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クリナップ株式会社は13日、自宅のリフォームを行った経験をもつ既婚女性を対象とし、「リフォームの理想と現実」に関する調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2018年8月8日～8月14日の期間、リフォーム実施後5年以上が経過している40～60代の既婚女性300人を対象に、年代別の均等割付でインターネット調査方式により行われています。実施機関は楽天インサイトです。

・リフォームでこだわった場所
キッチン：44％
トイレ：39％
バス：39％
リビング：27％
外装：19％

まずリフォームでこだわった場所を尋ねると、1位は「キッチン」の44％で、次ぐ2位は「トイレ」と「バス」が同率の39％、4位に「リビング」の27％という結果になりました。4割前後の上位は、水回りに集中しています。

調査対象が女性であったことも影響してか、「キッチン」へのこだわりは強く、高さを調整したり、IHコンロに変えて安全性や手入れのしやすさを改善したりしたといった声が多くみられました。調理中の動線や日々の掃除のしやすさに対する意識の高さがうかがわれます。

・すでに劣化し始めていると感じる場所
キッチン：22％
バス：21％
トイレ：14％
外装：12％
リビング：9％

続いてリフォームを行ったにもかかわらず、すでに劣化し始めていると感じる場所を挙げてもらうと、やはり「キッチン」がトップで22％の回答を集めました。2位は「バス」の21％、3位は「トイレ」で14％、以下4位が「外装」の12％、5位に「リビング」9％などとなっています。

こだわった場所と、水回りが上位トップ3を占めた傾向は同じになっており、力点を入れても、一定期間を経ることで水回りの劣化は生じやすく意識もされやすいことが分かります。

「キッチン」では、デザインや使い勝手でリフォーム後の仕上がりを後悔する声も一部にみられました。日々まとまった時間、そこを利用し、意識も高くこだわりたいからこそ、こんなはずではなかったという思いや小さな劣化も感じとりやすいようです。

一方、長く時間を過ごす場所でも「リビング」は、こだわってリフォームすると劣化が感じられにくく、かえって「外装」の方が見た目として気になりやすい傾向がみられました。

・劣化を発見した時の気持ち
がっかり：43％
我慢するしかない：31％
同じ家に住み続けることに少しうんざりする：17％
お金がもったいなかったと思う：9％
家事をする気がなくなる：6％
リフォームをしなければよかったと思う：4％
その他：7％
特になし：18％

リフォーム後の家に劣化ポイントを見つけた際にどう感じたか回答してもらった結果では、「がっかりする」が最多の43％で、2位は「我慢するしかないと思う」の31％、3位には「同じ家に住み続けることに少しうんざりする」が17％でランクインしました。

「リフォームをしなければよかったと思う」人は4％と少数にとどまったことから、リフォームしたことそのものを後悔する人は少なく、気分が落ち込みながらも、せっかく手を入れたのだからと、劣化や不満点を我慢してしまうケースが多いようです。

・予算都合であきらめたもの
特になし：67％
ステンレス製、対面型などグレードの高いキッチンへの交換：11％

リフォームを実施するにあたり、予算の都合であきらめたものを問うた設問では、「特になし」が67％で多くを占めましたが、具体的な回答があった中では「ステンレス製、対面型などグレードの高いキッチンへの交換」が1割強でトップになっていました。

強いこだわりがあるものの、キッチンのリフォームを予算の都合で変更、理想よりは下の選択をしてしまった人も少なくないことが分かります。

リフォーム経験をもとにこれからリフォームをする人へのアドバイスを求めると、「キッチンは妥協しちゃいけないと思う」、「毎日使うキッチンやお風呂、トイレは予算が許す限り納得のできる設備に」といった声が聞かれ、キッチンを中心とした水回りは劣化も目立ちやすいことから、予算と折り合いをつけながら、十分な吟味を行うべきと考える傾向が強くみられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

クリナップ株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000036791.html