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不動産投資の専門サイトとして、さまざまな情報コンテンツの提供を進める「健美家」の運営元、健美家株式会社は13日、2018年分の「投資マンション利回りランキング：東京23区編」を公開しました。

2018年の1年間に「健美家」サイトへ新規登録された東京23区の収益不動産（投資用不動産）である区分マンションについて、平均利回りを算出、分析した結果をみることができます。

・投資マンション利回りランキングトップ10
1位 葛飾区：7.57％（前年比＋0.26ポイント、前年1位）
2位 足立区：7.27％（前年比－0.03ポイント、前年2位）
3位 中野区：6.39％（前年比＋0.26ポイント、前年5位）
4位 世田谷区：6.35％（前年比＋0.11ポイント、前年3位）
5位 杉並区：6.33％（前年比＋0.21ポイント、前年6位）
6位 江戸川区：6.23％（前年比＋0.01ポイント、前年4位）
7位 練馬区：6.15％（前年比＋0.17ポイント、前年8位）
8位 大田区：6.13％（前年比＋0.16ポイント、前年9位）
9位 板橋区：6.10％（前年比＋0.16ポイント、前年10位）
10位 荒川区：5.88％（前年比＋0.06ポイント、前年13位）

2018年に新規登録された投資用区分マンションの利回りを、区別に平均してランキング化すると、トップは葛飾区の7.57％で、前年より0.26ポイント上昇していました。2位は足立区で、前年に比べると0.03ポイントの微減になりましたが、7.27％と比較的高い水準でこれに続いています。トップ2のみ7％を上回る水準で、前年の顔ぶれと同じになり、引き続き北東部の2区が高い利回りを記録していました。

3位は、前年5位の中野区が6.39％でランクイン、トップの葛飾区と同じ、前年比0.26ポイントの上昇になっています。4位は前年3位の世田谷区が、0.11ポイントの上昇になる6.35％で入りました。5位は前年から1つ順位を上げた杉並区で、6.33％です。

トップ10に大きな順位変動はみられず、新たにトップ10入りしたのは、10位の荒川区のみでした。荒川区を除く9位までが6％超の利回りになっています。

・投資マンション利回りランキングワースト5
1位 千代田区：5.02％（前年比－0.20ポイント、前年23位）
2位 港区：5.20％（前年比－0.14ポイント、前年21位）
3位 中央区：5.31％（前年比＋0.04ポイント、前年22位）
4位 江東区：5.46％（前年比－0.06ポイント、前年19位）
5位 墨田区：5.52％（前年比＋0.06ポイント、前年20位）

2018年に新規登録された投資用区分マンションを対象とする利回り平均で、ワースト5となった区をみると、最下位は千代田区の5.02％で、前年より0.20ポイントのダウンになっていました。前年も23位で最下位となっており、物件価格の高い地域であることから、引き続き低い傾向がみられています。

ワースト2位は港区で、前年より0.14ポイント低下、5.20％でした。3位は中央区で、こちらは前年から0.04ポイント上昇、5.31％と微増になっています。順位でも港区と中央区が逆転しました。以降、江東区の5.46％、墨田区の5.52％と続き、ワースト5の顔ぶれは前年と全く同じでした。

・東京23区の利回り動向
全体平均：5.89％（前年比＋0.05ポイント）
利回り増加：14区
利回り横ばい：1区
利回り低下：8区

東京23区の利回り平均は、前年に比べると0.05ポイントの上昇で5.89％になり、わずかながら改善がみられました。前年からの変化でも、利回りがアップした区が14区、ダウンした区が8区で、上昇地域が低下地域を上回っています。目黒区は唯一、前年と同じ5.85％でした。

前年比で最も利回りを増加させた幅が大きかったのは、トップの葛飾区と3位の中野区の0.26ポイントで、逆に最も利回りを下げたのは、最下位の千代田区における0.20ポイントでした。それぞれトップと最下位が該当しており、より地域差が広がっているとみることもできます。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）
（調査内容・不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家（けんびや）より）


▼外部リンク

健美家株式会社　プレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2019-03-13.html