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マイボイスコム株式会社は6月23日、今回で15回目となる「マンションのブランドに関するアンケート調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、同社の「MyVoice」アンケートモニターを対象に、2018年5月1日～5月5日の期間、インターネットリサーチ方式で実施、10,587人の有効回答を得たものです。なお回答者の男女比は男性54％、女性46％でした。

・分譲マンションの購入時期
以前（4年以上前）購入した：17.7％（前回比－0.4ポイント）
最近（3年以内）購入した：1.5％（前回比－0.2ポイント）
近々（3年以内）購入したい：1.9％（前回比＋0.3ポイント）
将来（4年以上先）購入したい：5.8％（前回比＋0.3ポイント）
分譲マンションには関心がなく購入もしない：64.2％（前回比＋0.9ポイント）
その他：9.0％（前回比－0.7ポイント）

まず分譲マンションの購入について、経験や意向を尋ねたところ、「4年以上前に購入した」人は17.7％で、2017年5月の前回調査時より0.4ポイント減少していました。「3年以内に購入した」人も1.5％とやや減少しています。

「3年以内に購入したい」と「4年以上先に購入したい」人は、それぞれ1.9％、5.8％と0.3ポイントずつ増加しましたが、「分譲マンションには関心がなく、購入もしない」と回答した人が64.2％にのぼり、増加傾向にありました。

地域的な特性としては、関東で購入経験・意向とも高い傾向がみられ、逆に東北や北陸、四国などでは「関心がなく、購入もしない」人が8割弱を占めるなど、他地域より高くなっていたことが報告されています。

・マンション購入時の重視点
最寄駅からの距離：67.0％（前回比＋1.2ポイント）
生活環境の利便性：62.8％（前回比＋2.2ポイント）
日当たり・採光：59.6％（前回比横ばい）
間取り：55.6％（前回比＋0.5ポイント）
住居の向き：45.8％（前回比＋1.8ポイント）
周辺環境：44.7％（前回比＋0.3ポイント）
通勤・通学のしやすさ：43.6％（前回比＋1.0ポイント）
地域の治安：42.2％（前回比＋2.1ポイント）
耐震性：39.6％（前回比＋0.7ポイント）
居住スペースの広さ：38.4％（前回比＋1.3ポイント）
収納スペース：36.6％（前回比＋0.2ポイント）

マンションの購入経験や意向がある人を対象に、購入時の重視点を複数回答可で選択してもらうと、「最寄駅からの距離」が67.0％でトップとなり、2位は「生活環境の利便性」で62.5％、3位は「日当たり・採光」の59.6％となりました。これらトップ3が6割前後の回答率で高くなっています。

回答率の高い項目に大きな変化はなく、男女別では女性の方がより多くのポイントを重視点に挙げていました。中でも「地域の治安」や「間取り」、「収納スペース」は男女差が大きく、女性が男性を上回っています。東北、北陸、九州の各地域では、「生活環境の利便性」が重視される傾向が強く、同項目がトップになっていました。

こうした重視点など物件に関する情報収集で用いる情報源では、「住宅情報サイト、比較サイト」、「展示場・モデルルーム」、「マンション販売会社のサイト」がそれぞれ3割強で上位となったそうです。

・住むなら一戸建てかマンションか
一戸建てに住みたい：53.4％（前回比＋0.4ポイント）
マンションに住みたい：20.4％（前回比＋0.5ポイント）
どちらともいえない：24.0％（前回比－0.8ポイント）
無回答：2.2％（前回比－0.1ポイント）

条件が同じ場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいか尋ねたところ、「一戸建て」希望は53.4％で前回よりわずかながら増加、過半を占めました。男女別では、男性の比率が高くなっています。地域別でみると、東北や中部、四国が高めで6割強の人が「一戸建て」を望んでいました。

「マンションに住みたい」人は20.4％で、こちらも前回に比べるとわずかに増加、関東で高めの傾向にあり、3割弱が「マンション」居住意向となっています。

・一戸建てに住みたい理由
駐車場代がかからない：43.9％（前回比＋0.7ポイント）
庭を造ることができる：43.5％（前回比－1.5ポイント）
管理組合などのわずらわしさがない：37.8％（前回比＋1.3ポイント）
リフォームや建て替え・増築の自由度が高い：32.3％（前回比－0.9ポイント）

一戸建てに住みたい理由としては、「駐車場代がかからない」がトップで43.9％、次ぐ2位は「庭を造ることができる」の43.5％でした。3位には「管理組合などのわずらわしさがない」が37.8％でランクインしています。

第10回からの調査結果推移をみると、2位の「庭を造ることができる」は年々減少傾向にあり、2013年の第10回調査では53.0％の回答率があったため、今回までに10ポイント近く低下しています。

・マンションに住みたい理由
セキュリティが充実している：47.5％（前回比－0.8ポイント）
設備メンテナンス・清掃などの負担が少ない：43.9％（前回比－1.2ポイント）
設備が充実：40.2％（前回比＋3.2ポイント）
機密性、断熱性が高い：38.7％（前回比－2.6ポイント）

一方、マンション居住意向者の理由では、「セキュリティが充実している」が47.5％でトップ、2位は「設備メンテナンス・清掃などの負担が少ない」で43.9％、3位は「設備が充実」の40.2％でした。「機密性、断熱性」の高さも4割近くの支持を集めています。

・住んでみたいマンションブランド
プラウド：8.5％
ザ・パークハウス：5％
ライオンズマンション：5％
グランドメゾン：3％

住んでみたいマンションブランドでは、野村不動産の「プラウド」がトップで8.5％の回答率でした。次いで人気だったのは三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス」、大京の「ライオンズマンション」で、いずれも5％となっています。

なお北海道、中部、中国では「ライオンズマンション」が1位になり、関東では「ザ・パークハウス」、近畿では阪急阪神不動産の「ジオ」が2位となるなど、地域差もみられました。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


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マイボイスコム株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000606.000007815.html