収益物件
2018/12/07
【pickupニュース】賃貸HS、空室物件も導入後平均約1カ月で成約に
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
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調査の対象期間は2017年7月1日～2018年5月31日で、実施期間が2018年7月1日～8月31日、協会ホームページを通じたデータ収集と会員向けアンケートの送付・回収による調査方法で2,426件の有効回答を得ました。
・回答内訳
【マンション】
賃貸：156件
空室：634件
在宅：9件
【戸建】
賃貸：5件
空室：177件
在宅：9件
有効回答の詳細分類内訳をみると、マンションが賃貸156件、空室634件、在宅9件の合計799件、戸建住宅は賃貸5件、空室177件、在宅9件の合計191件でした。第1回調査の前年は、ごく限られた数のデータによるものとなっていましたが、今回はその約14倍にあたるデータが回収でき、より実態を反映した結果になったとみられています。
・空室売買物件のホームステージング地域別件数
東北：2.2％
関東：64.6％
北陸・信越：2.4％
東海：3.5％
近畿：23.8％
四国：0.2％
中国：2.3％
九州：0.8％
沖縄：0.2％
空室となっている不動産売買物件のホームステージング実施件数を地域別に分析すると、やはり「関東」が最も多く、全体の64.6％を占めていました。次いで多いのは「近畿」の23.8％です。首都圏など大都市における利用・展開が中心ですが、前年に比べると、少数ながら東北や北陸、中国、九州・沖縄、四国にまでホームステージングが広がってきていることが確認されました。
・賃貸物件のホームステージング地域別件数
東北：0.5％
関東：72.5％
北陸：5.0％
近畿：11.0％
中国：10.5％
九州：0.5％
賃貸のホームステージングは、売買物件と同じく「関東」が最多で、全体の72.5％と4分の3近くを占めています。以下、「近畿」と「中国」が約1割、「北陸」が5.0％などとなっていました。効果の認知と導入は、まず大都市圏から始まり、その後それ以外の地方圏へと波及していくと考えられているため、今後の広がりが期待されます。ただし、売買物件に比較すると、やや遅れての導入になっているといい、地域展開も売買物件よりさらに時間がかかる可能性が指摘されました。
【空室】
導入前までの空室期間：36日
導入後成約までの期間：58日
ホームステージング費用：223,480円
【賃貸】
導入前までの空室期間：91日
導入後成約までの期間：33日
ホームステージング費用：68,337円
【在宅】
導入前までの空室期間：70日
導入後成約までの期間：29日
ホームステージング費用：73,841円
ホームステージング実施物件の詳細を、カテゴリー別に調査・分析すると、空室カテゴリーでは、平均36日の空室となっていたものが、ホームステージング導入後は平均58日で成約にいたっていました。レンタル費用や家具込みの費用などが含まれるため、費用はやや高額で平均223,480円となっています。
賃貸カテゴリーでは、91日の平均空室期間であったものが、導入後平均33日で成約にこぎつけており、費用も7万円を切る68,337円が平均値でした。比較的リーズナブルな投資により、約1カ月で空室を解消、成約となっている点が注目されます。
在宅カテゴリーでも、導入前までの平均空室期間は70日で、導入後の成約までにかかった期間は30日を切る29日と、スピーディな取引が促されていることがうかがわれます。こちらのホームステージング費用は平均73,841円でした。まだ限られた調査データ数ではあるものの、不要家財の回収費用やハウスクリーニングなども含む料金であることを考えると、費用対効果の高いものになってきているといえます。
・賃貸ホームステージングによる家賃変化
導入前：67,358円
導入後：68,691円
賃貸物件のホームステージング実施例で、家賃の変化をみたところ、導入前は月額平均67,358円でしたが、導入後は68,691円となり、1,333円の上昇を確認することができました。
先のデータとあわせると、約3カ月空室となっていた物件が、およそ1カ月分の家賃をかけたホームステージングの実施により、1,300円超の家賃値上げを行っても、1カ月程度で入居者が決まっている計算になります。
今後はホームステージングの手法もさらに多様に、高度に進化して効果をアップさせていくと見込まれることから、日本ホームステージング協会では、成長期にある同手法の利用が広がっていくとの見方を示しています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
一般社団法人日本ホームステージング協会 プレスリリース
http://www.homestaging.or.jp/
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日本ホームステージング協会が18年白書を公開
一般社団法人日本ホームステージング協会は3日、2回目の実態調査となる「ホームステージング白書2018」の結果をとりまとめて発表しました。協会が運営する認定試験に合格した全国のホームステージャー、および法人会員企業の協力のもと、実施されている調査です。調査の対象期間は2017年7月1日～2018年5月31日で、実施期間が2018年7月1日～8月31日、協会ホームページを通じたデータ収集と会員向けアンケートの送付・回収による調査方法で2,426件の有効回答を得ました。
・回答内訳
【マンション】
賃貸：156件
空室：634件
在宅：9件
【戸建】
賃貸：5件
空室：177件
在宅：9件
有効回答の詳細分類内訳をみると、マンションが賃貸156件、空室634件、在宅9件の合計799件、戸建住宅は賃貸5件、空室177件、在宅9件の合計191件でした。第1回調査の前年は、ごく限られた数のデータによるものとなっていましたが、今回はその約14倍にあたるデータが回収でき、より実態を反映した結果になったとみられています。
・空室売買物件のホームステージング地域別件数
東北：2.2％
関東：64.6％
北陸・信越：2.4％
東海：3.5％
近畿：23.8％
四国：0.2％
中国：2.3％
九州：0.8％
沖縄：0.2％
空室となっている不動産売買物件のホームステージング実施件数を地域別に分析すると、やはり「関東」が最も多く、全体の64.6％を占めていました。次いで多いのは「近畿」の23.8％です。首都圏など大都市における利用・展開が中心ですが、前年に比べると、少数ながら東北や北陸、中国、九州・沖縄、四国にまでホームステージングが広がってきていることが確認されました。
・賃貸物件のホームステージング地域別件数
東北：0.5％
関東：72.5％
北陸：5.0％
近畿：11.0％
中国：10.5％
九州：0.5％
賃貸のホームステージングは、売買物件と同じく「関東」が最多で、全体の72.5％と4分の3近くを占めています。以下、「近畿」と「中国」が約1割、「北陸」が5.0％などとなっていました。効果の認知と導入は、まず大都市圏から始まり、その後それ以外の地方圏へと波及していくと考えられているため、今後の広がりが期待されます。ただし、売買物件に比較すると、やや遅れての導入になっているといい、地域展開も売買物件よりさらに時間がかかる可能性が指摘されました。
賃貸は7万弱で可能、費用対効果の見込める手法に
・ホームステージングの実施物件状況【空室】
導入前までの空室期間：36日
導入後成約までの期間：58日
ホームステージング費用：223,480円
【賃貸】
導入前までの空室期間：91日
導入後成約までの期間：33日
ホームステージング費用：68,337円
【在宅】
導入前までの空室期間：70日
導入後成約までの期間：29日
ホームステージング費用：73,841円
ホームステージング実施物件の詳細を、カテゴリー別に調査・分析すると、空室カテゴリーでは、平均36日の空室となっていたものが、ホームステージング導入後は平均58日で成約にいたっていました。レンタル費用や家具込みの費用などが含まれるため、費用はやや高額で平均223,480円となっています。
賃貸カテゴリーでは、91日の平均空室期間であったものが、導入後平均33日で成約にこぎつけており、費用も7万円を切る68,337円が平均値でした。比較的リーズナブルな投資により、約1カ月で空室を解消、成約となっている点が注目されます。
在宅カテゴリーでも、導入前までの平均空室期間は70日で、導入後の成約までにかかった期間は30日を切る29日と、スピーディな取引が促されていることがうかがわれます。こちらのホームステージング費用は平均73,841円でした。まだ限られた調査データ数ではあるものの、不要家財の回収費用やハウスクリーニングなども含む料金であることを考えると、費用対効果の高いものになってきているといえます。
・賃貸ホームステージングによる家賃変化
導入前：67,358円
導入後：68,691円
賃貸物件のホームステージング実施例で、家賃の変化をみたところ、導入前は月額平均67,358円でしたが、導入後は68,691円となり、1,333円の上昇を確認することができました。
先のデータとあわせると、約3カ月空室となっていた物件が、およそ1カ月分の家賃をかけたホームステージングの実施により、1,300円超の家賃値上げを行っても、1カ月程度で入居者が決まっている計算になります。
今後はホームステージングの手法もさらに多様に、高度に進化して効果をアップさせていくと見込まれることから、日本ホームステージング協会では、成長期にある同手法の利用が広がっていくとの見方を示しています。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
一般社団法人日本ホームステージング協会 プレスリリース
http://www.homestaging.or.jp/
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