ってきました。
賃料は共益費を除いた額で、月額坪あたり41,392円でした。前期より2,659円、前年同期より4,440円の上昇と大幅にアップし、2008年第3四半期以来、実に10年超ぶりの4万円台オーバーを記録するまでになりました。
空室率：0.7％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.2ポイント）
賃料：月額坪あたり22,609円（前期比＋1,297円、前年同期比＋1,877円）
2019年第2四半期における東京都心部Bクラスビルの空室率は、11期ぶりの上昇で、前期より0.1ポイントアップの0.7％となりました。ただし前年同期に比べると0.2ポイント低い値になっています。5期連続で1％未満となった低水準の空室率で、市場品薄感の強さに変化はないものの、Aクラスビルと同様に今後底を打ち、上昇へと転ずる可能性もあると見込まれました。
一方、賃料は共益費除く月額坪あたりで、前期より1,297円、前年同期より1,877円上昇し、22,609円となりました。前期は小幅に値を下げた賃料でしたが、再び上昇基調となり、低い空室率を背景に緩やかな上昇傾向を維持しています。
・東京都心部Cクラスビル
空室率：0.8％（前期比＋0.2ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
賃料：月額坪あたり19,366円（前期比＋605円、前年同期比＋3,447円）
東京都心部Cクラスビルについては、空室率が前期より0.2ポイント上昇し、0.8％となりました。前年同期に比べると0.3ポイント低い値ですが、上昇を記録するのは2011年第1四半期来の8年ぶりとなるため、今後の動向が注視されています。
賃料は共益費を除いた額で、前期より605円、前年同期より3,447円上昇し、月額坪あたり19,366円となりました。小幅な上昇にとどまった前期から再び上昇幅を拡大させており、2万円台に迫る勢いで強含みの動向になっています。
・賃料の対前年変動率
Aクラスビル：12.0％（前期比＋1.4ポイント）
Bクラスビル：9.1％（前期比＋2.8ポイント）
Cクラスビル：21.7％（前期比＋6.0ポイント）
各クラスにおけるビル賃料の対前年変動率は、いずれもプラスでAクラスが12.0％、最も低いBクラスでも9.1％、Cクラスにいたっては21.7％もの上昇になっていました。4期連続で全クラスがプラス水準となったほか、いずれもその変動プラス幅は前期を上回るものとなり、好調さをみせています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 「オフィスレント・インデックス」資料提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018
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最新の「オフィスレント・インデックス」が公開に
三幸エステート株式会社と株式会社ニッセイ基礎研究所は8月1日、両社が共同で開発した成約賃料に基づくオフィスマーケットの指標「オフィスレント・インデックス」の2019年第2四半期版について、データをとりまとめて公開しました。東京都心部におけるA・B・Cの各クラスビルについて、動向をみることができます。・調査定義
東京都心部：都心5区の主要オフィス街および周辺区オフィス集積地域（五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区）
Aクラス：延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築15年以内
Bクラス：1フロア面積200坪以上でAクラス非該当のビル
Cクラス：1フロア面積100坪以上200坪未満のビル（築年数制限なし）
A・B・Cのクラスについてなど、この調査における用語定義は上記のようになっています。
・東京都心部Aクラスビル
空室率：0.9％（前期比＋0.3ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
賃料：月額坪あたり41,392円（前期比＋2,659円、前年同期比＋4,440円）
2019年第2四半期における東京都心部Aクラスビルの空室率は0.9％で、前期に比べると0.3ポイント上昇したものの、前年同期比では0.3ポイントの低下、3期連続の1％未満と引き続きごく低い水準になりました。
今期の上昇背景には、まとまった面積の空室を残して竣工したビルが存在したことがあり、また新築ビルなどへの移転に伴う空室発生もみられています。依然低水準で高稼働であることに変化はありませんが、0.3ポイント以上という上昇幅は2017年第1四半期以来のことで、空室率については前期の0.6％を底に、上昇へと転じる可能性も視野に入ってきました。
賃料は共益費を除いた額で、月額坪あたり41,392円でした。前期より2,659円、前年同期より4,440円の上昇と大幅にアップし、2008年第3四半期以来、実に10年超ぶりの4万円台オーバーを記録するまでになりました。
全体に空室率微増も賃料が再び強めの上昇基調
・東京都心部Bクラスビル空室率：0.7％（前期比＋0.1ポイント、前年同期比－0.2ポイント）
賃料：月額坪あたり22,609円（前期比＋1,297円、前年同期比＋1,877円）
2019年第2四半期における東京都心部Bクラスビルの空室率は、11期ぶりの上昇で、前期より0.1ポイントアップの0.7％となりました。ただし前年同期に比べると0.2ポイント低い値になっています。5期連続で1％未満となった低水準の空室率で、市場品薄感の強さに変化はないものの、Aクラスビルと同様に今後底を打ち、上昇へと転ずる可能性もあると見込まれました。
一方、賃料は共益費除く月額坪あたりで、前期より1,297円、前年同期より1,877円上昇し、22,609円となりました。前期は小幅に値を下げた賃料でしたが、再び上昇基調となり、低い空室率を背景に緩やかな上昇傾向を維持しています。
・東京都心部Cクラスビル
空室率：0.8％（前期比＋0.2ポイント、前年同期比－0.3ポイント）
賃料：月額坪あたり19,366円（前期比＋605円、前年同期比＋3,447円）
東京都心部Cクラスビルについては、空室率が前期より0.2ポイント上昇し、0.8％となりました。前年同期に比べると0.3ポイント低い値ですが、上昇を記録するのは2011年第1四半期来の8年ぶりとなるため、今後の動向が注視されています。
賃料は共益費を除いた額で、前期より605円、前年同期より3,447円上昇し、月額坪あたり19,366円となりました。小幅な上昇にとどまった前期から再び上昇幅を拡大させており、2万円台に迫る勢いで強含みの動向になっています。
・賃料の対前年変動率
Aクラスビル：12.0％（前期比＋1.4ポイント）
Bクラスビル：9.1％（前期比＋2.8ポイント）
Cクラスビル：21.7％（前期比＋6.0ポイント）
各クラスにおけるビル賃料の対前年変動率は、いずれもプラスでAクラスが12.0％、最も低いBクラスでも9.1％、Cクラスにいたっては21.7％もの上昇になっていました。4期連続で全クラスがプラス水準となったほか、いずれもその変動プラス幅は前期を上回るものとなり、好調さをみせています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 「オフィスレント・インデックス」資料提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018
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