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株式会社リクルート住まいカンパニーは7日、品川駅まで30分圏内の駅エリアを対象に、中古マンション価格相場の調査を実施、相場が安い順にランキング化した結果を発表しました。今回のランキングは「ファミリー編」として、専有面積70平米以上～100平米未満の物件を対象にしています。

品川駅周辺エリアは、JR山手線・京浜東北線の田町～品川間に新駅を開業することが予定されており、4日にはその名称も「高輪ゲートウェイ」駅となることが決定・発表されるなど、高い関心を集めています。同駅は2020年の開業予定ですが、その他にも複合的な再開発事業が進んでおり、あらためてブランド化が加速する市場注目の人気エリアとなってきました。

そうした品川駅エリアを30分以内で到着可能という生活圏内に収めたいなら、お得なエリアはどこか、ランキングではそうした願いを叶える中古マンションの最新相場をみることができます。

・調査概要
対象駅：「SUUMO」掲載物件が11件以上ある品川駅まで電車で30分以内の駅
対象物件：駅から徒歩15分以内、築年数40年未満、価格3億円以下、専有面積70平米以上100平米未満
データ算出期間：2018年4月1日～6月30日

・品川駅30分以内の相場が安い駅ランキング（ファミリー編）
1位 保土ケ谷（JR横須賀線ほか・神奈川県横浜市／25分）：2,990万円
2位 東戸塚（JR横須賀線ほか・神奈川県横浜市／30分）：3,780万円
3位 新小岩（JR総武線・東京都葛飾区／22分）：3,980万円
4位 新川崎（JR横須賀線ほか・神奈川県川崎市／13分）：4,350万円
5位 川崎（JR京浜東北線ほか・神奈川県川崎市／9分）：4,575万円
6位 平和島（京急本線・東京都大田区／7分）：4,675万円
7位 鶯谷（JR山手線ほか・東京都台東区／20分）：4,680万円
8位 京急川崎（京急本線ほか・神奈川県川崎市／11分）：4,690万円
9位 市川（JR総武線・千葉県市川市／28分）：4,980万円
9位 東神奈川（JR京浜東北線ほか・神奈川県横浜市／24分）：4,980万円
9位 蒲田（JR京浜東北線ほか・東京都大田区／10分）：4,980万円
12位 立会川（京急本線・東京都品川区／5分）：5,055万円

条件を満たすファミリー向けサイズの中古マンション物件価格相場で最も安かったのは、JR横須賀線で横浜駅の次になる「保土ケ谷」駅の2,990万円でした。品川駅まで25分のエリアですが、3,000万円を切っています。保土ケ谷駅周辺エリアの相場は、カップル向けの40平米以上70平米未満物件でも、最安となっていたため、とにかく安さにこだわって探したいなら、まずチェックしておくべきエリアといえそうです。

2位には横浜から出て、さらに保土ケ谷の次駅となる「東戸塚」駅がランクインしました。こちらは3,780万円と約800万円のアップになりますが、駅周辺にはスーパーやショッピングモールなど大型商業施設が整備されており、中古マンションの物件数も今回ランクインしたトップ12駅中最多であったことが報告されていますから、理想的な物件を見つけやすい可能性があります。

トップ2がJR横須賀線の隣駅となったほか、トップ5には同線の駅がもう1つランクインし、3つを占める結果ともなっていました。線としても注目したいところでしょう。

3位にはJR総武線の「新小岩」駅が3,980万円でランクインしました。22分の距離ですが、4,000万円アンダーで東京都内では最も安い相場になります。駅南口側には全長約420メートルにわたるアーケード商店街があり、下町風情漂う店舗が軒を連ねている新小岩エリアは、日常の買い物にも便利な環境で、ファミリー層としての生活利便性も高いと考えられます。

4位には「新川崎」駅が4,350万円でランクインしました。こちらはファミリー向けよりコンパクトなカップル向けやシングル向け物件を対象とした調査では上位にみられないエリアで、広めの物件でお得になるエリアとみることができそうです。駅東側には2015年～2016年に誕生した複合商業施設「新川崎スクエア」があります。

5位はJR京浜東北線などの「川崎」駅で、4,575万円が平均相場でした。アドレスは神奈川県川崎市となりますが、品川駅からの所要時間は10分を切り、9分になるため、スピーディなアクセスという点で注目されます。

ちなみにトップ12で最も品川駅からの所要時間が短かったのは、やはり12位の京急本線「立会川」駅で、5,055万円ながら所要時間5分、アドレスも同じ品川区でした。

・品川駅徒歩15分以内の相場
ファミリー向け：8,280万円

調査の起点駅となった品川駅から徒歩15分以内にあるファミリー向け中古マンションの価格相場は、平均で8,280万円となっており、ランキングトップの保土ケ谷駅との差は5,290万円もありました。12位の電車で5分、同じ品川区に立地する立会川駅と比較しても、3,225万円の開きがあります。

ブランド力やその他の条件でも違いはありますが、相場価格差を考えると、少し範囲を広げて物件を探してみる価値は十分にあることも示されています。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社リクルート住まいカンパニーによるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000028482.html